※本記事はプロモーション(広告)を含みます。
本記事では2026年9月7日時点でトヨタ認定中古車サイトに掲載されていたヴェルファイア462台を独自集計し、40系ヴェルファイア234台のリセール傾向を分析しています(2026年9月更新・7月比の変化も掲載)。
「ヴェルファイアってアルファードよりリセール落ちるんでしょ?」——よく聞く話です。気になったので、トヨタ公式の認定中古車サイトに出ているヴェルファイアの在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、アルファード40系・ハリアー80系・ランドクルーザーと同じ手法で分析したトヨタ認定中古車シリーズの一台です。結果は、通説とは少し違うものでした。
はろしょう✅ 今回やったこと:トヨタ認定中古車のヴェルファイア在庫を独自集計(2026年9月7日時点・40系234台)
✅ 実は私、20代の頃にヴェルファイア30系を前期・後期と乗り継いだ元オーナーです
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
✅ 当時の私の売買額ではなく、あくまで今の40系の公式データ分析です
👉 あくまでも個人で分析した参考データです
🎯 結論:40系ヴェルファイアのリセールはどう見えるか
先に結論です(2026年9月7日時点・2023年6月発売時の2WD新車価格基準)。40系ヴェルファイアの主力グレードは、アルファードに勝るとも劣らない高いリセールを示しました。とくに数の少ないガソリン車は、中古のほうが新車価格を上回る状態です。
- 👑 Z Premier(ガソリン):残価率 約111%(37台・平均725.6万円 vs 新車655万円)
- 🔋 Z Premier(ハイブリッド):約98%(173台・最多・平均675.2万円 vs 新車690万円)
- 💺 Executive Lounge(HEV):約94%(21台・平均815.2万円。新車870万円が高額なため率は控えめ)
注目はガソリンのZ Premierが残価率 約111%という点。これは同じ手法で分析したアルファード40系のZ(ガソリン・約108%)を上回る数字でした。「兄弟車ならアルファードのほうがリセールが良い」と語られがちですが、少なくとも今回の公式データ上はヴェルファイアが優勢。ただしこれは認定中古車の「販売価格」であって買取査定額ではなく、実際の買取はここから2〜3割低くなります。以下、集計データで詳しく見ていきます。
🤔 なぜヴェルファイアのリセールを自分で分析したのか
ネット上には「ヴェルファイアはアルファードより値落ちする」という話があふれていますが、出典が不明確だったり、買取業者のキャンペーンに紐づくものだったりと、自分の目で確かめた数字ではないものがほとんど。それなら、トヨタ自身が販売している公式の認定中古車の在庫を全部見てみようと思い立ちました。レクサスCPO5車種、アルファード40系、ハリアー80系、ランドクルーザーと同じ方法で分析したシリーズの一台です。
個人的な思い入れもあります。私は20代の頃、ヴェルファイア30系を前期・後期と乗り継ぎました。あの押し出しの強い顔つきが好きで、当時は「リセールなんて気にせず」乗っていたものです。その車が40系になった今、中古市場でどう評価されているのか。元オーナーとして、公式データで答え合わせをしてみます。
🔍 分析の方法と前提
- データ元:トヨタ認定中古車 公式サイト(toyota.jp/ucar)
- 取得日:2026年9月7日時点(定期的にデータを取り直して更新しています)
- 対象:「ヴェルファイア」の在庫。サイト上の該当685台のうち462台(約67%)を捕捉し、各車両の詳細ページから本体価格・年式・走行距離・排気量・寸法・駆動方式を抽出。うちスペックで判定した40系が234台(先代30系が220台)です
- 捕捉率について:トヨタ認定中古車サイトは検索結果の表示が固定順ではなく、条件を変えて何度取得しても一部の車両が表示されない仕様のため、全件の取得はできませんでした。462台は無作為に近い形で集まった標本であり、傾向を見るには十分な母数と考えていますが、全数調査ではない点はご了承ください
- 40系/先代30系の判別:ディーラー入力の車名ではなく、詳細ページのスペック(全長)で機械的に判定。40系は全長499cm前後、先代30系は493cm前後という客観基準です。40系はさらに排気量で、2.4Lターボ=ガソリン、2.5L=ハイブリッドに分けています
- グレード分類:トヨタ認定中古車には公式グレード絞り込みが無いため、車名表記とスペックを組み合わせた筆者ルールで分類しています(Z Premier/Executive Lounge)。分類しきれない個体は残価率計算から除外しました
- 新車参考価格:2023年6月発売時のメーカー希望小売価格(税込・2WD基準)=Z Premier(ガソリン)655万円/Z Premier(HEV)690万円/Executive Lounge(HEV)870万円
※ 重要な前提:本記事の数値は「トヨタ認定中古車の販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。ディーラーの利益分が含まれているため、実際の買取額は概ね本記事の数字より2〜3割ほど低くなる、と思っておくのが現実的です。あくまでも参考程度にしてください。また在庫は日々変動するため、台数・平均価格は取得日時点のスナップショットです。残価率は2WD発売時価格基準で、在庫には4WD(E-Four)やオプション装着車が混在するため、比率はあくまで目安です。
ヴェルファイアからレクサスへの乗り換えを考えている方は、実際に乗り換えた記録もあります。
▶ ヴェルファイア30からレクサスRXへ乗り換えた本音|後悔と満足
残価率が高い車ほど、売り方の差がそのまま金額に効いてきます。
▶ レクサスUX390万円売却の全手順|4社相見積で25万差【実録】
📊 グレード別|認定中古車の平均本体価格と残価率
40系234台をグレード別に集計しました。新車価格は発売時のメーカー希望小売価格(2WD)と並べています(台数の多い順)。
| グレード | 台数 | 平均年式 | 平均走行 | 平均本体価格 | 新車価格(2WD) | 目安比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Z Premier(HEV) | 173(最多) | 2023.7 | 18,091km | 675.2万円 | 690.0万円 | 約98% |
| Z Premier(ガソリン 2.4Lターボ) | 37 | 2024.3 | 13,045km | 725.6万円 | 655.0万円 | 約111%🥇 |
| Executive Lounge(HEV) | 21 | 2023.9 | 25,762km | 815.2万円 | 870.0万円 | 約94% |
| Executive Lounge PHEV | 3(参考) | 2025.0 | 7,333km | 978.9万円 | — | — |
| ヴェルファイア30系(先代・参考) | 220 | — | — | 302.3万円 | — | — |
※ 残価率の分母は2023年6月発売時のメーカー希望小売価格(税込・2WD)です。その後の一部改良(価格改定)で値上げされており、2026年7月時点の公式サイト掲載価格は Z Premier(ターボガソリン)674.96万円・Z Premier(ハイブリッド)709.94万円・Executive Lounge(ハイブリッド)884.95万円(いずれも2WD)=発売時から約20万円高くなっています。そのため2025年式以降の個体の実質残価率は表よりやや低めです。現行はこのほかExecutive Lounge PHEV(1,089.99万円)も設定されています。4WD(E-Four)は各20万円ほど高くなります。Executive Lounge(21台)は母数が中規模のため参考程度に。先代30系は年式の幅が広い(2013〜2023年式)ため平均走行距離は割愛しています。
同じ手法でレクサスISも分析しました。SUVとセダンでは、残価率の出方がかなり違います。
▶ レクサスISの残価率を公式CPOで分析してみた
📈 QC7つ道具で見る40系ヴェルファイアのリセール
「平均が高い=リセールが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、40系234台のデータを多角的に可視化してみました(パレート図・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。


📅 前回からの変化(月次定点観測)
本記事は定期的にデータを取り直して更新しています。2026年7月→9月の約2ヶ月で見えた動きはこちら。
- 40系の捕捉は165台→234台に増加。初期オーナーの売却が本格化してきた
- Z Premier(ガソリン)は743.4→725.6万円(▲17.8万円・約111%)。それでも兄弟のアルファードZ(ガソリン・約108%)への優位は維持
- Z Premier(HEV)は680.6→675.2万円(▲5.4万円・約98%)と、新車価格をわずかに下回る水準へ
- Executive Lounge PHEVが3台初登場(平均978.9万円・参考)
| 時点 | 40系捕捉 | Z Premier(ガソリン) | Z Premier(HEV) |
|---|---|---|---|
| 2026年7月 | 165台 | 743.4万円(約113%) | 680.6万円(約99%) |
| 2026年9月 | 234台 | 725.6万円(約111%) | 675.2万円(約98%) |
※更新のたびにこの表へ行を追加していきます。半年分たまったら、リセール推移の時系列分析もお届けする予定です。
- ① パレート図(グレード構成):Z Premier(HEV)173台が突出。ガソリン37台・Executive Lounge 21台と続き、上位2グレードで約90%を占めます。ハイブリッド偏重の市場構成が一目で分かります。
- ② ヒストグラム(本体価格):675〜700万円が最頻(54台)で、625〜725万円に大半が集中。発売時のZ Premierが655〜690万円ですから、「中古も新車価格帯で売られている」ことが分布からも読み取れます。
- ③ 層別散布図(走行距離×価格):走行が伸びても価格の下落が緩やか。ガソリン(オレンジ)はハイブリッド(緑)より上のレンジに位置し、Executive Lounge(青)は800万円級の別レンジを形成しています。
- ④ 層別グラフ(残価率):母数の大きいZ Premier(HEV)98%・ガソリン111%は信頼度の高い数字。ガソリンだけが100%ライン(赤破線)を明確に超えています。
👉 3列シートで次の1台を探しているなら、レクサスからも6人乗りの電動SUVが出ます:新型レクサスTZ徹底解説|2026冬発売・電動3列6人乗りSUV
💡 一次データから見えてきたポイント
① ガソリンZ Premierは約111%。兄・アルファードを上回る
今回いちばんの発見がここ。ガソリンのZ Premierは、発売時の新車価格655万円に対して中古平均725.6万円で残価率約111%。同時期に同じ手法で分析したアルファード40系のZ(ガソリン・約108%)を上回りました。「リセールならアルファード」という定説が、少なくとも今回の公式データでは当てはまらなかったことになります。背景には、ヴェルファイアのガソリン車がそもそも数が少なく、中古市場で希少なことがありそうです。
なお、ヴェルファイアも改良で値上げされており、現在のガソリンZ Premierの新車価格は674.96万円(2026年7月確認時点・公式サイト)。この現行価格を分母にしても残価率は約107%で、やはり中古が新車を上回ります。本記事が発売時価格(655万円)を基準にしているのは、中古在庫が2023〜2025年式と購入時期がバラバラで、年式ごとに違う新車価格を1つの物差しに揃える必要があるため。どちらの価格と比べても「新車超え」という結論は変わりません。
② ハイブリッドが在庫の主役。ガソリンは希少で高い
在庫を見ると、Z Premierはハイブリッドがガソリンの約4.7倍と圧倒的多数(173台 vs 37台)。ヴェルファイアはハイブリッド中心に売れており、ガソリンは相対的に希少です。この希少性が、ガソリンZ Premierの残価率を押し上げている構図は、アルファード・ハリアーでも見られた「流通の薄いグレードほど率が高い」という共通パターンです。一方でハイブリッドのZ Premierは約98%と、こちらも新車価格をほぼ維持する堅調さでした。
③ Executive Loungeは率94%でも絶対額は別格の800万円級
最上級のExecutive Lounge(HEV)は平均815.2万円。残価率の数字では約94%とZ Premierより低く見えますが、これは新車価格870万円そのものが高いため。アルファードのExecutive Lounge(約92%)とほぼ同じ構図で、「率で見るか、絶対額で見るか」で印象が変わる典型例です。870万円の車が3年落ちでも約815万円で店頭に並ぶのは、十分に驚異的なリセールです。
④ 元オーナー目線:30系から40系への価値の受け継がれ方
私が乗っていた30系ヴェルファイアは、今回の集計でも先代として220台と多く流通していました(参考・平均302.3万円)。40系との価格差は歴然ですが、これは世代交代の宿命。むしろ驚いたのは、当時「アルファードの陰に隠れがち」と言われたヴェルファイアが、40系では堂々とアルファードに並ぶリセールを持つようになっていたこと。顔つきの違いで選ばれる指名買いの車になった、という時代の変化を数字から感じました。
⚠️ 「販売価格」と「買取価格」の差を正直に
記事の信頼性のために、ここは正直に書いておきたいポイントです。今回集計したのは認定中古車の店頭販売価格。ここには、車両仕入れ・整備・保証・販売店利益などが含まれます。
- 一般的に、買取〜店頭販売の差は2〜3割程度と言われています
- たとえば店頭で約726万円のZ Premier(ガソリン)なら、買取査定は508〜580万円あたりが理屈上の目安
- 残価率111%に見えても、買取で新車価格以上が返ってくるわけではない点にご注意ください。それでも新車655万円の車が数年後に500万円台後半で売れるなら、値落ち幅は驚くほど小さい部類です
💰 ヴェルファイアの今の価値が気になったら、まずはネットで無料の相場チェックから始めるのが手軽です。本記事の残価率はあくまで「販売価格」の話——ご自身のヴェルファイアの買取相場は、査定に出してはじめて見えてきます。「どこの何のサービスか」が分かるように、それぞれの特徴を書いておきます。
📝 まとめ|あくまでも参考程度に
- トヨタ認定中古車のヴェルファイアは462台を捕捉(約67%)、うち40系234台を分析。Z Premierが中古市場の主役
- ガソリンZ Premierの残価率は約111%。同手法で分析したアルファードZ(約108%)を上回った
- 在庫はハイブリッドがガソリンの約4.7倍。希少なガソリンの率が高い構図はシリーズ共通
- Executive Loungeは率94%でも絶対額815万円級。アルファードELと同じ「率と絶対額のねじれ」
- そしてこれはすべて「販売価格」。買取査定はここから2〜3割低いのが一般則
繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にヴェルファイアを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。



元ヴェル乗りとして言わせてもらえば、40系ヴェルファイアが「アルファードに並ぶ資産価値」を持ったのは感慨深いです。兄弟車で迷っている方は、リセールで差はほぼ無い=好きな顔で選んでいい、というのが今回の結論。同じ手法で分析したアルファード40系(450台)・ハリアー80系(1,348台)との比較もぜひ。次も気になる車種があればデータで検証していきます🚗✨










コメント