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2026年10月1日、レクサスがLXを一部改良し、新しく“F SPORT”を加えて発売しました。F SPORTはLX600とLX700hの両方に設定されています。価格は、これまであった6つのパッケージがすべて110万円上がり、LX600の1,560万円からです。
この記事は、レクサス公式のニュースリリースと、公式サイトの価格表・主要装備一覧表・主要諸元表を、改良前と改良後で並べた記録です。並べてみると、リリースには書かれていない変更も3つ見つかりました。
はろしょう先に書いておきます。私はLXを持っていません。だからこの記事では、乗り味の評価は書きません。中心は、公式の資料を改良前と改良後で並べて分かったことです。✓ 8つのパッケージの新しい価格と、いくら上がったか
✓ 新しく加わった“F SPORT”の中身と、標準仕様との価格差
✓ リリースに書かれていない3つの変更(マークレビンソン・Advanced Park・ボディカラー)
✓ 標準になった装備を、改良前のオプション価格で差し引くと(参考計算)
価格:これまでの6つはすべて110万円上がりました
左が改良前(2026年5月時点の公式サイト)、右が改良後(2026年10月1日)
LX600 5人/7人乗り
1,450万円 → 1,560万円 +110万円
LX600 “OVERTRAIL+” 5人/7人乗り
1,490万円 → 1,600万円 +110万円
LX600 “F SPORT” 5人/7人乗り
― → 1,700万円 新設定
LX600 “EXECUTIVE” 4人乗り
2,000万円 → 2,110万円 +110万円
LX700h 5人/7人乗り
1,590万円 → 1,700万円 +110万円
LX700h “OVERTRAIL+” 5人/7人乗り
1,590万円 → 1,700万円 +110万円
LX700h “F SPORT” 5人/7人乗り
― → 1,800万円 新設定
LX700h “EXECUTIVE” 4人乗り
2,100万円 → 2,210万円 +110万円
上がり幅は6つとも同じ110万円です。LX700hの標準仕様とLX700h “OVERTRAIL+”は、改良前も改良後も同じ価格(1,590万円→1,700万円)でした。
新しい“F SPORT”は、同じエンジンの標準仕様よりLX600で140万円、LX700hで100万円高い位置です。LX600 “F SPORT”とLX700hの標準仕様は、どちらも1,700万円で並びました。
今回の改良で、これまでの6つの仕様はすべて110万円上がりました。予算800万円(支払総額)で中古のLXとディフェンダー110を探した結果は、別の記事にまとめています。
👉 あわせて読みたい:レクサスLXとディフェンダー110の幅と中古価格|予算800万円
新しく加わった“F SPORT”で変わるところ
公式のリリースが挙げている“F SPORT”の中身を、走り・外装・内装に分けて並べます。
前後のパフォーマンスダンパー®、トルセン®LSD(リヤディファレンシャルギヤ)、リヤスタビライザーを標準装備(トルセン®LSD付トランスファーは、F SPORT以外も含めて全車に付いています)。EPS(電動パワーステアリング)とAVS(電子制御サスペンション)は“F SPORT”専用のチューニングです。
メッシュの専用スピンドルグリル、黒く塗ったディフューザー形状のリヤバンパー、22インチの鍛造アルミホイール(265/50R22)が標準。LEXUSロゴ入りのレッドブレーキキャリパーはメーカーオプション(55,000円)です。
専用のセミアニリン本革スポーツシート、アルミ製のスポーツペダル、ディンプル本革のステアリングとシフトノブ。12.3インチのメーターは、専用のものを含む3種類の表示から選べます。日本刀の刃紋をかたどったアルミのオーナメントパネル「刃取」も“F SPORT”の設定です。
外装は“F SPORT”の設定色「ニュートリノグレー」を含む6色。内装は“F SPORT”の設定色「フレアレッド」を含む3色です。
主要諸元表を見ると、“F SPORT”は燃費(WLTCモード)がわずかに低くなっています。LX700hは9.3km/Lに対して9.2km/L、LX600は8.0km/Lに対して7.9km/Lです。全長は5,095mmで、ほかのパッケージより5mm短くなっています。
はろしょうレクサスはこれまで3台とも新車で買ってきて、そのうちUX250hといまのRX350の2台で“F SPORT”を選んでいます。LXも、個人的には“F SPORT”がおすすめです。LX700h “F SPORT”は標準仕様より100万円高く、前後のパフォーマンスダンパー、リヤのトルセン®LSD、リヤスタビライザーが標準で付きます。22インチの鍛造アルミホイールは、LX700hの標準仕様にも付いていて、“F SPORT”は専用のデザインです。全仕様とOVERTRAIL+・LX600で変わったところ
左が改良前(2025年4月版の主要諸元表)、右が改良後(2026年10月版)
タイヤ
265/65R18 → 265/70R18 外径拡大
タイヤの側面にブロックパターン。公式は「オンロードでの静粛性を両立」としています
最低地上高
200mm → 210mm +10mm
公式「タイヤ外径の拡大にあわせて最低地上高を高める」
全高
1,885mm → 1,895mm +10mm
20インチのアルミホイールが新しいデザインに
タイヤ&ホイール
265/55R20
改良前=切削光輝+ダークグレーメタリック塗装 → 改良後=切削光輝+ダーククリア塗装(V字のツインスポーク)
リリースに書かれている共通の変更
走り
EPSとサスペンションを最適化
公式「全仕様のEPSのチューニングを最適化」「サスペンション特性の最適化」
ボディカラー
ホワイトノーヴァガラスフレークを新設定
全仕様で選べます
リリースに書かれていない変更(資料を並べて見つけたもの)
改良前と改良後の主要装備一覧表、価格表、公式サイトのボディカラーを並べると、リリースには書かれていない変更が3つありました。
改良前は“EXECUTIVE”だけが標準で、ほかは273,900円のメーカーオプションでした。改良後の主要装備一覧表では、8つのパッケージすべてが標準(●)です。標準だった「レクサスLXプレミアムサウンドシステム」の行はなくなりました。
駐車を支援する「Advanced Park+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)」は、改良前はLX700hで33,000円のメーカーオプションでした。改良後はLX700hの全パッケージで標準です。LX600には、改良前と同じく設定がありません。
公式サイトのボディカラーは6色から7色になりました。ソニッククォーツ〈085〉がなくなり、ホワイトノーヴァガラスフレーク〈083〉とニュートリノグレー〈1N0〉が加わっています。前日(9月30日)に一部改良されたRXでも、“version L”のボディカラーで、同じようにソニッククォーツが消えてホワイトノーヴァガラスフレークに入れ替わっていました。
はろしょう前に乗っていたRX300 “version L”のボディカラーはソニッククォーツ、いまのRX350 “F SPORT”はホワイトノーヴァガラスフレークです。LXでも、この2色が入れ替わりました。一方で、ムーンルーフ(チルト&スライド式)は改良後も全車標準のままでした。RXの一部改良ではムーンルーフが選べなくなりましたが、LXでは残っています。
標準になった装備を、改良前のオプション価格で差し引くと(参考計算)
メーカーが値上げの内訳や理由を示したものではありません。改良前のオプション価格を足し引きした、この記事の参考計算です。標準になった装備を、改良前のオプション価格(2025年3月の価格表)で数えました。
LX700h・LX700h “OVERTRAIL+”
マークレビンソン 273,900円+Advanced Park 33,000円
標準になった装備(改良前の価格) 306,900円 差し引くと 793,100円
LX700h “EXECUTIVE”
Advanced Park 33,000円
標準になった装備(改良前の価格) 33,000円 差し引くと 1,067,000円
LX600・LX600 “OVERTRAIL+”
マークレビンソン 273,900円
標準になった装備(改良前の価格) 273,900円 差し引くと 826,100円
LX600 “EXECUTIVE”
なし
標準になった装備(改良前の価格) 0円 差し引くと 1,100,000円
差し引く額がいちばん大きいのはLX700hの標準仕様と“OVERTRAIL+”で、30万6,900円です。それでも残りの約79万円は、改良前のオプション価格では数えられない部分です。走りの改良(EPSとサスペンション)、タイヤやホイールの変更には値札がないので、この計算には入れていません。
いま選ぶなら|どのパッケージが変わったか
- 標準仕様・“OVERTRAIL+”でマークレビンソンを付けるつもりだった人:その分(273,900円)を差し引くと、差は約83万円。LX700hはAdvanced Parkの分も引くと約79万円
- LX700hで駐車の支援が欲しかった人:Advanced Parkが標準に。LX600では、改良後も選べません
- 悪路を走る人:“OVERTRAIL+”はタイヤが一段大きくなり、最低地上高が210mmに
- ソニッククォーツが欲しい人:改良後は選べません。改良前の車(販売店の在庫や認定中古車)から探すことになります
はろしょう迷ったら、個人的には“F SPORT”がおすすめです。同じエンジンの標準仕様より、LX600で140万円、LX700hで100万円高い位置です。中古のLXがいくらで売られているかは、公式の認定中古車を数えた記事にまとめています → レクサスLXの残価率(公式の認定中古車で実測)
まとめ|今回の一部改良で押さえるところ
- 2026年10月1日発売。LX600とLX700hの両方に“F SPORT”が加わった(1,700万円/1,800万円)
- これまでの6つのパッケージはすべて110万円の値上げ。LX600の1,560万円から
- リリースには書かれていないが、マークレビンソンが全車標準、LX700hのAdvanced Parkが標準になった
- ソニッククォーツ〈085〉がなくなり、ホワイトノーヴァガラスフレーク〈083〉が全仕様に。前日のRX(“version L”)と同じ入れ替え
- “OVERTRAIL+”は265/70R18になり、最低地上高は210mmに
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出典:トヨタ自動車 グローバルニュースルーム「LEXUS、「LX」を一部改良するとともに、“F SPORT”を追加設定」(2026年10月1日)/レクサス公式サイトのLX価格表・主要装備一覧表・主要諸元表・エクステリア(2026年10月1日取得)/改良前は、レクサス公式サイトの保存版(Internet Archive):価格ページ(2026年5月15日)、価格表(2025年3月現在)、主要装備一覧表(2025年4月版・2026年9月15日の保存でも同じ版)、主要諸元表(2025年4月版)、エクステリア(2026年8月14日)


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