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本記事では2026年10月1日時点でレクサス認定中古車(CPO)に掲載されていたRX362台を独自集計し、リセール傾向を分析しています(2026年10月更新)。
「レクサスRXってリセールが強いって聞くけど、実際どれくらい?」気になったので、レクサス公式のLEXUS CPOに出ているRXの全在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、結果はちょっと驚く数字でした。
はろしょう✅ 今回やったこと:レクサス公式CPOのRX在庫362台を独自集計(2026年10月1日時点)
✅ 分かったこと:F SPORTが流通の45.0%で最多、RX350 F SPORTは中古でも新車超え
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
👉 あくまでも個人で分析した参考データです
📊 レクサス リセール分析シリーズ(公式CPO実データ)
▶ レクサスNXの残価率を公式CPOで分析
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▶ レクサスUXの残価率を公式CPOで分析
🔑 レクサス売却ガイド|買取専門店で高く売る全手順
結論:リセールが良いのはどのグレード?
先に結論です。ただし「平均価格が高い=値持ちが良い」とは単純に言えないので、母数(台数)と年式・走行の条件も踏まえて、新車価格に対する残価率の目安が高い順に並べました(2026年10月1日時点・362台・公式CPOの販売価格ベース)。
- 🥇 RX350 “F SPORT”:新車比 約108%(91台)。CPO平均770万円で、なんと新車価格713万円を上回る水準。母数も多く、RX最強のリセール
- 🥈 RX350 “version L” 約100%(15台)/RX350h “version L” 約93%(31台)
- 🥈 RX500h “F SPORT Performance” 約89%(78台)。平均802万円と最高額帯ながら堅調
- ⚠️ RX450h+(PHEV)は約82%(22台)と相対的に控えめ(新車価格が高い分、下落幅が大きい)
- 📌 先代のRX300・RX450hも当時価格比で約75〜87%。5〜6年落ちでこの水準は立派ですが、当時価格ベースの参考値です
ざっくり言えば「ガソリンのRX350(特にF SPORT)が新車水準で驚異的に強い。RX500hも高額ながら堅調。PHEVのRX450h+はやや控えめ」。ただしこれはあくまで「販売価格」ベースで、実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。以下、362台の集計データで詳しく見ていきます。
なぜ自分で分析してみたのか
私自身、現在RX350の“F SPORT”に乗っています。前車のUX250hを売却したときに「思ったより高く売れたな」と感じた経験があり、レクサスのリセールがどれくらいなのか、もう少し客観的に確かめたくなりました。
ネット上には「レクサスのリセールランキング」を扱った記事が多くあります。ただ、出典が不明確だったり、買取業者のキャンペーンに紐づくものだったりと、自分の目で確かめた数字ではないものがほとんど。それなら、レクサス自身が販売している公式の認定中古車(LEXUS CPO)の在庫を全部見てみようと思い立ちました。先日NXでも同じ分析をしたので、今回はRX版です。
分析の方法と前提
- データ元:レクサス公式CPOサイト(cpo.lexus.jp)
- 取得日:2026年10月1日時点(毎月データを取り直して更新しています)
- 対象:「RX」で絞り込んだ在庫 全362件分の本体価格・年式・走行距離・グレード名を抽出
- 集計:表計算ではなく、ブラウザ上で動かしたスクリプトで自動取得(重複は車両ごとの個体ページで除外)
- 分類:レクサス公式CPOの「グレード絞り込み」の正式名(F SPORT/version L/F SPORT Performance/標準/特別仕様)に合わせて集計(公式の絞り込み台数と完全一致)
- 新車参考価格:2026年6月時点のレクサス公式(lexus.jp)。先代のRX300/RX450h/RX450hLは現行にないため当時の参考価格
※ 重要な前提:本記事の数値は「レクサス公式CPOの販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。店頭の価格には、仕入れ値のほかに、陸送や点検整備の費用と販売店の利益が含まれます(中古車大手IDOM〈ガリバー〉の決算補足資料〈2026年1月〉でも、車両の売買差益の原価に陸送費用や点検整備費用を含めています)。実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。あくまでも参考程度にしてください。また在庫は日々変動するため、台数・平均価格は取得日時点のスナップショットです。なお公開当初は車両名の表記からグレードを判別していましたが、現在は公式サイトの「グレード絞り込み」の正式名に合わせた分類に更新しています。
本記事は全国の在庫の集計です。愛媛県内の在庫(RXを含むレクサス認定中古車の台数・年式・走行距離・価格)は、同じ公式サイトから毎月取り直して別の記事にまとめています → レクサス認定中古車 愛媛の在庫と価格
車種×グレード別|CPO在庫の平均本体価格
車種×グレードで集計してみました。新車価格は2026年6月時点のレクサス公式参考価格と並べています(台数の多い順)。
| 車種 | グレード | 台数 | 平均年式 | 平均走行 | 平均本体価格 | 新車参考価格 | CPO目安比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| RX350 | F SPORT | 91(最多) | 2023 | 22,099km | 770.3万円 | 約713万円 | 約108% |
| RX500h | F SPORT Performance | 78 | 2023 | 25,098km | 801.7万円 | 約903万円 | 約89% |
| 旧RX300 | F SPORT | 53 | 2021 | 37,396km | 549.8万円 | 約630万円※ | 約87% |
| RX350h | version L | 31 | 2024 | 23,420km | 710.2万円 | 約760万円 | 約93% |
| 旧RX300 | version L | 22 | 2021 | 37,455km | 500.5万円 | 約600万円※ | 約83% |
| RX450h+ | version L | 22 | 2023 | 23,455km | 723.2万円 | 約887万円 | 約82% |
| 旧RX450h | F SPORT | 19 | 2021 | 44,316km | 527.7万円 | 約680万円※ | 約78% |
| 旧RX450h | version L | 17 | 2021 | 43,412km | 490.5万円 | 約650万円※ | 約75% |
| RX350 | version L | 15 | 2023 | 24,867km | 708.1万円 | 約709万円 | 約100% |
| 旧RX300 | 標準 | 5 | 2021 | 42,600km | 454.2万円 | 約560万円※ | 約81% |
| 旧RX450hL | 標準(3列シート) | 5 | 2021 | 55,600km | 500.6万円 | 当時各種※ | 参考 |
| 旧RX450h | 標準 | 3 | 2021 | 30,000km | 441.0万円 | 当時各種※ | 参考 |
| 旧RX450h | 特別仕様(Elegant Tourer) | 1 | 2022 | 53,000km | 498.0万円 | 当時各種※ | 参考 |
あくまで個人での集計なので分類のゆらぎはあると思いますが、グレード別で見ると、いくつか興味深い傾向が見えてきます。
※ 新車参考価格は2026年6月時点のレクサス公式(lexus.jp)の値を基準にしています。先代のRX300・RX450h・RX450hLは現行ラインナップにないモデルのため、新車参考価格は当時の参考価格として記載しています。比率もあくまで目安としてご覧ください。
グレード横断ランキング
車種を横断して、グレード別の構成比と平均価格を出してみました(全362台ベース)。
| 順位 | グレード | 台数 | 構成比 | 平均本体価格 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | F SPORT | 163台 | 約45.0% | 670.3万円 |
| 2位 | version L | 107台 | 約29.6% | 634.6万円 |
| 3位 | RX500h(F SPORT Performance) | 78台 | 約21.5% | 801.7万円(最高額) |
| 4位 | 標準・特別仕様ほか | 14台 | 約3.9% | 約471万円 |



NXと同じく、RXも“F SPORT”が4割超えで王道。さらにRXは高性能版のRX500h(F SPORT Performance)が2割超もあって、スポーティなグレードの人気が際立ちます。
QC7つ道具で見るRXのリセール
「平均が高い=値持ちが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、362台のデータを多角的に可視化してみました(パレート図・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。


📅 前回からの変化(月次定点観測)
本記事は毎月データを取り直して更新しています。2026年9月→10月の1ヶ月で見えた動きはこちら。
- 在庫は316台→362台と2ヶ月連続の増加(8月の305台を底に反転が鮮明に)
- 主力RX350 F SPORTは768.4→770.3万円(+1.9万円)と高値キープ。約108%の新車超えは5ヶ月連続
- 先代RX300 F SPORTは541.4→549.8万円(+8.4万円)と反発
- RX350 version Lは711.8→708.1万円(約100%)=新車価格ラインを挟んで足踏み
| 時点 | 在庫 | RX350 F SPORT | RX500h FSP | 先代RX300 F SPORT |
|---|---|---|---|---|
| 2026年6月 | 344台 | 762.3万円(約107%) | 795.4万円(約88%) | 558.1万円 |
| 2026年7月 | 327台 | 759.6万円(約107%) | 801.1万円(約89%) | 543.4万円 |
| 2026年8月 | 305台 | 761.2万円(約107%) | 798.0万円(約88%) | 545.4万円 |
| 2026年9月 | 316台 | 768.4万円(約108%) | 799.0万円(約88%) | 541.4万円 |
| 2026年10月 | 362台 | 770.3万円(約108%) | 801.7万円(約89%) | 549.8万円 |
※毎月この表に1行ずつ追加していきます。半年分たまったら、リセール推移の時系列分析もお届けする予定です。
- ① パレート図(グレード構成):F SPORTとversion Lで流通の約77%、さらにRX500hを足すと約96%。スポーティ志向が中古市場の主役です。
- ② ヒストグラム(本体価格):価格は二峰性。先代RX中心の500〜600万円台と、新型RX中心の750〜800万円台に山が分かれています。
- ③ 層別散布図(走行距離×価格):今回の主役。RX350 F SPORT(91台)が走行22千km・770万円の高位置に。母数が多いのにこの高さ=「新しいから高いだけ」では説明できない、本物の高リセールです(NXのOVERTRAILのような少数の偏りとは違います)。
- ④ 層別グラフ(残価率):RX350 F SPORTが新車比108%(n=91)で新車超え。母数も十分で信頼できます。RX500h 89%、RX450h+ 82%。
色で中古の値段は変わるのか。同じ認定中古車を色の分類ごとに数えた結果は、色選びの記事に載せています。
👉 あわせて読みたい:レクサスRXの色選び|ホワイトノーヴァを選んだ理由と中古価格
一次データから見えてきたポイント4つ
① F SPORTが最多(流通の45.0%)
全RXの約45.0%(163台)がF SPORTで、NXと同じく中古市場でも王道のグレードです。さらに高性能版のRX500h(F SPORT Performance)が22%もあり、RXは「走り」を意識したグレード選びをするユーザーが多いことが見えてきます。
② RX350 F SPORTは”新車超え”の驚異的リセール
今回いちばん驚いたのがこれ。RX350 F SPORTのCPO平均は770万円で、新車価格713万円を上回っていました(残価率約108%)。しかも母数は91台と十分で、たまたまの偏りではありません。ガソリンモデルは流通量が限られること、F SPORTの人気が高いことが、中古価格を新車水準以上に押し上げているようです。「買って数年乗っても、ほぼ買値で売れる可能性がある」のは、所有のハードルをぐっと下げてくれます。
③ RX500h F SPORT Performanceは最高額ながら堅調
RX500hはCPO平均801.7万円と全グレード中で最高額。それでも新車比約89%(78台)と、高額車としては立派な値持ちです。台数も78台と多く、フラッグシップSUVとしての人気と信頼が中古市場にも表れています。
④ PHEV(RX450h+)は相対的に控えめ
RX450h+はversion Lで残価率約82%。新車価格が887万円と高い分、3年落ちで150万円前後下がっている計算です。これはNXのNX450h+(PHEV)と同じ傾向。とはいえこれも「公式CPOの販売価格」ベースで、買取査定はさらに低くなります。購入時は「3年で残価70%は切る前提」で考えるのが安全そうです。
※ この記事の新車参考価格は、2026年6月時点(改良前)の公式価格です。RXは2026年9月30日に一部改良され、新車価格は26万〜40万円上がりました(RX350 “F SPORT”は713万円→751万円)。改良で何が変わったかは、公式の資料で改良前後を並べてまとめています → RX一部改良(2026年9月30日)の変更点と新しい価格
「販売価格」と「買取価格」の差を正直に
記事の信頼性のために、ここは正直に書いておきたいポイントです。今回集計したのは公式CPOの店頭販売価格。ここには、車両仕入れ・整備・保証・販売店利益などが含まれます。
- 実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。複数社の査定で確かめるのが確実です
「いざ自分が売る時にいくらか」を知りたい場合は、複数の買取業者の査定を取るのが結局いちばん早いです。私もUXを売却した時はそうしました。
筆者のUX売却の実例(買取側の実数値)
「販売価格」と「買取価格」の差をイメージしてもらいやすいよう、私自身がUX250hを売却した時の実数値も書いておきます。これは公開された相場ではなく、私自身が査定に出して提示された金額です。
- 車種:UX250h “F SPORT”
- 走行距離:約21,000km
- 保有期間:約3年
- 大手3社の買取査定:同水準(金額が残っている2社は365万円と375万円)
- 地元の買取専門店の買取査定:390万円
- 売却タイミング:2026年3月末
私のUX250h “F SPORT” は、諸費用込みの支払い合計が535万円でした。3年・21,000kmで390万円なら、支払った総額の約73%が戻った計算です。レクサスの値持ちの良さを実感した売却でした。



RXもUXと同じく、複数業者の査定を取れば結構な差が出る印象です。私のUXは、大手3社は同水準(金額が残っている2社は365万円と375万円)、地元店が390万円でした。RXを売却される方も、ぜひ最低3社は当たってみてほしいです。
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まとめ|あくまでも参考程度に
今回、レクサス公式CPOのRX在庫を自分で集計してみて見えてきたことを、最後に箇条書きで整理しておきます。
- F SPORTが流通の45.0%と最多。RX500hも22%で、スポーティなグレードが中古市場の主役
- RX350 F SPORTは新車比約108%=新車超え(91台と母数十分)。ガソリンの希少性+人気による本物の高リセール
- RX500h(F SPORT Performance)は最高額ながら残価率約89%と堅調
- RX450h+(PHEV)は約82%とやや控えめ(新車が高い分、下落幅が大きい)
- 先代RX300・RX450hも当時価格比で約75〜87%。5〜6年落ちでこの水準は立派
- ただしこれはすべて「公式CPOの販売価格」。実際の買取額は年式・走行距離・店で大きく変わる
繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にRXを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。
とはいえ、「気になって自分で362台分集計してみた」という小さな試みが、誰かの車選びの参考になれば嬉しいです。



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