レクサスRX350hのバージョンLに試乗する機会があった。ショールームで実車を前にしたとき、正直、内装の質感には驚かされた。
はろしょうこれ、座った瞬間から別格感がある。同じRXでも、バージョンLだと全然違う世界に入った感じがする。
フロントシート:ダークセピアが生み出す上質な空間


バージョンLに用意された専用カラー「ダークセピア」は、くすみがかったグレーとブラウンが混じったような独特の色味だ。写真で見るより、実物のほうがずっとリッチな印象を受ける。
シートはセミアニリンレザーを採用しており、表面は適度な光沢がありながらも、さらりとした触り心地。パーフォレーション(細かい穿孔)の入ったセンター部分と、滑らかなサイド部分のコントラストが高級感をさらに引き立てている。
シートの質感をもっと近くで見る


近くで見ると、菱形のステッチパターンが規則正しく並んでいる。このキルティングがバージョンLの証でもある。縫製のクオリティも高く、糸のテンションが均一で乱れがない。
ダークセピアは汚れが目立ちにくいという実用的なメリットもある。ベージュ系はきれいで明るい反面、デニムの色移りや汚れが気になるという声もあるが、ダークセピアならその心配が少ない。



ダークセピアって最初は地味かなと思ったけど、実際に座ってみると包まれる感じがすごくいい。飽きが来ないカラーだと思う。
バンブーオーナメントパネル:自然素材が空間をやわらかく演出


インパネからドアトリムにかけて配されたバンブー(竹)のオーナメントパネルは、このグレードを選ぶ理由のひとつになりうる装備だ。
竹を使った天然素材パネルは、木目調の加工パネルとは一線を画す本物感がある。節や繊維の向きが一枚ごとに異なり、同じ仕様でも表情が違う。均一すぎない、自然なランダム感がかえって上質に見える。
ダークセピアのシートとバンブーパネルの組み合わせは、和モダンのような落ち着いた雰囲気を室内に与えていた。「攻め」のデザインではなく、乗るほどに味わいが増すタイプの内装だと感じた。
ステアリング:握った瞬間から違いがわかる


本革巻きステアリングはパンチングレザーを採用。グリップ部分の太さとわずかな楕円形状が、長時間のドライビングでも疲れにくい設計になっている。
スイッチ類はステアリング左右に集約。オーディオ操作やクルーズコントロール、メーター表示の切り替えなど、視線を前に向けたまま多くの操作が完結できる。



ステアリングの握り心地って意外と毎日感じるところだから、ここがよくなるとドライブ全体の満足度がグッと上がる。バージョンLはそこを外していない。
センターコンソール:デザインと使い勝手を両立


センターコンソールはフローティング構造を採用しており、下部のストレージが使いやすい。カップホルダーは2個で蓋つき。ドリンクがしっかりホールドされるため走行中の揺れでも安定している。
シフトセレクターは電子式で、コンパクトにまとまっている。物理スイッチを最小限に抑えたすっきりとしたレイアウトで、視覚的なノイズが少なく高級感につながっている。
後席:ゆとりの空間と上質な仕立て


後席も手を抜いていない。ヘッドレストは独立した形状で、後頭部をしっかりサポート。シートバックの角度は適度に倒れており、長距離でも疲れにくい姿勢が保てる。
後席センターアームレストは格納式で、使わないときはすっきり収納できる。前席同様ダークセピアのレザーが使われており、前後で統一感のある空間になっている。
まとめ:バージョンLは「選ぶ理由」がある
RX350h AWDはバージョンLの一択。そもそもRX350hというモデル自体が「バージョンL」のみの設定で、上質な装備をフルに凝縮した1グレード展開となっている。ダークセピアのシートとバンブーパネルという組み合わせは、このモデルが持つ唯一無二の世界観だ。
- シート:ダークセピアのセミアニリンレザー、キルティングステッチ付き
- オーナメントパネル:天然バンブー(竹)
- ステアリング:本革パンチングレザー巻き
- 後席:前席と統一されたレザー仕様
毎日乗る車だからこそ、内装の質感は長く付き合える大切な要素だ。バージョンLはその点において、十分な投資価値があると言えるグレードだと思う。



毎日乗るなら内装のクオリティって本当に大事。バージョンLのダークセピア×バンブーは、見るたびに「いい車に乗ってるな」と思わせてくれる。そういう満足感って価格以上の価値がある。




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