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レクサスRX350 Fスポーツを実際に所有して、年間にかかっている費用は最初の3年で約48万円、4年目からは約60〜63万円です。月あたりにすると4万円台から5万円台。このページでは、その内訳を項目ごとに全部公開します。「レクサスの維持費は年40〜80万」といった幅の広い目安ではなく、実際に払っている金額です。
結論|RX350の年間維持費は48〜63万円
まず全体像です。RX350 Fスポーツ AWD(2.4Lターボ・ガソリン)を、36歳・車両保険なし・年間12,000km走る条件で持った場合の実額です。
| 項目 | 最初の3年 | 4年目以降 |
|---|---|---|
| 自動車税 | 43,500円 | 43,500円 |
| 任意保険 | 26,400円 | 26,400円 |
| 重量税+自賠責(年換算) | 約16,500円 | 約16,500円 |
| 車検(年換算) | 約67,000円 | 約125,000円 |
| 燃料代 | 216,000円 | 216,000円 |
| メンテナンス(点検パック) | 0円(3年間無料) | 約30,000円 |
| 駐車場 | 96,000円 | 96,000円 |
| タイヤ(年換算) | — | 約50,000円 |
| 合計 | 約48万円 | 約60〜63万円 |
※最初の3年は、表の項目を単純に合計すると約46.5万円です。タイヤは走行距離によって交換時期が変わるため表では「—」としていますが、実際には積み立てが必要になります。本文の「約48万円」はその分を見込んだ概算です。4年目以降はタイヤ代を含めた金額になっています。
いちばん大きいのは燃料代の216,000円、次が駐車場の96,000円です。税金や保険は思ったより小さく、費用の半分近くは「走る・置く」ことに消えています。
RX350の全項目をさらに細かく見たい方は、こちらに領収書ベースでまとめています。レクサスRX350の年間維持費は48〜63万円【実例で全項目公開】
内訳①|税金は年6万円。思っているより小さい
「レクサス=税金が高い」というイメージがありますが、実際はそうでもありません。
- 自動車税 43,500円:排気量2,393cc(2.0L超〜2.5L以下の区分)。3.5Lクラスなら57,000円ですが、RX350は2.4Lターボなのでこの額です
- 重量税+自賠責 約16,500円(年換算)
合計で年6万円ほど。ただしこれは新しいうちの話で、初度登録から13年を超えると自動車税・重量税ともに重くなります。長く乗るつもりなら、この節目は知っておいたほうがいいです。古い車は損?自動車税13年重課で損しない売り時
内訳②|任意保険は年26,400円。ここは条件次第で大きく動く
私の保険料は月2,200円・年26,400円です。レクサスとしてはかなり安い部類だと思います。安い理由は車ではなく、契約条件のほうにあります。
- 20等級:18歳で免許を取ってから18年、保険を使っていません
- 車両保険なし:ここが金額へのインパクトがいちばん大きい項目です
- 年齢条件・運転者範囲を絞っている
- ゴールド免許
正直に書いておくと、この金額は誰でも実現できるものではありません。等級は積み上げるのに年数が要りますし、車両保険を外せるかは人によります。契約条件ごとの内訳は、こちらで全部公開しています。レクサスの自動車保険はいくら?車両保険なしの実額と条件
維持費を下げたいとき、保険はいちばん動かしやすい項目です。私は保険会社を変えずに年43,200円下げました(→自動車保険を会社そのままで年43,200円下げた【レクサス実例】)。車両保険を外すべきかどうかは、条件がそろっているかで判断が分かれます(→車両保険はいらない?外した実例と必要な人の判断基準)。
内訳③|燃料代が最大の支出。年216,000円
維持費の中でいちばん大きいのがここです。1回9,000円の給油を月2回、月18,000円・年216,000円。これは試算ではなく、実際に払っている金額です。
走行距離は月1,000km・年12,000km。RX350はハイオク指定で、実燃費は街乗りで6〜7km/L、郊外や流れの良い道なら10km/L近くまで伸びます。渋滞にはまると下振れし、そうでなければ伸びる——その平均が月18,000円という結果です。
燃料代を抑えたいなら、ハイブリッドとの差は大きいです。同じRXでもバージョンL(RX350h)なら燃料代は半分以下になります。実測値の比較はこちらにまとめています。
- レクサス実燃費まとめ|RX・UX・NXを実測比較(車種別の実測km/L)
- RX350はハイブリッドとガソリンどっちが買い?維持費で比較(パワートレイン差)
内訳④|車検とメンテナンスは「最初の3年」と「4年目以降」で別物
ここが、新車で買った場合にいちばん誤解されやすい部分です。
- 最初の3年:レクサスは3年間のメンテナンスが無料。オイル交換も点検も費用がかかりません。車検も初回は3年目なので、年換算で約67,000円
- 4年目以降:車検が2年ごとになり年換算で約125,000円。メンテナンスパック(2年間・点検3回分で約6万円弱/エンジンオイルとフィルターの交換、専門スタッフによる車両診断)も必要になり、年換算で約30,000円
つまり4年目から年間15万円ほど増えます。「思ったより安いな」と感じるのは最初の3年だけで、そこを過ぎると景色が変わります。新車で買うなら、この段差を最初から見込んでおくべきです。
内訳⑤|駐車場とタイヤ
駐車場は月8,000円・年96,000円。地方都市の月極でこの金額です。都市部ならもっとかかりますし、自宅に駐車場がある方はゼロになります。住んでいる場所で最も差が出る項目なので、ここは各自の環境に置き換えて考えてください。
タイヤは21インチで20万円台。3〜5年に一度の交換なので年換算で約50,000円です。RXクラスのSUVはタイヤが大きく、ここは軽自動車やコンパクトカーとはっきり差が出ます。
月あたりに直すといくらか
年間の数字はイメージしにくいので、月あたりに直します。
| 時期 | 月あたり | 内訳の主なもの |
|---|---|---|
| 最初の3年 | 約40,000円 | 燃料18,000円+駐車場8,000円+税・保険・車検の積立 |
| 4年目以降 | 約50,000〜52,000円 | 上記+車検の増額+メンテ+タイヤ積立 |
車検やタイヤは数年に一度まとめて出ていく費用なので、月ごとに積み立てているつもりで考えると現実に近くなります。「毎月4〜5万円を車に払う」と考えて、その金額が生活に収まるかどうか。それが判断の基準になります。
なお、この金額に車両の購入費(ローン返済)は含んでいません。維持費とは別に、月々の支払いが乗ってきます。そこまで含めた「持てるかどうか」の考え方は別記事にまとめています。
この金額が変わる3つの条件
ここまでの数字は私の環境での実額です。同じRX350でも、次の3つで金額は大きく動きます。ご自身の条件に置き換えてみてください。
① 駐車場(年0円〜24万円)
私は月8,000円ですが、自宅に駐車場があれば0円、都市部なら月2万円を超えることもあります。年間で最大24万円の幅があり、維持費の総額を最も左右する項目です。ここだけで「48万円」が「38万円」にも「70万円」にもなります。
② 走行距離(燃料代が比例する)
私は年12,000kmで燃料代216,000円です。走行距離が半分の年6,000kmなら燃料代も概ね半分になり、年10万円ほど下がります。逆に営業などで年2万km走るなら、燃料代だけで35万円前後を見ておく必要があります。
③ 保険の等級と車両保険の有無
私の26,400円は20等級・車両保険なしの金額です。等級が低い方、車両保険を付ける方は年10万円を超えることもあります。若い方ほどここが重くなり、車両価格より保険料で悩むケースも珍しくありません。
つまり「レクサスの維持費」は一つの数字では言えません。よく見る「年40〜80万円」という幅は、この3条件の違いをまとめて表現したものだと考えると納得できます。
車種が違うとどう変わるか
UX250hからRX350に乗り換えたとき、維持費がどう変わったかを記録しています。車格が一つ上がると、税金・燃料・タイヤがそれぞれ上がるので、体感以上に差が出ました。
また、若い方がNXを持った場合の試算もまとめています(こちらは私の実額ではなく、22歳の方を想定した試算です)。22歳のレクサスNX350h維持費は約50万円|保険が鍵
維持費を下げる現実的な方法
実際に効いたもの、効かなかったものを正直に書きます。
効いたこと
- 保険の見直し:会社を変えずに年43,200円下がりました。維持費の中でいちばん手っ取り早く効くのがここです
- 売るタイミングを選ぶ:維持費そのものではありませんが、手放すときの金額は年単位の維持費を軽く超えます
効かなかったこと
- 燃費運転:多少は変わりますが、月18,000円が15,000円になる程度です。ストレスに見合いません
- タイヤのグレードを落とす:SUVの重量とサイズを考えると、ここを削るのは安全に関わります
結局のところ、維持費を削るより「手放すときにいくらで売れるか」のほうが金額として大きいというのが、8台乗り継いだ実感です。売り時の考え方はこちらにまとめています。
レクサスの維持費でよくある質問
Q. 国産車と比べてどれくらい高いですか?
大きく違うのは燃料代とタイヤです。税金は排気量で決まるので、同じ2.4Lクラスの国産SUVと変わりません。RX350はハイオク指定で車重もあるため、燃料代でレギュラー車と年間10万円前後の差が出ます。タイヤも21インチなので交換時の負担は大きめです。逆に、ディーラーの対応や3年間のメンテ無料はレクサス側のメリットで、そこをどう評価するかだと思います。
Q. 維持費が心配なら中古のほうがいいですか?
車両価格は下がりますが、維持費そのものは新車と中古でほぼ変わりません。税金も保険も燃料代も同じです。むしろ3年間のメンテ無料が付かないぶん、中古のほうが維持費は上がることもあります。初期費用を抑えたいなら中古、維持費を抑えたいなら排気量やハイブリッドを選ぶ——という整理になります。
Q. ハイブリッドにすれば維持費は下がりますか?
燃料代は確実に下がります。ただし車両価格が上がるので、その差額を燃料代で回収できるかは走行距離次第です。年間の走行が少ない方だと、回収前に手放すことになりかねません。実際の試算はこちらに書いています。RX350はハイブリッドとガソリンどっちが買い?維持費で比較
Q. 何年目がいちばん出費が大きいですか?
4年目です。3年間のメンテ無料が終わり、車検が2年ごとになり、タイヤ交換の時期とも重なりやすいためです。ここを乗り切れば5年目以降は落ち着きますが、13年目にはまた税金が上がります。
Q. 維持費が払えなくなったらどうすればいいですか?
先に保険の見直しを試してください。車を替えずに下げられる項目はここが最大です。それでも厳しいなら、無理をせず手放す判断も現実的です。レクサスは値落ちしにくい車種が多く、思ったより高く売れることがあります。維持費を数年我慢するより、売却額の差のほうが大きいことも珍しくありません。
まとめ|レクサスの維持費は「読める」費用です
- 年48〜63万円(RX350・年12,000km・車両保険なし・駐車場代込み)
- 最大は燃料代216,000円。次が駐車場96,000円。税金・保険は思ったより小さい
- 4年目から年15万円ほど増える(車検が2年ごと+メンテ有料化)。ここを見込んでおく
- 下げたいならまず保険。燃費運転で削れる額は限られます
高いか安いかは人それぞれですが、少なくとも金額は事前に読めます。「レクサスは維持費が高いらしい」という漠然とした不安で諦めるより、自分の環境(駐車場・走行距離・保険の等級)に数字を当てはめてみてください。私の場合は月4〜5万円台で、納得して払っています。
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