旧型UX250h Fスポーツを3年21,000km所有し、現在はRX350 Fスポーツに乗るオーナー(はろしょう)が、年次改良後のUX300h F SPORTを試乗した本音をレビューします。
結論から言うと、年次改良後のUXは非常におすすめです。走りが劇的に変わったというより、デジタルメーター・電子シフト・コックピット周りなど「毎日触れる部分」が大きく進化し、ようやく最新世代のレクサスになった、という印象でした。
📅 最終更新:2026年6月1日 | ✍ 著者:はろしょう(レクサス3台・7年6万km超/旧型UX250h元オーナー) | ⏱ 読了 約6分
この記事の結論
年次改良後のUX300h F SPORTは、走りの劇的変化というより12.3インチデジタルメーター・エレクトロシフトマチック(電子シフト)・コックピットの質感といった日常的に触れる部分が大きく進化。旧型UX250hを所有し、現在RX350に乗る視点でも「ようやく最新世代のレクサスになった」と感じる完成度でした。LBXとも比較しますが、総合力・高速安定性・ナビの見やすさで私はUXを選びます。
⚡ 5分で押さえる|年次改良後UX300hの核心3つ
CHECK 01|コックピット進化
12.3インチデジタルメーター+エレクトロシフトマチックでNX/RXと同世代の操作系に。毎日触れる部分が一新され満足度が大きく向上。
CHECK 02|走り・取り回し
コンパクトな車体で小回り良好。高速も安定感が高く長距離もこなせる。着座位置が低くセダン感覚で「操る楽しさ」がある。
CHECK 03|気になる点
長距離だと腰が疲れやすい。静粛性・重厚感はRXが上。長距離中心なら試乗での確認がおすすめ。
試乗したUX300h F SPORTの概要
今回試乗したのは、年次改良後のレクサス UX300h F SPORT。約2年落ち・走行距離およそ35,000km・白内装の車両です。私自身は年次改良前のUX250h Fスポーツを3年所有していたので、「改良前後で何が変わったのか」を実際に肌で比較できました。
はろしょう旧型UXを3年乗って、いまはRX350。だからこそ「改良後UXがどこまで良くなったか」を素直に比べられました。結論、想像以上に進化していました。


年次改良で大きく変わったポイント
UXは2023年12月発表・2024年から年次改良モデルが登場し、パワートレインが250hからUX300hへ進化しました。ただ私が試乗して一番「変わった」と感じたのは、走りの数値よりも毎日触れるコックピット周りでした。
① 12.3インチデジタルメーター
以前のメーターと比べると大きな進化です。年次改良後は12.3インチのフル液晶メーターが採用され、現在所有しているRX350 F SPORTと比べても違和感がありません。とにかく見やすく、先進性が高い。毎日見る部分なので、所有満足度への影響はかなり大きいと感じました。


② エレクトロシフトマチック(電子シフト)
従来のレバータイプから電子シフト(エレクトロシフトマチック)へ変更され、NXやRXと共通の操作系になりました。実際に使うと操作しやすく、動きもスムーズで先進的。最新レクサスに乗っている感覚が一気に強まります。


③ シフト周辺デザインの洗練
電子シフト化によってシフト周辺がすっきりしました。見た目が洗練され、高級感も向上。スマートな印象になり、年次改良後モデルの大きな魅力のひとつだと感じます。
④ ウインカーのワンタッチ点滅
レバーを軽く操作すると約5回点滅する機能を搭載。高速道路の車線変更で便利で、日常の使い勝手も上がります。細かい部分ですが、こうした気配りは好印象でした。
実際に走って感じたこと
小回り性能
非常に良いです。コンパクトなボディサイズなので、街乗り・駐車場・狭い道でも扱いやすい。このサイズ感の取り回しの良さは、旧型UXを所有していた頃から一番のお気に入りポイントでした。


加速性能
十分満足できるレベルです。特に80km/h以上の速度域でも不満は感じませんでした。コンパクトな車体のぶん、体感の加速も良好です。
高速道路での印象
以前所有していたUX250hでも感じていましたが、UXは高速道路が苦になりません。今回も安定感が高く、疲れにくく、長距離移動もこなせる印象。コンパクトSUVながら高速性能は優秀だと改めて感じました。
ハンドリング
機敏に動きます。小回りの良さもあって、「車を操っている」という感覚があります。運転そのものを楽しめるSUVです。
運転席からの視界
久しぶりにUXへ乗って感じたのは、着座位置の低さです。SUVというよりセダンやハッチバックに近い感覚。個人的には非常に運転しやすく、車との一体感も感じられました。
ブレーキフィール
しっかり踏んだぶんだけ反応してくれます。違和感はなく、自然な感覚でコントロールできました。
乗り心地
特に不満はありません。普段使いには十分満足できるレベルです。
静粛性
静かではありますが、RXと比べるとロードノイズはやや拾いやすいと感じました。高級感や重厚感はRXのほうが上です。とはいえUXのクラスとしては十分静かで、価格帯を考えれば納得のレベルです。
内装について
白内装は想像以上に良い
試乗車は白内装でしたが、実際に見ると非常に良いです。明るく、上質で、高級感があります。個人的には白内装も十分ありだと感じました。ただしリセール面では、ブラックやレッドのほうが有利だと思われるので、売却を見据えるなら内装色も判断材料になります。


本革シートの品質
約2年・35,000km走行車にもかかわらず、シートには傷・擦れ・ヘタリがほとんど見られませんでした。レクサスのシート品質の高さを改めて感じます。


一方で感じた使用感
ステアリングやシフト周辺など、頻繁に触れる部分には多少の使用感がありました。中古車選びでは走行距離も重要な判断材料になると、改めて感じた点です。
LBXとの比較|私はUXを選ぶ
UXは同じレクサスのコンパクトモデルLBXと比較されることが多いですが、個人的にはUXをおすすめします。ボディサイズはLBXのほうが小さい(全長4,190mm・全幅1,825mm)ですが、総合力ではUXに分があると感じました。
UXが優れている点
- ナビが見やすい(ナビ位置が高く視線移動が少ない。LBXは少し下を向いて確認する必要がある)
- 高速安定性が高い
- 車格に余裕がある
- 長距離移動が快適
LBXが優れている点
ステアリングスイッチ周辺はLBXに分があります。NXやRXと同世代の操作系で、より最新レクサスらしい操作感。一方UXは一世代前のスイッチ設計で、押した感覚がしっかり残るタイプです。ここは好みが分かれるポイントだと思います。



LBXも魅力的なんですが、ナビの見やすさと高速での余裕を考えると、私は日常+長距離の両立でUXを選びます。
気になった点|長距離だと腰が疲れる
正直に書いておくと、長時間運転すると腰が痛くなりました。街乗りでは問題ありませんが、長距離中心のユーザーは試乗で確認したほうが良いです。RXと比べると、長距離快適性はRXのほうが上だと感じました。このあたりは車格の差なので、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 年次改良前のUX250hと改良後のUX300h、何が一番違う?
私が試乗して一番違いを感じたのは、走りの数値よりも「毎日触れる部分」です。12.3インチデジタルメーター、エレクトロシフトマチック(電子シフト)、シフト周辺の質感が大きく進化し、NXやRXと同世代の操作系になりました。所有満足度への影響が大きいポイントです。
Q2. UXとLBX、どちらを選べばいい?
ナビの見やすさ・高速安定性・長距離快適性・車格の余裕を重視するならUX、より小さなボディと最新世代のスイッチ操作系を求めるならLBXです。私は総合力でUXを選びますが、街乗り中心でとにかくコンパクトさを優先するならLBXも十分魅力的です。
Q3. UXは長距離移動に向いている?
高速道路の安定感は高く、長距離もこなせます。ただし私は長時間運転すると腰が疲れやすいと感じました。街乗り中心なら問題ありませんが、長距離が多い方は必ず試乗で座り心地を確認することをおすすめします。長距離快適性で比べるとRXのほうが上です。
Q4. 中古でUX300hを買うときの注意点は?
本革シートは2年・35,000km走行車でも傷やヘタリがほとんどなく品質は高いですが、ステアリングやシフト周辺など頻繁に触る部分には走行距離なりの使用感が出ます。中古を選ぶときは走行距離と内装の使用感をしっかり確認しましょう。内装色はリセールではブラックやレッドが有利な傾向です。






コメント