18年で8台乗り継いで分かった、後悔しない車選びの本音【前編】

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18年で8台のクルマを乗り継いできた中で、最初の5台。bB/クラウン20系アスリート/ヴェルファイア30系前期/同後期/レクサスRX300 バージョンL。はすべて20代で経験しました。コンパクトカーから始まって、セダンの3.5L、そして大型ミニバンへ。20代の試行錯誤の中で、私の車選びの原点になった4台分の実体験を、3台のレクサスを7年・60,000km以上乗り継いだオーナー(はろしょう)が振り返ります。

はろしょう

20代で4台。それぞれに学びと後悔と感動がありました。いまの「車選びの本音」の原点を、当時の私の言葉で振り返ります。

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6つの本音と結論
目次

20代で乗った4台のクルマ

#車種購入所有期間の感覚
1トヨタ bB(中古2年落ち・ブラック)高校卒業後約5年
2トヨタ クラウン20系 アスリート 3500CC(中古・ホワイトパール)23歳約3年・約4万km
3トヨタ ヴェルファイア 30系前期 ZG(新車)クラウンから乗り換え約2年半
4トヨタ ヴェルファイア 30系後期(新車)マイナーチェンジで買い替え約1年半
20代の4台。コンパクトカーから3.5Lセダン、そして大型ミニバン2台へ

1台目:トヨタ bB(高校卒業後・約5年)

最初の愛車は トヨタ bB(ブラック・2年落ち中古・約120万円)。高校を卒業してから、約5年間ずっと乗り続けた相棒です。

「四角い車が好き」。 学生時代からの憧れ

bBを選んだ理由はシンプルで、「四角い車が好きだった」から。学生時代から「いつかこういう四角いトールワゴンに乗りたい」という憧れがあって、社会人になって初めてのまとまった出費としてbBを選びました。コンパクトカーの区分ですが、高さがあって荷物もよく載る。「いい相棒」という言葉がぴったりの1台でした。

「快適装備は早くつけたほうがいい」を学んだナビ後付け

購入したbBは 当初ナビなし。地図を片手に走っていた時期もありましたが、途中で パイオニアのカーナビを後付け しました。装着してから走り出した最初の日のことは、今でも覚えています。「快適装備は最初からつけておいたほうがいい」。このシンプルな教訓を、当時の自分のお財布で学べたのはbBのおかげです。

事故・擦り傷も含めて「最初に乗った車がbBでよかった」

5年も乗っていれば、当然いろいろあります。事故も経験したし、車をこすったりも何度かありました。でも、それらも含めて「車との付き合い方」の基礎を学べた時間でした。コンパクトでぶつけても致命傷になりにくいサイズ感、修理費もそこまで高くない。「最初に乗った車がbBでよかった」と、今でも思います。

はろしょう

bBで5年間、運転の基礎・装備の大切さ・車との付き合い方を学びました。すべての始まりの1台です。

2台目:トヨタ クラウン20系 アスリート 3500CC(23歳・中古)

23歳のとき、bBから一気に クラウン20系 アスリート(V6 3.5L・ホワイトパール・上級グレード) へジャンプアップしました。約3年・約4万kmを乗り継ぎ、私の「セダン愛」の原点になった1台です。

最初はレクサスGS。ネットからの見積もり依頼が原点

もともと セダンへの憧れ があって、最初は レクサスGS と悩んでいました。当時のレクサスディーラーとは まだ「知り合ったレベル」 で、店舗にも足を運んでいません。ネットから見積もりを依頼 したのが、私とレクサスとの最初の接点でした。

すると数日後、お手紙が添えられた見積もりが郵送で届きました。あの感動は今でも鮮明に覚えています。「自動車の見積もりに、こんな丁寧な手紙が添えられて来るのか」。これが私がレクサスというブランドに惚れ込む、最初のきっかけでした。

母の「身の丈にあった車にしなさい」発言と、その夜の凹み

店舗には足を運ばず、見積もりだけが手元に届いたあの数日間。23歳の私には、レクサスGSの車両価格は「ちょっと早すぎる」感じもしていました。そして、実家暮らしだった私のもとへ届いた見積もりは、当然親の目にも入ります

その夜、母から言われたのは 「身の丈にあった車にしなさい」。たった一言ですが、当時の私には深く刺さりました。あの晩は本当に凹みましたし、その記憶は今でも鮮明に残っています。

翌日、父からの一本の電話:「クラウンアスリート3500、状態のいいのがあるぞ」

そして翌日、仕事中に父から電話がかかってきました。「トヨタのディーラーでクラウンアスリート3500、状態のいいのがあるぞ。仕事終わってから見に来い」

仕事終わりにディーラーに駆けつけて見たのが、後に3年・4万kmを共にする クラウン20系 アスリート 3500CC(ホワイトパール・上級グレード) でした。「これだ」と直感し、そのまま購入を決めました。母の「身の丈」の言葉も飲み込んで、自分なりの折り合いをつけた最初の決断でした。

「これが3.5Lの馬力か!」。 加速・走り・疲れ知らずの長距離

V6 3.5Lの加速は、それまでのbBとは別次元でした。高速の追い越しや合流で「これが3.5の馬力か!」と感動したのを、今でも覚えています。瞬発力もあり、長距離移動も 疲れ知らず。セダンというボディタイプの実力を、当時の私はクラウンで初めて体感しました。

燃費は ハイオクで7〜8km/L。決して良い数字ではありませんが、「3500CCにしては良いほうだと思っていた」のが正直な感想です。とはいえ、ガソリン代と自動車税の維持費はしんどいと感じる場面もあって、これが後の「固定費を意識する」感覚の原点になりました。

同年代の反応:「先輩からの妬み・友達からは共感」

23歳でクラウンアスリート3500に乗っていると、周囲の反応は明確に二極化しました。会社の先輩からの妬みはすごかったです。一方で、友達からは「クラウンすごいな」と共感をもらえて、それが本当に嬉しかった

こうした周囲のリアクションも、20代の私には大きな経験でした。「身の丈以上に見える車」を持つことの意味。羨望、妬み、共感、孤独感、自負。いろいろな感情がセットでついてくるのだと、当時のクラウンが教えてくれました。

3年目に発覚したヘッドライトくすみ:専門店の必要性

クラウン20系を所有して 新車から5年経ったあたり(中古で買ったので私の所有3年目ほど)、ヘッドライトのくすみが目に見えて分かるようになりました。輝きがなくなって、車全体の印象も少しくたびれて見える。

自分でクリーナーを買って擦ってみたり、ディーラーに頼んでみたりもしましたが、あまり改善しません。「これは専門店に出すレベルの作業だな」と気づき、ヘッドライトくすみは 専門店に任せるべき領域 だと学びました。中古車を選ぶときの「経年劣化の見方」を、私はクラウンで覚えました。

母の言葉を超えて:「大事なのは自分の財布事情と決断力」

クラウンを所有してみて、母の「身の丈にあった車にしなさい」という言葉を何度も思い返しました。そして自分なりに出した結論はこうです。

クラウンが私に残した「決断の哲学」

一人暮らしもできて、他人に迷惑をかけないのであれば、自分が乗りたい車に乗ったほうがいい。後悔したくないし、「あのとき言われたから買えなかった」と人のせいにしたくない。自分の人生は自分で決めたい。もちろん仕事も頑張る。けれど、大事なのは「自分の財布事情」と「決断力」。この2つだと思います。

余談ですが、クラウン3.5Lの加速感が今でも忘れられず、リセールや予算に余裕があれば、いつかまた大排気量の車に乗ってみたいという気持ちは今もあります。「数字に出ない感動」だけでなく、「数字(排気量)への憧れ」も、車好きとしては自然な感情なのだと思います。

3台目:ヴェルファイア30系 前期 ZG(クラウンから乗り換え)

トヨタ ヴェルファイア 30系(ホワイト系・新車)
初めて新車で買ったヴェルファイア30系前期 ZG。会社の先輩のヴェルに同乗させてもらったあの日の感動が、すべての始まりでした

「先輩のヴェルファイアに乗せてもらった日」が大転換のきっかけ

クラウン20系で3.5Lの世界を堪能していた私を「セダンから大型ミニバン」へ動かしたのは、会社の先輩が30系ヴェルファイアに乗っていて、ある日それに同乗させてもらった経験でした。

後席に座って走り出した瞬間の 乗り心地の良さに、本当に感動したのを覚えています。これは独身の私にとっても、「ヴェルファイアという1台への憧れ」が深まる決定的な日でした。

実は20系ヴェル時代から悩んでいた:「タイミングではない」と一度は見送った

振り返ると、20系ヴェルファイアの時代にもディーラーで試乗させてもらっていました。当時から「いつかは乗ってみたい1台」だったのです。ただ、その時はクラウンへの憧れの方が強くて、「いまはタイミングではない」と判断してセダン(クラウン)を選びました。

結局その「いつか」は、30系の発売と先輩の試乗体験というタイミングで訪れることになりました。気になっていた1台は、形を変えてでも結局は手元に来る。これも8台振り返って気づくことのひとつです。

ZAではなくZGを選んだ理由:「30万円の差で装備が一気に充実するなら安い」

購入時、最初は ZA も検討しました。価格を抑えるならZAでも十分カッコいいし、十分豪華です。けれど見積もりを比較してみると、約30万円の差額で、ZGはセンターコンソールをはじめとした装備が一気に充実する。「これだけ装備が増えるなら、30万円は安い」と判断して、ZGを選びました。

このときの判断基準。「絶対額だけでなく、装備差に対しての追加金額で判断する」。は、この後の車選びで毎回意識するようになる軸になりました。

4台目:ヴェルファイア30系 後期(マイナーチェンジで2年半で買い替え)

ヴェルファイア30系前期を 約2年半 乗ったタイミングで、マイナーチェンジ後の 30系後期 へ新車で乗り換えました。

「前期から後期に買い替えるほどの装備刷新」

30系後期で変わったポイントで、私にとって大きかったのは:

  • フロントマスクのデザイン刷新(より迫力ある顔つきに)
  • テールランプの意匠変更
  • デジタルインナーミラー をはじめとした快適装備

所有期間がまだ2年半とまだ短かったにもかかわらず、「装備の進化に追いつくために買い替える」という選択は、後の「3年周期で新陳代謝させる」哲学の原点になりました。

20代の4台で気づいた3つのこと

20代の4台を振り返って、いまの私の「車選びの軸」になっているのはこの3つです。

① 快適装備は最初からつけたほうがいい

bBにナビを後付けした経験から学びました。装備は 「あったほうが便利」ではなく「ないと不便」。後付けでお金と時間を使うくらいなら、最初から装備の充実したグレードを選ぶ。これがヴェルファイア前期で「ZAではなくZG」を選んだ判断にも繋がっています。

② 大事なのは「自分の財布事情」と「決断力」

母の「身の丈にあった車にしなさい」発言が、結果的に私を 「自分の人生は自分で決める」 という考えへ導いてくれました。他人の意見ではなく、自分の財布と決断で選ぶ。これがクラウン以降、すべての車選びで一貫している軸です。

③ クルマは「数字」だけでは選べない(けれど「数字」も体験の一部)

ヴェルファイアの「先輩の乗せてもらった日の感動」、RX300の「これだ」と感じた瞬間、レクサスRX300の納車式で見た「3、2、1、オープン」。どれもスペック表には載っていません。一方で、クラウンの「3.5Lの加速感」のように、数字(排気量)からくる体験 も確かにあります。両方を大事にしながら選ぶ、というのが20代を通じて辿り着いた感覚です。

続きは「後編」と「哲学編」へ

ここまでが20代の4台分の振り返り。ヴェルファイア30系後期を乗り終えたあと、私は「レクサスRX300 バージョンL → ランドクルーザープラド → レクサスUX250h → レクサスRX350」という4台で30代を過ごします。後編では、その3台それぞれのストーリーと「ライフステージの変化に合わせた選択」を振り返ります。

そして、8台すべてを通じて気づいた 「後悔しない車選びの本音」6つ は、別途まとめた哲学編で深く掘り下げています。

次の1台を考え始めたら、まず愛車の価値を知る

私が20代の4台で学んだのは、「車選びは決断と財布の両方で行うもの」ということ。次の1台を考え始めるタイミングで、いまの愛車の本当の価値を知っておくと判断材料が一段増えます。ディーラー下取りだけだと相場より20万〜50万円差が出るケースもあります。

▼ もう1社の査定額もクロスチェックする方はこちら

20代の5台の試行錯誤が、いまの私の車選びの基礎を作ってくれました。次回の後編では、30代に入ってからの「ランドクルーザープラド → UX → RX350」の3台と、ライフステージの変化に合わせた選択を振り返ります。

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この記事を書いた人

レクサス歴7年・60,000km以上・3台連続オーナーのはろしょうです。

RX300バージョンL → UX250h Fスポ → 現所有RX350 Fスポと乗り継いだ実体験を発信。

年間維持費・実燃費・売却査定額・部品番号まで実測値で公開。ボディカラー名・装備名はレクサス公式と照合のうえ正確に記載しています。

週末はレクサスで気ままなドライブへ。

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