本記事では2026年6月11日時点でレクサス認定中古車(CPO)に掲載されていたRX348台を独自集計し、リセール傾向を分析しています。
「レクサスRXってリセールが強いって聞くけど、実際どれくらい?」気になったので、レクサス公式のLEXUS CPOに出ているRXの全在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、結果はちょっと驚く数字でした。
はろしょう✅ 今回やったこと:レクサス公式CPOのRX在庫348台を独自集計(2026年6月11日時点)
✅ 分かったこと:F SPORTが流通の42.8%で最多、RX350 F SPORTは中古でも新車超え
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
👉 あくまでも個人で分析した参考データです
🎯 結論:リセールが良いのはどのグレード?
先に結論です。ただし「平均価格が高い=値持ちが良い」とは単純に言えないので、母数(台数)と年式・走行の条件も踏まえて、新車価格に対する残価率の目安が高い順に並べました(2026年6月11日時点・348台・公式CPOの販売価格ベース)。
- 🥇 RX350 “F SPORT”:新車比 約107%(56台)。CPO平均763万円で、なんと新車価格713万円を上回る水準。母数も多く、RX最強のリセール
- 🥈 RX350 “version L” 約101%(10台)/RX350h “version L” 約92%(15台)
- 🥈 RX500h “F SPORT Performance” 約88%(80台)。平均796万円と最高額帯ながら堅調
- ⚠️ RX450h+(PHEV)は約81%(19台)と相対的に控えめ(新車価格が高い分、下落幅が大きい)
- 📌 先代のRX300・RX450hも当時価格比で約79〜90%。5年落ちでこの水準は立派ですが、当時価格ベースの参考値です
ざっくり言えば「ガソリンのRX350(特にF SPORT)が新車水準で驚異的に強い。RX500hも高額ながら堅調。PHEVのRX450h+はやや控えめ」。ただしこれはあくまで「販売価格」ベースで、実際の買取査定はここから2〜3割低くなります。以下、348台の集計データで詳しく見ていきます。
🤔 なぜ自分で分析してみたのか
私自身、現在RX350の“F SPORT”に乗っています。前車のUX250hを売却したときに「思ったより高く売れたな」と感じた経験があり、レクサスのリセールがどれくらいなのか、もう少し客観的に確かめたくなりました。
ネット上には「レクサスのリセールランキング」を扱った記事が多くあります。ただ、出典が不明確だったり、買取業者のキャンペーンに紐づくものだったりと、自分の目で確かめた数字ではないものがほとんど。それなら、レクサス自身が販売している公式の認定中古車(LEXUS CPO)の在庫を全部見てみようと思い立ちました。先日NXでも同じ分析をしたので、今回はRX版です。
🔍 分析の方法と前提
- データ元:レクサス公式CPOサイト(cpo.lexus.jp)
- 取得日:2026年6月11日時点
- 対象:「RX」で絞り込んだ在庫 全348件分の本体価格・年式・走行距離・グレード名を抽出
- 集計:表計算ではなく、ブラウザ上で動かしたスクリプトで自動取得(重複は車両ごとの個体ページで除外)
- 分類:グレード名から「F SPORT(Fスポーツ表記含む)」「version L(VER-L表記含む)」「RX500h(F SPORT Performance)」「標準/無印」を判別
- 新車参考価格:2026年6月時点のレクサス公式(lexus.jp)。先代のRX300/RX450h/RX450hLは現行にないため当時の参考価格
※ 重要な前提:本記事の数値は「レクサス公式CPOの販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。ディーラーの利益分が含まれているため、実際の買取額は概ね本記事の数字より2〜3割ほど低くなる、と思っておくのが現実的です。あくまでも参考程度にしてください。また在庫は日々変動するため、台数・平均価格は取得日時点のスナップショットです。
📊 車種×グレード別|CPO在庫の平均本体価格
車種×グレードで集計してみました。新車価格は2026年6月時点のレクサス公式参考価格と並べています(台数の多い順)。
| 車種 | グレード | 台数 | 平均年式 | 平均走行 | 平均本体価格 | 新車参考価格 | CPO目安比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| RX500h | F SPORT Performance | 80(最多) | 2023 | 25,000km | 796.8万円 | 約903万円 | 約88% |
| RX350 | F SPORT | 56 | 2024 | 22,000km | 763.2万円 | 約713万円 | 約107% |
| RX450h+ | version L | 19 | 2023 | 29,000km | 713.9万円 | 約887万円 | 約81% |
| RX350h | version L | 15 | 2024 | 30,000km | 700.9万円 | 約760万円 | 約92% |
| RX350 | version L | 10 | 2024 | 20,000km | 714.5万円 | 約709万円 | 約101% |
| 旧RX300 | F SPORT | 72 | 2021 | 33,000km | 560.8万円 | 約630万円※ | 約89% |
| 旧RX300 | version L | 24 | 2021 | 34,000km | 518.2万円 | 約600万円※ | 約86% |
| 旧RX450h | F SPORT | 21 | 2020 | 40,000km | 539.6万円 | 約680万円※ | 約79% |
| 旧RX450h | version L | 19 | 2021 | 42,000km | 496.5万円 | 約650万円※ | 約76% |
| 旧RX300 | 標準/無印 | 15 | 2021 | 36,000km | 504.3万円 | 約560万円※ | 約90% |
| 旧RX450hL | 標準(3列シート) | 9 | 2020 | 53,000km | 496.9万円 | 当時各種※ | 参考 |
あくまで個人での集計なので分類のゆらぎはあると思いますが、グレード別で見ると、いくつか興味深い傾向が見えてきます。
※ 新車参考価格は2026年6月時点のレクサス公式(lexus.jp)の値を基準にしています。先代のRX300・RX450h・RX450hLは現行ラインナップにないモデルのため、新車参考価格は当時の参考価格として記載しています。比率もあくまで目安としてご覧ください。
🏆 グレード横断ランキング
車種を横断して、グレード別の構成比と平均価格を出してみました(全348台ベース)。
| 順位 | グレード | 台数 | 構成比 | 平均本体価格 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | F SPORT | 149台 | 約42.8% | 633.9万円 |
| 2位 | version L | 87台 | 約25.0% | 610.3万円 |
| 3位 | RX500h(F SPORT Performance) | 80台 | 約23.0% | 796.8万円(最高額) |
| 4位 | 標準/無印 | 32台 | 約9.2% | 520.7万円 |



NXと同じく、RXも“F SPORT”が4割超えで王道。さらにRXは高性能版のRX500h(F SPORT Performance)が2割超もあって、スポーティなグレードの人気が際立ちます。
📈 QC7つ道具で見るRXのリセール
「平均が高い=値持ちが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、348台のデータを多角的に可視化してみました(パレート図・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。


- ① パレート図(グレード構成):F SPORTとversion Lで流通の約68%、さらにRX500hを足すと約9割。スポーティ志向が中古市場の主役です。
- ② ヒストグラム(本体価格):価格は二峰性。先代RX中心の500〜600万円台と、新型RX中心の750〜800万円台に山が分かれています。
- ③ 層別散布図(走行距離×価格):今回の主役。RX350 F SPORT(56台)が走行22千km・763万円の高位置に。母数が多いのにこの高さ=「新しいから高いだけ」では説明できない、本物の高リセールです(NXのOVERTRAILのような少数の偏りとは違います)。
- ④ 層別グラフ(残価率):RX350 F SPORTが新車比107%(n=56)で新車超え。母数も十分で信頼できます。RX500h 88%、RX450h+ 81%。
💡 一次データから見えてきたポイント4つ
① F SPORTが最多(流通の42.8%)
全RXの約42.8%(149台)がF SPORTで、NXと同じく中古市場でも王道のグレードです。さらに高性能版のRX500h(F SPORT Performance)が23%もあり、RXは「走り」を意識したグレード選びをするユーザーが多いことが見えてきます。
② RX350 F SPORTは”新車超え”の驚異的リセール
今回いちばん驚いたのがこれ。RX350 F SPORTのCPO平均は763万円で、新車価格713万円を上回っていました(残価率約107%)。しかも母数は56台と十分で、たまたまの偏りではありません。ガソリンモデルは流通量が限られること、F SPORTの人気が高いことが、中古価格を新車水準以上に押し上げているようです。「買って数年乗っても、ほぼ買値で売れる可能性がある」のは、所有のハードルをぐっと下げてくれます。
③ RX500h F SPORT Performanceは最高額ながら堅調
RX500hはCPO平均796.8万円と全グレード中で最高額。それでも新車比約88%(80台)と、高額車としては立派な値持ちです。台数も80台と多く、フラッグシップSUVとしての人気と信頼が中古市場にも表れています。
④ PHEV(RX450h+)は相対的に控えめ
RX450h+はversion Lで残価率約81%。新車価格が887万円と高い分、3年落ちで170万円前後下がっている計算です。これはNXのNX450h+(PHEV)と同じ傾向。とはいえこれも「公式CPOの販売価格」ベースで、買取査定はさらに低くなります。購入時は「3年で残価70%は切る前提」で考えるのが安全そうです。
⚠️ 「販売価格」と「買取価格」の差を正直に
記事の信頼性のために、ここは正直に書いておきたいポイントです。今回集計したのは公式CPOの店頭販売価格。ここには、車両仕入れ・整備・保証・販売店利益などが含まれます。
- 一般的に、買取〜店頭販売の差は2〜3割程度と言われています
- もし公式CPOで760万円で売られているRX350 F SPORTがあったとすると、買取査定は530〜610万円あたりが目安
- とはいえ、新車価格に対して残価率75〜85%が見えてくる、というイメージは間違っていなさそうです
「いざ自分が売る時にいくらか」を知りたい場合は、複数の買取業者の査定を取るのが結局いちばん早いです。私もUXを売却した時はそうしました。
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※PR/無料で利用できます。査定額はあくまで目安です。
💎 筆者のUX売却の実例(買取側の実数値)
「販売価格」と「買取価格」の差をイメージしてもらいやすいよう、私自身がUX250hを売却した時の実数値も書いておきます。これは公開された相場ではなく、私自身が査定に出して提示された金額です。
- 車種:UX250h “F SPORT”
- 走行距離:約21,000km
- 保有期間:約3年
- 大手3社の買取査定:365〜375万円
- 地元の販売店の買取査定:390万円
- 売却タイミング:2026年3月末
UX250h “F SPORT” の新車価格はオプション込みで約500万円前後だったので、3年21,000kmで390万円なら、買取ベースで残価率78%くらい。今回CPOで分析したRXの数字感とも整合的で、レクサスの値持ちの良さを実感した売却でした。



RXもUXと同じく、複数業者の査定を取れば結構な差が出る印象です。私のUXは大手3社と地元店で15〜25万円の差がありました。RXを売却される方も、ぜひ最低3社は当たってみてほしいです。
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📝 まとめ|あくまでも参考程度に
今回、レクサス公式CPOのRX在庫を自分で集計してみて見えてきたことを、最後に箇条書きで整理しておきます。
- F SPORTが流通の42.8%と最多。RX500hも23%で、スポーティなグレードが中古市場の主役
- RX350 F SPORTは新車比約107%=新車超え(56台と母数十分)。ガソリンの希少性+人気による本物の高リセール
- RX500h(F SPORT Performance)は最高額ながら残価率約88%と堅調
- RX450h+(PHEV)は約81%とやや控えめ(新車が高い分、下落幅が大きい)
- 先代RX300・RX450hも当時価格比で約79〜90%。5年落ちでこの水準は立派
- ただしこれはすべて「公式CPOの販売価格」。買取査定はここから2〜3割低い、というのが現実的な見方
繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にRXを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。
とはいえ、「気になって自分で348台分集計してみた」という小さな試みが、誰かの車選びの参考になれば嬉しいです。



レクサスRXは「走って楽しい・乗って気持ちいい・値持ちもいい」の三拍子。とくにRX350 F SPORTの新車超えリセールには、オーナーとして改めて驚かされました🚗✨



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