結論:新型レクサスTZは、日本では2026年冬に発売予定の「電気だけで走る6人乗り高級SUV」です。1回の充電で約620km走れて、馬力は407.8PS。難しい英単語は本記事で全部やさしく噛み砕いて解説します。
はろしょう✅ この記事でわかること:
① そもそもTZって何の車?
② いつ買える?いくらくらい?
③ 1回の充電でどれくらい走れる?
④ レクサス専門用語(BEV・DIRECT4・NACS)を全部噛み砕き
⑤ 3台レクサスを乗り継いだオーナーが見た「ここがすごい・ここが惜しい」


そもそも「レクサスTZ」って何の車?
2026年5月7日、レクサスが豊田技術センター下山で世界初公開した完全な新型車です。一言でいうと、「ガソリンを一切使わず、電気だけで走る、レクサス初の3列シート・6人乗りの高級SUV」。
レクサスのEV(電気自動車)はこれまで「RZ」というモデルがありましたが、TZはそれをさらに大型化+3列化したフラッグシップ。サイズはLXに近い堂々たる体格で、レクサスの電動化戦略を象徴する1台です。



「TZ」という名前は、レクサスの命名規則を理解するととても論理的です。レクサスは「LX」「RX」「NX」「UX」「TX」のようにX終わりをSUV系に、「RZ」「TZ」のようにZ終わりをZero emissions(電動・BEV)に使い分けています。先頭文字は車格を示し、「T」は3列大型SUVのTXと同じカテゴリー。つまりTZ=「3列大型SUV(T)の電動版(Z)」という極めて明快な命名です。先に発売されたRZ(RX系の電動版)に続く、レクサスEV第2弾という位置づけが名前から読み取れます。
レクサスTZの専門用語を一気に噛み砕き
レクサスの発表資料は専門用語のオンパレード。ここで一気に噛み砕いておきます。
| 専門用語 | 意味(やさしい言葉に置き換え) |
|---|---|
| BEV | 「電池式電気自動車」のこと。ガソリンを使わず、コンセントから充電した電気だけで走る車。 |
| DIRECT4 | レクサス独自の4WDシステム。前後それぞれにモーターを積んで、路面や運転状況に応じて自動で力を配分する仕組み。 |
| NACS | テスラが開発した急速充電プラグの規格。北米で広く普及している。日本では今後どう普及するか注目段階。 |
| CHAdeMO(チャデモ) | 日本標準の急速充電プラグ。日産リーフや三菱アウトランダーPHEVなどに採用。 |
| CCS | 欧米の急速充電プラグの標準規格。 |
| WLTC(モード) | 燃費・電費を測る公的な基準。実走行に近い数字が出る方式で、日本・欧州で使われている。 |
| kWh(キロワットアワー) | バッテリーの「タンクの大きさ」を表す単位。スマホのmAhと同じく、大きいほど長く使える。 |
| Cd値 | 空気抵抗の指標。値が小さいほど空気を切り裂きやすい=航続距離が伸びる。 |
| DRS(後輪操舵) | 後ろのタイヤも少し動く仕組み。小回りが効くうえ、高速での安定感も増す。 |
| Lexus Safety System+ | 衝突回避ブレーキ・車線維持・全車速追従クルーズなどをまとめた予防安全装備パック。 |



これだけ押さえておけば、TZの公式発表もカタログもスラスラ読めます。「BEV=電気だけで走る」「DIRECT4=4WD」「kWh=バッテリー容量」の3つは特に重要です。
どれくらい走れる?充電は何分で済む?
EVを買うときに一番気になるのが「どれくらい走れるか」と「充電にどれくらい時間がかかるか」。TZは両方ともクラストップ級の数字を出してきました。
| 項目 | 数値 | やさしく言うと |
|---|---|---|
| バッテリー(小) | 76.96 kWh(104セル) | 標準サイズ。街乗り中心向け。 |
| バッテリー(大) | 95.82 kWh(312セル・新開発) | 大容量。長距離派向け。 |
| 1回の充電で走れる距離 | WLTCモード 620km(大容量バッテリー+22インチタイヤ) | 東京→名古屋(約340km)の往復もほぼ届く距離。 |
| 急速充電の速さ | 150kWで10%→80%が 約35分 | サービスエリアで休憩する時間で約7割充電完了。 |
| 普通充電(AC) | NACS/TYPE1/TYPE2/GB/Tに対応(地域仕様による) | 自宅や宿で寝ている間に満タンに。 |
| 対応する急速充電規格 | NACS/CHAdeMO/CCS/GB/T | 日本・米国・中国・欧州どの規格でもOK(地域仕様による)。 |
注目すべきは 「対応する急速充電規格の多さ」。日本仕様はCHAdeMO・NACS・CCS・GB/Tの主要4規格すべてに対応すると発表されています(地域仕様によって異なる)。「将来NACSが日本に来ても買い替えなくていい」という安心感は、500万円超えのEVを買ううえでかなり大きいポイントです。
大きさは?7人乗れる?荷物は積める?
TZのサイズはレクサスSUVの中でもかなり大きい部類。フラッグシップのLXに近い堂々たる体格です。
| 項目 | TZ | 参考:RX | 参考:LX |
|---|---|---|---|
| 全長 | 5,100mm | 4,890mm | 5,100mm |
| 全幅 | 1,990mm | 1,920mm | 1,990mm |
| 全高 | 1,705mm | 1,695mm | 1,895mm |
| ホイールベース | 3,050mm | 2,850mm | 2,850mm |
| シート列 | 3列 | 2列 | 3列 |



RX350Fスポーツ AWD(私の現所有車)と比べると、全長で21cm長く、ホイールベースは20cmも長い。これだけホイールベースが長いと、後席の足元の広さはRXの比じゃないはずです。LX並みのサイズ感ですね。
2列目はキャプテンチェア(独立した2席)が標準で、合計乗車定員は6人。電動オットマンとシートベンチレーションも選べる仕様で、「Driving Lounge(走るラウンジ)」というレクサスのコンセプトをそのまま体現しています。3列目もソファのようなクッション性が確保されているとのこと。荷室容量は3列目起立時 290L/2・3列目折りたたみ時 2,017L(日本公式値)で、家族の荷物から長距離旅行のスーツケースまで柔軟に飲み込める広さです。


レクサスTZでしか味わえない5つのワクワク装備
新型車の楽しみは「他の車にはない装備」。TZにはレクサス初・世界初の装備がてんこ盛りです。
① 世界最大級のパノラマルーフ
屋根全体がガラスになるパノラマルーフは「世界最大長・最大面積」のシェード開口を実現と公式発表。3列目に座った人まで開放感を楽しめます。
② 車内置き去り通知システム(レーダー方式でレクサス初)
既存のレクサス車(NX・RX等)には「後席リマインダー」というドア開閉履歴から置き忘れを推測する機能が搭載されています。一方、TZはミリ波レーダーで車内の微小な動き(呼吸など)を直接検知する方式に進化しました。荷物ではなく「人」を直接検知できるため、子どもの置き去り防止精度が大きく向上。レーダー方式の置き去り検知としてはレクサス初採用で、3列シートのファミリー向け車両としての本気度が伝わる装備です。
③ 電動開閉式の2-in-1充電リッド(レクサス初)
充電口のフタが電動で開閉。さらにAC(普通充電)とDC(急速充電)が並列に配置されている「2-in-1」設計で、ボタンひとつでケーブルを差すだけ。
④ Sensory Concierge(センサリーコンシェルジュ)
イルミネーション・音楽・空調と香りを連動させて、車内の雰囲気をシーンに合わせて切り替える演出システム。視覚・聴覚・嗅覚に同時にアプローチする、レクサスらしい五感の発想です。
⑤ Interactive Manual Drive(仮想8速MT + V10エンジン音)
これがかなり面白い装備。EVなのに「8速マニュアル」を疑似体験でき、しかも音は伝説のレクサスLFA(V10エンジン搭載)のサウンドに着想を得たエンジンサウンド。で、「EVは退屈」というイメージを覆しに来ています。



私は3台レクサスを乗り継いできましたが、ここまで「運転する楽しさをEVで再発明しようとしている」モデルは初めて見ました。LFA音とMT風シフトは、走りにこだわるオーナーには刺さるはずです。


日本仕様と米国仕様、どこが違う?
米国レクサス(2026年5月発表)と日本レクサス(lexus.jp ワールドプレミアページ)の発表を比べると、日本仕様のほうが情報が詳しいことが分かりました。
| 項目 | 米国仕様 | 日本仕様 |
|---|---|---|
| 急速充電プラグ | NACS(テスラ規格)採用・2-in-1 AC/DC一体ポート | NACS/CHAdeMO/CCS/GB/T 全対応 |
| ボディカラー | 6色 | 11色(新色「SONIC TELLUS」含む) |
| 内装カラー | Birch/Acorn/Black & Dapple Gray | ホワイトアッシュ/モーヴ/グレースケール |
| 航続距離の表記 | 「メーカー予測 約300マイル」 | WLTCモード 620km |
| 発売時期 | 2026年末 | 2026年冬頃 |
注目すべきは 急速充電プラグ規格の多さ。日本仕様は4規格対応で、出先の充電インフラを選ばない設計になっています。「将来テスラの充電器が増えても、CHAdeMOしか使えない日産リーフから乗り換えても、どちらでも対応できる」というのは、500万円超えのEVを長く乗るうえでの安心材料です。
価格はいくら?いつ予約できる?
気になる価格情報は、日米とも2026年5月時点では未発表です。米国側プレスリリースでは「グレードと価格情報は2026年後半に発表」と明記されています。
ただしレクサスのフラッグシップEVという立ち位置から、価格レンジは推測できます。
- レクサスRZ(既存EV・2列)の日本価格:約800万円〜
- レクサスLX(フラッグシップSUV・ガソリン)の日本価格:約1,250万円〜
- TZはRZより大型でLXより装備豪華と推測
このことから、日本仕様の予想価格は900万円〜1,200万円程度と考えるのが妥当です(個人予想・公式発表ではありません)。発売予定は2026年冬なので、価格・グレード詳細は2026年秋〜冬にかけて順次発表されると見られます。



「予約はいつから?」という質問が多いですが、レクサスは正式発表→受注開始の流れが一般的。2026年秋頃に受注開始の可能性が高いとみています。新型RX350Fスポも受注開始から納車まで6か月以上かかったので、買うなら早めの動きが吉です。
買うべきか?3台乗り継ぎオーナーの見立て
RX300バージョンL → UX250h Fスポーツ → RX350 Fスポーツと3台レクサスを乗り継いできた立場から、TZの「買い時」を率直に評価します。
こんな人にハマる
- 家族4人以上+3列シート需要がある人:3列キャプテンチェア+電動オットマンは、長距離移動が多い家庭に強い
- 自宅充電できる戸建て or 月極駐車場の人:普通充電インフラがあればEVの利便性が最大化
- 「ガソリン代の値上がりが気になる」と感じている人:電気代に切り替えると年間のランニングコストを抑えやすい
- 新しもの好き・最新装備を楽しみたい人:LFAサウンド・パノラマルーフ・光×音×香り連動はレクサスならでは
逆におすすめしにくい人
- マンション住まいで充電環境がない人:急速充電だけで運用するとバッテリー劣化が早まる
- 年間走行距離が3,000km未満の人:ガソリン車との損益分岐に届かず、メリット薄
- 2列シートで十分な人:3列分のコストを払う意味が薄れる。RZや既存RXのほうが合っている



私自身は2列シートのRX350 Fスポで満足しているので、すぐにTZへ乗り換える予定はありません。ただし、子どもが2人いる家庭・両親を乗せる機会が多い人にとっては、ここまで全方位で完成度の高い電動3列SUVは他にないと感じます。アルファード/ヴェルファイアからの乗り換え候補としても十分検討する価値があります。
TZの発売を待ちながら、いま乗っている車をどう活かす?
2026年冬のTZ発売に備えるなら、いまの愛車の価値を早めに把握しておくことが大事です。中古車市場は同じ車種でも価格差が30〜100万円ほど出ることがあります。査定は無料・最短45秒で複数社の見積もりが取れるので、TZ予約のタイミングを逃さないためにも、価値を知っておくだけで動きやすくなります。
▼ もう1社の査定額も比較するなら
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まとめ|レクサスTZは「電動化の本気度」を見せた1台
新型レクサスTZのポイントを7つに整理します。
- ✅ 2026年冬発売・電気だけで走るレクサス初の3列SUV
- ✅ システム最高出力 407.8PS・DIRECT4 4WD標準
- ✅ 1回の充電で WLTC 620km(22インチ・大容量バッテリー)
- ✅ 急速充電10-80%が 約35分・4規格対応で出先も安心
- ✅ サイズはLX並み(全長5,100mm・WB 3,050mm)
- ✅ レクサス初装備:LFA音MT風シフト・置き去り通知・光×音×香り連動
- ✅ 予想価格 900万〜1,200万円(個人予想・公式は2026年秋以降に発表)
「レクサスでEV3列」と聞くと身構えてしまいますが、専門用語を1つずつ噛み砕けば、TZは 「電気で走るLX、しかも6人乗り、しかもエンタメ装備モリモリ」というシンプルな魅力に整理できます。発売前から予約争奪戦になる可能性が高い1台なので、興味がある方は2026年秋の正式発表を要チェックです。



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※本記事は2026年5月20日時点の公開情報をもとに作成しています。
※掲載画像の著作権はトヨタ自動車株式会社/LEXUSに帰属します。本記事では報道目的の引用として使用しており、出典:レクサス公式 lexus.jp/models/tz/worldpremiere/、レクサスUSAニュースルーム(2026年5月発表)を明示しています。権利者から要請があれば速やかに削除いたします。
※記事中の予想価格・予想受注時期は筆者の個人予想であり、レクサス公式の発表ではありません。最新情報はレクサス公式サイトをご確認ください。









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