本記事では2026年6月12日時点でレクサス認定中古車(CPO)に掲載されていたNX350h(ハイブリッド)231台を独自集計し、グレード別のリセール傾向を分析しています。
レクサスNXの中でも、いちばん流通量が多いのがハイブリッドのNX350hです。「F SPORTとversion L、どっちがリセールが良い?」「OVERTRAILって本当にリセール最強?」——気になったので、レクサス公式CPOのNX350h在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきます。
はろしょう✅ 今回やったこと:レクサス公式CPOのNX350h在庫231台を独自集計(2026年6月12日時点)
✅ 私のバックグラウンド:UX250h→RX350と乗り継いだレクサスSUVオーナー(NXは未所有)
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
👉 あくまでも個人で分析した参考データです
🎯 結論:NX350hでリセールが良いグレードは?
先に結論です。母数がそこそこあり(10台以上)、年式・走行が近い(2023年式・走行2.4〜2.9万km前後)グレードで「新車比の残価率の目安」を並べると、こうなります。
- 🥇 F SPORT 約91%(114台・最も流通が多い王道グレード)/標準 約91%(13台)
- 🥈 version L 約86%(101台)
巷で”リセール最強”と言われがちな “OVERTRAIL” は、数字だけで判断できません。CPO在庫はわずか3台で、しかも平均2024年式・走行6,000kmとほぼ新車同然の個体しか出ていません。残価率97%はこの「新しさ」と「母数の少なさ」によるもので、他グレード(2023年式・走行2.7万km前後)と同じ土俵で「リセールが良い」とは言い切れません。本記事の数値は「販売価格」ベースの目安で、実際の買取査定はここから2〜3割低くなります。
🔍 分析の方法と前提
- データ元:レクサス公式CPOサイト(cpo.lexus.jp)
- 取得日:2026年6月12日時点
- 対象:「NX」のうちNX350h(ハイブリッド)231台の本体価格・年式・走行距離・グレード名を抽出
- 分類:レクサス公式CPOの「グレード絞り込み」の正式名(F SPORT/version L/OVERTRAIL/標準)に合わせて集計(公式の絞り込み台数と完全一致)
- 新車参考価格:2026年6月時点のレクサス公式(lexus.jp)の価格を基準
※ 重要な前提:本記事の数値は「レクサス公式CPOの販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。ディーラーの利益分が含まれているため、実際の買取額は概ね本記事の数字より2〜3割ほど低くなる、と思っておくのが現実的です。あくまでも参考程度にしてください。在庫は日々変動するため、台数・平均価格は取得日時点のスナップショットです。
📊 NX350h グレード別|CPO在庫の平均本体価格
| グレード(公式名) | 台数 | 平均年式 | 平均走行 | 平均本体価格 | 新車参考価格 | CPO目安比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| F SPORT | 114(最多) | 2023 | 29,342km | 589.2万円 | 約650万円 | 約91% |
| version L | 101 | 2023 | 26,782km | 560.9万円 | 約650万円 | 約86% |
| 標準 | 13 | 2023 | 23,923km | 512.5万円 | 約564万円 | 約91% |
| OVERTRAIL | 3(希少) | 2024 | 6,000km | 670.0万円 | 約690万円 | 約97% |
※ 新車参考価格は2026年6月時点のレクサス公式(lexus.jp)の値を基準にした目安です。グレード名・台数はレクサス公式CPOの「グレード絞り込み」と完全一致させています。
💡 NX350hの一次データから見えたポイント
① 流通の主役はF SPORT(114台=約半数)
NX350h 231台のうち、114台(約49%)がF SPORTでした。中古市場でも王道はF SPORT。平均2023年式・走行29,342kmで平均589.2万円、新車参考価格(約650万円)に対して残価率約91%です。母数が圧倒的に多いので、相場の基準として最も信頼できる数字と言えそうです。
② version LはF SPORTより約5ポイント低い
version L(101台)は平均560.9万円で残価率約86%。F SPORT(約91%)との差は約5ポイント。F SPORTより約28万円安く中古で買えるものの、売る時のリセールはF SPORTにやや分がある、という傾向が見えます。「内装の上質さ重視ならversion L、リセール重視ならF SPORT」という選び方になりそうです。
③ 標準グレードも約91%と健闘(割安に乗りたい人向け)
標準(13台)は平均512.5万円で残価率約91%と、F SPORTと並ぶ水準でした。これは「人気だから」というより、新車価格そのものが約564万円とF SPORT・version Lより80万円以上安いため、絶対額の下落が小さく、率として高く出やすい側面があります。母数13台なので参考程度ですが、中古で割安にNX350hに乗りたいなら標準グレードは現実的な選択肢に見えます。
④ OVERTRAILの「97%」は鵜呑みにできない
アウトドア志向のOVERTRAILは、残価率約97%と数字だけ見れば最強クラス。ただしCPO在庫はわずか3台、平均2024年式・走行6,000kmとほぼ新車同然の個体しか市場に出ていません。「リセールが良い」というより「新しい低走行車しか中古に出ていない」状態。母数も少なく、F SPORT(2023年式・2.9万km・114台)と同じ土俵では比較できません。数年後に3年落ちのOVERTRAILが増えてきたら、改めて見てみたいところです。
🔄 NX350hの立ち位置|ガソリンNX350・PHEVとの違い
NX350hのリセールを語る前に、NXのパワートレイン構成を押さえておくと選びやすくなります。NXには大きく分けて、ガソリンのNX350/NX250、ハイブリッドのNX350h、PHEVのNX450h+があります。
NX全体の集計(419台)では、リセール率トップはガソリンのNX350 “F SPORT”(約94%)。パワーと専用装備で人気が高く、中古でも強い値が付いています。一方、今回主役のNX350h “F SPORT”は約91%で、流通量はNX全体で最多(114台)。つまりNX350hは「最強のリセールではないが、実用燃費と値持ちのバランスが良く、選択肢が豊富で買いやすい」という王道ポジションです。燃料コストまで含めて考えるなら、ガソリンより日常の燃費が効くNX350hが現実的、という人も多いはずです。
👉 NX全体の横断比較:レクサスNXのリセールは強い?公式中古車419台で残価率分析/実燃費の比較:レクサス実燃費まとめ|RX・UX・NXを実測比較
🛒 中古でNX350hを狙うなら|リセールから見たグレード選び
231台の集計結果を「これから中古で買う人」目線でまとめると、グレード選びの指針はこうなります。
- F SPORT:流通量が最多で選びやすく、リセールも堅調。「迷ったらコレ」の王道。手放すときも値が付きやすい
- version L:上質装備が魅力。F SPORTよりやや安く中古で買えることがあるが、リセールはF SPORTにやや分がある
- 標準グレード:価格を抑えたい人向け。割安に狙える一方、人気の専用装備は控えめ
- OVERTRAIL:希少枠。市場の母数が少なく、ほぼ新車に近い低走行の個体が中心で「リセールの証拠」としてはまだ弱い
「長く乗る」なら好みのグレードでOKですが、数年で乗り換える前提なら、流通量が多くリセールの堅いF SPORTが無難です。👉 売却まで見据えるなら:レクサス売却ガイド|買取専門店で25万円高く売った実体験
💭 今の愛車を売るなら、まず「リセールの現在地」を知る
リセールが強い車ほど、売り方しだいで手取りが大きく変わります。私はUXを手放すとき4社比較で25万円の差が出ました。販売価格の相場と、自分の車の買取額は別物。まず査定額を知るのが確実です。


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⚠️ 「販売価格」と「買取価格」の差を正直に
今回集計したのは公式CPOの店頭販売価格。車両仕入れ・整備・保証・販売店利益などが含まれます。
- 一般的に、買取〜店頭販売の差は2〜3割程度と言われています
- 公式CPOで約589万円のNX350h F SPORTなら、買取査定は410〜470万円あたりが理屈上の目安
- 新車比で見ると、買取ベースの残価率は63〜72%あたりが現実的なゾーンに見えます
「いざ自分が売る時にいくらか」を知りたい場合は、複数の買取業者の査定を取るのが結局いちばん早いです。私もUXを売却した時はそうしました(大手3社と地元店で15〜25万円の差がありました)。
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❓ よくある質問(FAQ)
Q1. F SPORTとversion L、結局どっちが高い?
本記事の231台集計(公式CPOの販売価格ベース)では、リセール率はF SPORTがversion Lをやや上回る傾向でした。version Lは上質装備が魅力ですが、手放すときの値持ちで選ぶならF SPORTが堅い、という結果です。
Q2. OVERTRAILは本当にリセール最強?
平均価格だけ見ると高く出ますが、市場の母数が少なく、ほぼ新車に近い低走行の個体が中心。「リセールが強い」というより「新しい個体しか出回っていない」状態なので、現時点では”最強の証拠”としては弱い、というのが正直な見方です。
Q3. 数値はそのまま買取額として期待していい?
いいえ。本記事の数字は「公式CPOの販売価格」で、買取査定はそこから2〜3割低いのが一般則です。あくまでグレード間の相対的な強弱を見る参考データとしてご活用ください。実際の買取額は複数社の査定で確認するのが確実です。
📝 まとめ|あくまでも参考程度に
- F SPORT(114台・残価率約91%)が流通の主役。相場の基準として最も信頼できる
- version L(約86%)はF SPORTより約5ポイント低いが、中古で買うなら約28万円お得
- 標準(約91%)は新車価格が安いぶん率が高く出やすい。割安に乗りたい人向け(母数13台)
- OVERTRAIL(約97%)は母数3台・ほぼ新車個体のみで、リセールの証拠としては弱い
- これはすべて「公式CPOの販売価格」。買取査定はここから2〜3割低いのが一般則
繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にNX350hを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。
NXは350h以外にも、ガソリンのNX350/NX250、PHEVのNX450h+とパワートレインが多彩です。NX全体(419台)の横断比較は別記事でまとめています。あわせてどうぞ。
▶ レクサスNXのリセールは強い?公式中古車419台で残価率分析



NX350hは「F SPORTが王道でリセールも堅調、version Lは上質さ重視、標準は割安狙い、OVERTRAILは希少枠」。231台の数字を見て、そう感じました🚗✨









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