結論:3台乗り継いで選んだのはバージョンLではなく RX350 Fスポーツ。「走る楽しさ」を優先したこの選択は、毎日のドライブを確実に楽しいものに変えてくれました。
はろしょうRX300 バージョンL → UX250h Fスポーツ → そして再びRX。今度はバージョンLでなくFスポーツを選びました。3台乗り継いで気づいた「自分がレクサスに本当に求めるもの」と、RX350 Fスポーツの実力を、オーナー目線で正直にレポートします。


あれは2026年春のことだった。UX250h Fスポーツに2年乗り、気づけばまたRXが恋しくなっていた。RX300 バージョンL AWDに乗っていたころの、あのゆとりある車格と走りの安定感が忘れられなかったからだ。
そして今回選んだのは、レクサスRX350 Fスポーツ AWD。バージョンLでなくFスポーツを選んだ理由、そして3台乗り継いで気づいたことを、オーナー目線で正直にレポートする。
なぜFスポーツを選んだのか ── バージョンLとの葛藤
RX350を検討し始めた時点で、まず突き当たる壁が「バージョンLにするか、Fスポーツにするか」という選択だ。実はこの2グレード、キャラクターがまったく異なる。
バージョンLはラグジュアリー路線。ダークセピアのセミアニリン本革シートにバンブー(竹)のインテリアパネルと、素材感の高さで他を圧倒する内装を持つ。一方のFスポーツは走りを前面に押し出したスポーティグレードで、専用サスペンション・専用シート・スポーツステアリングが与えられる。
結論から言えば、「走る楽しさ」を重視するなら迷わずFスポーツだ。前のRX300がバージョンLだったからこそ、今回はFスポーツの軽快なフットワークを体感したかった。
外観 ── Fスポーツ専用エクステリアの存在感


Fスポーツの外観は標準グレードと比べてかなり表情が変わる。新型RXから採用されたスピンドルボディ+シームレスグリル(旧来のスピンドルグリルからメッキ枠を外し、ボディと一体化させた表現)に対し、Fスポーツではグリル内部がメッシュパターンに変更され、よりアグレッシブな顔つきになっている。サイドのロッカーモールやリアのアンダースポイラーもFスポーツ専用品で、全体として彫刻的な迫力が増している。
ホイールは21インチアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)。これは新型RXの中ではFスポーツとversion L で共通選択できるタイプで、専用品ではない。ただ、Fスポーツの場合はその奥にオレンジのブレーキキャリパーが覗くのが特徴。ちらっと見えるオレンジが、RXに「走れるSUV」としての顔を与えている。


内装 ── スポーティだが上質さもある


Fスポーツの内装は、ブラックを基調としたスポーティな空間だ。シートはF SPORT専用 本革・ウルトラスエード®スポーツシート(写真はダークローズ)。サイドサポートがしっかりしており、コーナリングでの体の振られが少ない。長距離ドライブでも疲れにくい設計だと感じる。
ステアリングはFスポーツ専用の本革巻き3本スポーク。グリップ径が細めで、手に吸いつくような感覚がある。走りへの集中力が自然と高まる。
バージョンLのような「素材の贅沢さ」とは方向性が違うが、「スポーツカーのコクピット感」という点では Fスポーツが上だ。どちらが好みかは、まさにライフスタイル次第だと思う。
走り ── RX300からの乗り換えで感じた違い


FスポーツにはF SPORT専用チューニングのAVS(アダプティブバリアブルサスペンションシステム)が搭載されている。RX300(AL20型)と比べると、ステアリングの正確さと車体のフラット感が別次元だ。コーナーでのロールが抑えられており、SUVという感覚を忘れさせるほどのハンドリングを見せる。
エンジンは新開発の2.4L直列4気筒インタークーラー付ターボ(T24A-FTS型)に8速AT。最高出力275PS/6,000rpm、最大トルク460N·m/2,000-3,000rpm。発進から力強く、踏み込んだ時のレスポンスはUX250hのハイブリッドとは全く異なる「フィジカルな加速感」がある。





カタログ数値以上に違いを感じたのが、ステアリングを切ったときの「応答の鋭さ」。RX300のときは「大きなSUVを丁寧に走らせる」感覚だったのが、RX350 Fスポーツでは「軽快に曲がる」感覚に変わった。同じRXなのに別物のように感じます。
RX300 → UX250h → RX350 ── 3台乗り継いで思うこと


RX300のゆとり → UX250hのコンパクトな機敏さ → そして今のRX350の走りと上質さの融合。この3ステップの乗り継ぎで、自分がレクサスに求めるものが明確になってきた気がする。
それは「日常の移動が楽しくなること」だ。RX350 Fスポーツはそれを高い次元で実現してくれている。



RX300時代は内装の上質さが好きでした。UXでは取り回しの良さが嬉しかった。そして今、RX350 Fスポーツで「走りの楽しさ」を手に入れた。3台乗り継いで、自分にとっての”ちょうどいいレクサス”がやっと見つかった気がしています。
まとめ ── RX350 Fスポーツを選んで正解だったか?
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 外観のスポーティさ | ★★★★★ |
| 内装の質感 | ★★★★☆ |
| 走りの楽しさ | ★★★★★ |
| 乗り心地(快適性) | ★★★★☆ |
| 燃費(ガソリン車) | ★★★☆☆ |
結論:大正解だった。 Fスポーツの走りを選んで、毎日の通勤・週末のドライブが以前より確実に楽しくなった。バージョンLの内装美も捨てがたいが、「走れるRX」を求めるならFスポーツで間違いない。
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