旧型レクサスRX300 バージョンL正直レビュー【AL20型】

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結論:旧型レクサスRX(AL20型)は、いま中古市場で狙うべき「コスパ最強のレクサスSUV」です。新型(5代目)の登場で値段がこなれてきた今、デザイン・装備・走り、すべてが完成された4代目RXは、あえて選ぶ価値が十分あります。

はろしょう

RX300 バージョンL AWDを実際に3年所有したオーナーとして、デザイン・走り・内装・維持費・デメリットまで、忖度なしに正直レビューします。これからAL20型RXを中古で狙う方、参考にしてください。

レクサスRXは、レクサスブランドを代表する高級SUV。今回は私が実際に所有していた旧型RX(AL20型)RX300 バージョンL AWD・ソニッククォーツを、オーナー目線で深く語ります。2015年の登場から2022年まで販売された4代目RXの真価と、新型と比較してでも勝るポイントをまとめました。

目次

旧型RX(AL20型)の基本スペックとグレード構成

4代目RX(AL20型)は2015年10月にデビューし、2022年11月の新型(5代目)登場まで7年間販売されました。日本で展開されたグレード構成は以下の通り:

  • RX200t(後期はRX300に名称変更):2.0Lターボ・FF/AWD
  • RX300 F SPORT:スポーティ装備・専用エクステリア
  • RX300 バージョンL:上質装備グレード
  • RX450h(V6 3.5Lハイブリッド):上位グレード
  • RX450hL(3列シート):ロングボディ7人乗り

私が乗っていたRX300 バージョンL AWDは、2.0Lターボ(直列4気筒・8AR-FTS型)を搭載し、最高出力238ps(4800-5600rpm)・最大トルク350Nm(35.7kg・m/1650-4000rpm)。サイズは全長4,890mm × 全幅1,895mm × 全高1,710mm、ホイールベース2,790mm、車両重量約1,940kg(AWD)。新型(5代目)と比べると、全長は同じ4,890mmながら、ホイールベースが60mm延長(2,850mm)・全幅も25mm拡大(1,920mm)されており、新型の方が室内のゆとりが増しています。逆に言えば、AL20型は取り回しがしやすいサイズ感でもあります。

外観デザイン|スピンドルグリルの完成形

レクサスRX フロントビュー
AL20型 RX300 バージョンL ソニッククォーツ。スピンドルグリルが最も洗練された世代。

AL20型RXの最大の魅力は、なんといっても大型スピンドルグリルと鋭いLEDヘッドランプの組み合わせ。新型RX(5代目)は「スピンドルボディ」と呼ばれるグリルレス・面構成のデザインに変わりましたが、私個人としてはスピンドルグリルの強い造形美はAL20で完成形だと感じています。

見る角度によって表情が大きく変わるのも特徴的。昼は精悍な顔つき、夜になるとヘッドランプの光が独特の陰影を作り、エレガントで威圧的な存在感を放ちます。ボディカラーのソニッククォーツは、白系の中でも深みと立体感のある色味で、ボディラインの流れを最も美しく見せてくれる選択でした。

レクサスRX 夜景
夜のRX。ヘッドランプの陰影がエレガントで、駐車場でも目を引く存在感。

20インチアルミホイール(235/55R20・バージョンL標準)も、AL20型RXの上品さを支える重要な要素。新型RX350 F SPORTの21インチほどスポーティすぎず、バージョンLの落ち着いた雰囲気にしっかり馴染んでいました。

走行性能|2.0Lターボ AWDの実力

レクサスRX しまなみ海道ドライブ
しまなみ海道を走るRX300。長距離ドライブでこそ真価がわかる一台。

RX300 AWDは2.0Lターボエンジン(238ps・350Nm)を搭載。AWDは雨天や雪道でも安定した走りを提供してくれます。私が暮らす愛媛は雪はそれほど降りませんが、急な雨や山道で「四駆の安心感」をしっかり感じる場面が何度もありました。

長距離ドライブでの本領発揮も特筆すべき点。しまなみ海道や山陽道を走った時の静粛性の高さ・直進安定性・疲れにくさは、本当に上質。100km/h巡航時の車内会話も普通の声量で成立する静けさです。

はろしょう

2.0Lターボはシュッと加速する感じが気持ちいい。ただ車重1,940kgがあるので「スポーティに切り込む」というより、「余裕ある滑らかな加速」という表現が近い。これがRXの正解だと感じます。

内装・装備|バージョンLのプレミアム空間

レクサスRX メーターパネル
メーターパネルはアナログ+デジタル融合。エコインジケーター付きの上品な構成。

バージョンLのインテリアは、レクサスの本気を感じさせる仕上がり。本革シート、ウッドパネル、リモートタッチ式ナビ操作系といった上質な装備が並び、どこを触っても丁寧な手触りでした。

メーターパネルはアナログメーターとデジタル情報を組み合わせた構成で、エコインジケーターも備えています。ドライブモード(NORMAL/ECO/SPORT)の切り替え時の演出も洗練されていて、運転するたびに「特別な空間にいる」と感じさせてくれます。

主な標準装備とメーカーオプション

  • シート:本革シート(電動調整付き)/バージョンLは複数のカラーから選択可能
  • パネル:ウッドパネル(複数の本杢素材から選択可能)
  • ヘッドランプ:LEDヘッドランプ標準/三眼フルLEDはメーカーオプション設定
  • サウンド:標準サウンドシステム/メーカーオプションでマークレビンソン プレミアムサラウンドサウンドも選択可
  • HUD:ヘッドアップディスプレイ(メーカーオプション設定)
  • 安全装備:レクサスセーフティシステム+(プリクラッシュセーフティ・レーンキーピングアシスト・レーダークルーズコントロール)標準
  • その他:全周囲カメラ・パワーバックドア・前後パワーシート 標準
はろしょう

装備の充実度はバージョンLならでは。新型は新型で別の方向の上質さがありますが、AL20型の「クラシカルな高級感」は唯一無二です。

正直なデメリット|中古検討者が把握すべき5つのポイント

レクサスRX 海辺
  • 燃費が悪い:AWD・2.0Lターボ・1,940kgの車重という組み合わせで、街乗り実燃費は7〜8km/L程度。郊外走行で10km/L前後
  • 車重が重く加速が物足りない場面も:ターボのトルク350Nmはあるものの、車重1,940kgに対して「圧倒的」とは言えない加速感
  • 後席の頭上空間がやや窮屈:スポーティなクーペライクのルーフラインが原因で、身長180cm以上の方は後部座席の頭上が気になることも
  • ナビ操作系が独特:リモートタッチ式(タッチパッド型)で、慣れるまで操作しづらい
  • 維持費はそれなりに:レクサスならではの車検・整備・部品コストは一般国産SUVよりかかる

これらのデメリットは「RX300の価格帯と装備内容を考えれば妥当」と思える範囲内。中古で狙うなら、これらを理解した上での購入であれば、後悔は少ないはずです。

新型RX(5代目)と比較してでも勝るポイント

新型RX350 Fスポーツに乗り換えた今、改めてAL20型のいいところを再認識しています。

  • スピンドルグリルの存在感:新型のスピンドルボディは洗練されているが、「派手さ」を求めるならAL20
  • クラシカルな本杢パネル:新型は液晶面積が増えた分、「物質的高級感」はAL20の方が上
  • 中古相場の手頃さ:新型RX350が700万円超えなのと比べると、コスパは圧倒的

中古での狙い方は別記事「旧型レクサスRX(AL20)はいま買い時|中古相場と賢い買い方」で詳しく解説しています。

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まとめ|旧型でも十分すぎる完成度

デメリットも正直にあります。それでも、それを差し引いて余りあるほど、旧型RX(AL20型)の完成度は本物。新型(5代目)が登場して中古市場で価格がこなれてきた今、コスパの面でもデザイン的にも、再評価される時期に来ています。

「レクサスSUVに初めて乗りたい」「予算500万円以下でレクサスのフラッグシップ感を味わいたい」「スピンドルグリルの最終世代を所有したい」——そんな方には、RX300 バージョンL AWDのソニッククォーツを強くおすすめします。

気になる方は、まず最寄りのレクサスCPO(認定中古車)取扱店で実車確認してみてください。書類スペックではわからない、AL20の重厚感を体感できるはずです。

はろしょう

RX300からUX250h Fスポ、そして新型RX350 Fスポへと乗り継いだ今でも、AL20型RXの完成度の高さは記憶に残っています。中古で狙う方は、ぜひソニッククォーツの個体を探してみてください。

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

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この記事を書いた人

レクサス歴7年・60,000km以上・3台連続オーナーのはろしょうです。

RX300バージョンL → UX250h Fスポ → 現所有RX350 Fスポと乗り継いだ実体験を発信。

年間維持費・実燃費・売却査定額・部品番号まで実測値で公開。ボディカラー名・装備名はレクサス公式と照合のうえ正確に記載しています。

週末はレクサスで気ままなドライブへ。

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