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本記事では2026年9月7日時点でトヨタ認定中古車サイトに掲載されていたランドクルーザープラド(150系後期)317台を独自集計し、リセール傾向を分析しています(2026年9月更新・7月比の変化も掲載)。
「プラドは生産終了したけど、リセールはどうなった?売るなら今?」気になったので、トヨタ公式の認定中古車サイトに出ているプラドの在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、結論から言うと生産終了から2年経っても、主力グレードは新車価格を16%上回る値付け。実は私自身、以前プラドに乗っていたので(車歴8台のうちの1台)、懐かしさ半分・驚き半分の分析になりました。
はろしょう✅ 今回やったこと:トヨタ認定中古車のプラド在庫を独自集計(2026年9月7日時点・150系後期317台)
✅ シリーズ:アルファード・ハリアーに続くトヨタ車分析 第3弾(ランクル編その3)
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
✅ 私も以前プラドオーナーでした。データは公式一次情報のみで集計しています
👉 あくまでも個人で分析した参考データです
🎯 結論:プラドのリセールはどう見えるか
先に結論です(2026年9月7日時点・2017年9月改良時の新車価格基準)。
- 🥇 TX(ガソリン):残価率 約116%(175台・平均424.7万円 vs 新車366.6万円)——平均4.5万km走ってこの数字
- 🥈 TX-L(ガソリン):約105%(81台)/TX(ディーゼル):約104%(35台)
- ⚖️ TX-L(ディーゼル):約95%(16台)——新車価格をやや下回る水準に
- 📉 最上級TZ-G(ディーゼル):約96%(10台・平均走行5.4万km)——同じプラドで21ポイント差
- 🕰️ 参考:200系ランクルはZX約86%・AX約81%(計11台)——生産終了5年でこの水準
ざっくり言うと「プラドは生産終了で新車が買えなくなり、むしろ値上がりした。ただしベースグレードほど強く、上級・過走行の個体は普通の値落ちに近づく」という構図です。これは認定中古車の「販売価格」であって買取査定額ではなく、実際の買取はここから2〜3割低くなります。以下、317台の集計データで詳しく見ていきます。
🔍 分析の方法と前提
- データ元:トヨタ認定中古車 公式サイト(toyota.jp/ucar)
- 取得日:2026年9月7日時点(定期的にデータを取り直して更新しています)
- 対象:車名「ランドクルーザー・プラド」の在庫から357台を捕捉し、そこから2017年9月改良後の150系後期に該当する317台に絞って分析(それ以前の年式・旧世代・キャンピング架装等の特装車は除外。検索結果の表示ローテーション仕様のため全件取得はできない場合があります)
- 燃料判定:車名ではなく排気量で機械判定(2.7L=ガソリン/2.8L=ディーゼルターボ)
- グレード分類:公式グレード絞り込みが無いため、車名表記の筆者ルールで分類(TX/TX-Lパッケージ/TZ-G)
- 新車参考価格:最終期(2022年8月の一部改良後〜2024年生産終了)のメーカー希望小売価格(税込)=TX(ガソリン)366.6万/TX(ディーゼル)429.1万/TX-L(ガソリン)415.4万/TX-L(ディーゼル)477.9万/TZ-G(ディーゼル)554.3万円
※ 重要な前提:本記事の数値は「トヨタ認定中古車の販売価格」です。買取査定額ではなく、実際の買取額は概ね2〜3割低くなります。あくまでも参考程度にしてください。在庫は日々変動するため、数字は取得日時点のスナップショットです。なお150系後期は2017年9月の登場時(TXガソリン353.8万円・消費税8%)から段階的に値上げされてきており、本記事はその最終期の価格を分母にしています。つまり古い年式の個体ほど実際の新車価格は安かったため、実質の残価率は表の数字よりさらに高めになります(本記事の残価率は控えめ側の見積もりです)。TZ-G等は在庫が古い年式・過走行に偏るため低めに出ています。プラドは2024年に生産終了し、後継はランドクルーザー250です。
📊 グレード別|認定中古車の平均本体価格と残価率
| グレード | 台数 | 平均年式 | 平均走行 | 平均本体価格 | 新車価格(2017年改良時) | 目安比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TX(ガソリン 2.7L) | 175(最多) | 2021.4 | 45,080km | 424.7万円 | 366.6万円 | 約116%🥇 |
| TX-L(ガソリン) | 81 | 2021.5 | 41,938km | 435.4万円 | 415.4万円 | 約105% |
| TX(ディーゼル 2.8L) | 35 | 2020.9 | 52,971km | 445.1万円 | 429.1万円 | 約104% |
| TX-L(ディーゼル) | 16 | 2020.3 | 62,062km | 451.8万円 | 477.9万円 | 約95% |
| TZ-G(ディーゼル) | 10 | 2021.1 | 53,500km | 531.5万円(最高) | 554.3万円 | 約96% |
※ TZ-G(10台)・TX-L(ディーゼル・16台)は母数が少ないため、参考程度にご覧ください。年式構成は2021年式84台・2022年式64台・2023年式96台が中心で、最終期(2023年式)の個体が最も厚く流通しています。



最多はベースグレードのTX(ガソリン)175台。そして残価率も約116%でトップです。プラドは昔から「TXで十分」と言われる車でしたが、リセールの数字でも「一番安いグレードが一番賢い」が裏付けられました。
👉 同じ手法で40系ヴェルファイアも調べています。ミニバンの残価率はこう出ました:ヴェルファイア40系の残価率を認定中古車165台で分析してみた
📈 QC7つ道具で見るプラドのリセール
「平均が高い=リセールが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、317台のデータを可視化してみました(グレード構成・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。


📅 前回からの変化(月次定点観測)
本記事は定期的にデータを取り直して更新しています。2026年7月→9月の約2ヶ月で見えた動きはこちら。
- 150系後期の捕捉は311台→317台とほぼ横ばい
- 主力TX(ガソリン)は425.3→424.7万円(▲0.6万円)で残価率約116%を維持。生産終了プレミアムは健在
- TX-L(ディーゼル)は467.6→451.8万円(▲15.8万円・約95%)と下げ、新車価格をやや下回る水準に
- TZ-Gは個体の入れ替わり(7台→10台・平均走行7.5万→5.4万km)で486.5→531.5万円に上昇(約88%→約96%)。母数が少ないグレードの数字は個体構成で大きく動く好例
| 時点 | 150系後期 | TX(ガソリン)平均 | 残価率 |
|---|---|---|---|
| 2026年7月 | 311台 | 425.3万円 | 約116% |
| 2026年9月 | 317台 | 424.7万円 | 約116% |
※更新のたびにこの表へ行を追加していきます。半年分たまったら、リセール推移の時系列分析もお届けする予定です。
- ① グレード構成:TX(ガソリン)175台が過半数。TX-L(ガソリン)81台・TX(ディーゼル)35台と続き、最上級TZ-Gは10台です。
- ② ヒストグラム(本体価格):400〜475万円がボリュームゾーン。生産終了車とは思えない高値の山です。
- ③ 層別散布図(走行距離×価格):プラド最大の見どころ。走行10万kmを超えても300万円台を維持する個体が多数。距離による値落ちの緩さは、これまで分析したどの車よりも顕著です。
- ④ 層別グラフ(残価率):TX(ガソリン)約116%からTX-L(ディーゼル)約95%まで、ベースグレードほど有利のグラデーション。ハリアーで見た法則(廉価グレードほど率が良い)がプラドでも成立しています。
💡 一次データから見えてきたポイント4つ
① 生産終了は「値下がり」ではなく「値上がり」の合図だった
プラドは2024年に生産を終了しましたが、主力TX(ガソリン)は平均4.5万km走った個体が新車価格+16%の424.7万円で売られています。「モデル末期・生産終了=安くなる」という中古車の一般則が、プラドでは完全に逆転。後継のランクル250が納期難で手に入りにくいことも、プラド相場を下支えしていると考えられます。
② 10万km走っても300万円台。「距離に強い」のがプラドの真骨頂
散布図で目を引くのが、走行距離が伸びても価格が落ちにくいこと。10万km超の個体が300万円台で普通に並んでいます。世界中で「壊れない車」として愛されるランクルブランドの信頼性が、距離による減価を抑えている格好です。過走行だからと諦めていた方は、査定に出すと想像より高い可能性があります。
③ ただし上級グレードほど「普通」に。TX-L(D)は約95%
序列はTX(G)116% > TX-L(G)105% > TX(D)104% > TZ-G(D)96% > TX-L(D)95%。新車が高いグレードほど率が下がるのは、ハリアーやアルファードのExecutive Loungeでも見た共通法則です(下位2つは母数が少なく、個体構成で順位が入れ替わりやすい点は注意)。「リセールならベースグレード」——プラドでもこれが数字の答えでした。
④ 参考:200系ランクルは86%。プレミアムの「その後」が見える
今回、同時に生産終了7年超の200系ランクル10台も集計しました。ZX(6台・平均2017年式)が約83%、AX系(3台)が約77%。10年落ち近くで新車の8割超は驚異的ですが、「新車超え」ではなくなっています。プラドの現在のプレミアムも、供給(=ランクル250の納期)が正常化し車齢が進めば、こうした水準へ緩やかに収束していくと見るのが自然です。売却を考えているなら、プレミアムが乗っている今は悪くないタイミングだと、データは示唆しています。
⚠️ 「販売価格」と「買取価格」の差を正直に
- 今回の数字は認定中古車の店頭販売価格。仕入れ・整備・保証・販売店利益が含まれます
- 一般的に買取〜店頭販売の差は2〜3割。店頭425万円のTX(ガソリン)なら買取は295〜340万円あたりが理屈上の目安
- 新車366.6万円で買った車が数年・4〜5万km走って300万円台なら、値落ち幅は規格外に小さい部類です
- ランクル系の高値は海外からの旺盛な需要が下支えしていると言われ、輸出相場の変動で将来の水準は変わりえます
💰 プラドの今の価値が気になったら、まずはネットで無料の相場チェックから始めるのが手軽です。本記事の残価率はあくまで「販売価格」の話——ご自身のプラドの買取相場は、査定に出してはじめて見えてきます。「どこの何のサービスか」が分かるように、それぞれの特徴を書いておきます。
📝 まとめ|あくまでも参考程度に
- プラド(150系後期)の認定中古車は317台を分析。最多はベースのTX(ガソリン)175台
- 生産終了後も高値維持。TX(ガソリン)は平均4.5万km走って残価率約116%
- 走行10万km超でも300万円台を維持。距離に強いのがプラドの真骨頂
- ただしベースグレードほど有利で、下位はTX-L(ディーゼル)の約95%。グレードで21ポイント差
- 生産終了5年の200系は81〜86%に収束=プレミアムは永遠ではない。売り時としては今が好機とデータは示唆
- そしてこれはすべて「販売価格」。買取査定はここから2〜3割低いのが一般則
繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際に売却・購入される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。



元プラドオーナーとして、手放した車が今も値上がりしているのは複雑な気分ですが(笑)、「プラドは裏切らない」を数字で確認できて嬉しくもありました。ランクルファミリーはランクル300(全10台・残価率151%)とランクル250(発売2年で新車超え)も分析しています。アルファード40系・ハリアー80系との読み比べもぜひ🚗✨










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