【9月更新】レクサスISの残価率を公式CPO98台で分析してみた

ec lexus is cpo 98 analysis

※本記事はプロモーション(広告)を含みます。

本記事では2026年9月7日時点でレクサス認定中古車(CPO)に掲載されていたIS98台を独自集計し、リセール傾向を分析しています(2026年9月更新・7月比の変化も掲載)。

「SUV全盛のいま、セダンのISってリセールはどうなの?」気になったので、レクサス公式のLEXUS CPOに出ているISの全在庫を、自分で集計してみました。今回は2026年9月の定点更新版です。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、RX・NX・UX・LBX・LXに続くCPO分析シリーズのセダン編第1弾。結論から言うと、ハイブリッドは70%台後半にとどまる一方、ガソリンのF SPORTは約95%、V8のIS500は100%超えという、ISらしい「二極化」が見えてきました。

はろしょう

✅ 今回やったこと:レクサス公式CPOのIS在庫98台を独自集計(2026年9月7日時点・前回7月は112台)
✅ シリーズ:RX・NX・UX・LBX・LXに続くCPO分析・初のセダン編
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
✅ 私はISオーナーではないので、純粋にデータ視点での分析です
👉 あくまでも個人で分析した参考データです

目次

🎯 結論:ISのリセールはどう見えるか

先に結論です(2026年9月7日時点・2020年11月改良時の2WD新車価格基準)。

  • 🏁 IS300 F SPORT(2.0ターボ):残価率 約95%(13台)——2ヶ月連続でISの実質王者
  • 🔋 IS300h F SPORT:約85%(19台)/IS300h 標準:約78%(13台)/IS300h version L:約78%(23台・最多。前回の約76%から改善)
  • 👑 IS500 F SPORT Performance:約106%(1台※参考・900万円)——V8は今回も新車超え
  • 💎 IS500 First Edition(500台限定):約88%(2台※参考・平均796.0万円)
  • 🖤 特別仕様のF SPORT Mode Black系は13台(全体の約13%)(新車価格が年次で異なるため残価率は対象外・前回24台から減少)

ざっくり言うと「ISは『快適に乗るグレード』ほど普通に値落ちし、『走りのグレード』ほど値持ちする」という構図。SUVシリーズとは明確に違う、スポーツセダンならではの市場です。これは公式CPOの「販売価格」であって買取査定額ではなく、実際の買取はここから2〜3割低くなります。以下、98台の集計データで詳しく見ていきます。

🤔 なぜISのリセールを自分で分析したのか

ネット上の「レクサスのリセールランキング」は出典が不明確なものがほとんど。それなら公式一次データで、と始めたCPO分析シリーズも7車種目です。今回ISを選んだのは、SUV(RX・NX・UX)とセダンでリセールの構造がどう違うのかを確かめたかったから。ISは2013年登場の現行型が改良を重ねながら10年以上戦い続ける長寿モデルで、2026年1月にも3度目の大きな改良を受けたばかり。中古市場には2020年11月の大幅改良後の個体が厚く流通しており、比較にちょうど良い条件が揃っています。

🔍 分析の方法と前提

  • データ元:レクサス公式CPOサイト(cpo.lexus.jp)
  • 取得日:2026年9月7日時点(毎月データを取り直して更新しています)
  • 対象:「IS」で絞り込んだ在庫 全98台(公式グレード絞り込みの台数と一致・全数捕捉)の本体価格・年式・走行距離・グレード名を抽出
  • グレード分類:レクサス公式CPOの正式なグレード絞り込み(IS300/IS300h/IS350/IS500 × 標準・F SPORT・version L・特別仕様)に準拠
  • 特別仕様車の扱い:F SPORT Mode Black/Mode Black S/Mode Black 3/Mode Glitter(計13台)は年次ごとに新車価格が異なるため、平均価格のみ掲載し残価率の算出対象外としています
  • 新車参考価格:2020年11月改良時のメーカー希望小売価格(税込・2WD)=IS300 標準480万/F SPORT 535万/version L 555万、IS300h 標準526万/F SPORT 580万/version L 600万。IS500は2022年8月導入時=F SPORT Performance 850万/First Edition 900万円

※ 重要な前提:本記事の数値は「レクサス公式CPOの販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。ディーラーの利益分が含まれているため、実際の買取額は概ね本記事の数字より2〜3割ほど低くなる、と思っておくのが現実的です。あくまでも参考程度にしてください。在庫は日々変動するため、数字は取得日時点のスナップショットです。AWD個体が混在するため(新車価格はAWDが約40万円高)、比率はあくまで目安です。なお現行ISは2026年1月の改良で値上げされており(例:IS300h version L 610万円)、本記事の残価率は改良前の価格基準です。2019〜2020年式の少数(9台)は2020年11月改良前の個体の可能性があり、IS350系(3台・改良前個体や新車価格が年次で異なる個体が混在)は残価率の対象外としました。

📊 車種×グレード別|CPO在庫の平均本体価格と残価率

車種・グレード(公式名)台数平均年式平均走行平均本体価格新車価格(2WD)目安比率
IS300h “version L”23(最多)2022.331,416km467.0万円600.0万円約78%
IS300h “F SPORT”192021.733,895km493.7万円580.0万円約85%
IS300 “F SPORT”132022.027,846km509.9万円535.0万円約95%🥇
IS300h 標準132021.628,615km411.5万円526.0万円約78%
IS300 “version L”9(参考)2022.328,222km451.1万円555.0万円約81%※
IS300 標準2(参考)2024.05,500km429.0万円480.0万円約89%※
IS500 “F SPORT Performance”1(参考)202412,000km900.0万円(最高)850.0万円約106%
IS500 First Edition(500台限定)2(参考)2022.015,000km796.0万円900.0万円約88%※
特別仕様(Mode Black系ほか)132022.135,000km前後429〜580万円年次で個別
IS350(改良前個体ほか)3
はろしょう

面白いのは最多在庫のIS300h version L(23台)が残価率下位の約78%で、IS300 F SPORT(13台)が約95%でトップという逆転です。「一番売れた快適グレードが一番値落ちし、走り好きが選んだターボが一番残る」——スポーツセダンの市場心理がそのまま数字になっています。

📈 QC7つ道具で見るISのリセール

「平均が高い=リセールが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、98台のデータを可視化してみました(パレート図・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。

レクサスIS認定中古車98台のQC分析:車種×グレード構成のパレート図・本体価格のヒストグラム・走行距離×価格の層別散布図・新車比残価率グラフ

📅 前回からの変化(月次定点観測)

本記事は定期的にデータを取り直して更新しています。2026年7月→9月の約2ヶ月で見えた動きはこちら。

  • 在庫は112台→98台に減少(約13%減)。セダンのCPO在庫は薄くなる方向
  • 最多のIS300h version Lは458.9→467.0万円(+8.1万円)。残価率も約76%→約78%に改善
  • 王者IS300 F SPORTは509.9万円(+2.4万円)で約95%を維持。「ガソリンターボ最強」は不変
  • IS500は前回の1,055万円個体が掲載を終え、今回は2024年式・走行1.2万kmの900万円個体(約106%)。新車超えは継続
  • 特別仕様Mode Black系は24台→13台に減少。在庫減の主因のひとつ
時点在庫IS300 F SPORTIS300h version L
2026年7月112台507.5万円(約95%)458.9万円(約76%)
2026年9月98台509.9万円(約95%)467.0万円(約78%)

※更新のたびにこの表へ行を追加していきます。半年分たまったら、リセール推移の時系列分析もお届けする予定です。

  • ① パレート図(構成):IS300h(version L・F SPORT・標準)で55台と6割弱。ハイブリッドが市場の主流ですが、特別仕様Mode Black系も計13台(約13%)流通しているのがISの特徴です。
  • ② ヒストグラム(本体価格)450〜500万円が最頻(32台)。350〜600万円にほぼ収まる中、IS500だけが792〜900万円の「飛び地」を作ります。
  • ③ 層別散布図(走行距離×価格):走行8万km超でも400万円台の個体があり、下値は意外に固い。IS500(赤系)は別世界の価格帯を形成しています。
  • ④ 層別グラフ(残価率):IS500 FSP 106%>IS300 F SPORT 95%>…>IS300h 標準・version L 78%。「スポーツ度が高い順」にきれいに並ぶ構図は今回も不変です。

💡 一次データから見えてきたポイント4つ

① ISの王者はIS300 F SPORT。ガソリンターボが約95%

IS300 F SPORT(13台)は平均2022.0年式・走行2.8万kmで509.9万円。新車535万円に対して残価率約95%です。4年前後落ち・約3万km走って値落ちわずか25万円という計算。同条件のIS300h F SPORT(約85%)を10ポイント上回りました。当ブログのSUV分析(アルファード・ハリアー)でも「ガソリンがHEVより残る」傾向はありましたが、ISはその差がさらに大きい。スポーツセダンを中古で探す層は、燃費よりフィーリングを重視する——そんな市場心理が読み取れます。

② 最多のIS300h version Lは約76%。「快適系」は普通に値落ちする

一方、在庫最多のIS300h version L(23台)は約78%、IS300h標準も約78%と、当シリーズの中では低い水準です(これまでの最低はハリアーG LP HEVの約75%)。ただversion Lは前回の約76%から2ポイント改善し、平均価格も+8.1万円上昇しました。とはいえ中古で買う側から見れば「600万円のセダンが3〜4年落ちで467万円」というお買い得ゾーンであることに変わりはなく、快適装備満載のFRセダンを130万円以上引きで狙えるのは、SUV人気の陰に隠れたセダンならではの妙味です。

③ IS500は新車超え。「最後のV8セダン」のプレミアム

5.0L V8を積むIS500 F SPORT Performanceは、通常モデル(1台)が900万円=新車850万円の約106%。2024年式・走行1.2万kmの個体です(前回掲載されていた1,055万円の個体は掲載を終えました)。500台限定のFirst Edition(2台)は約88%ですが、これは基準の900万円が限定車のご祝儀価格だったため。絶対額では2台とも792〜800万円と、4年落ちでほぼ新車価格を維持しています。電動化が進む時代の「最後の大排気量自然吸気V8」に、ランクル300とはまた違う種類の希少プレミアムが付いている格好です。

④ 特別仕様Mode Black系が全体の1割超。ISらしい「黒需要」

F SPORT Mode Black系の特別仕様車が計13台(約13%)流通しているのもISの特徴です(前回の24台からは半減)。平均価格帯は429〜580万円と幅がありつつも中心は通常のF SPORTより上のレンジで、黒基調の特別仕様が中古でも一定の指名買いを集めていることが伺えます。新車価格が年次ごとに異なるため残価率の算出はしていませんが、「F SPORT系の人気がISの相場を支えている」ことの傍証と言えます。

⚠️ 「販売価格」と「買取価格」の差を正直に

  • 今回の数字は公式CPOの店頭販売価格。仕入れ・整備・CPO保証・販売店利益が含まれます
  • 一般的に買取〜店頭販売の差は2〜3割。店頭510万円のIS300 F SPORTなら買取は357〜408万円あたりが理屈上の目安
  • 残価率95%に見えても買取ベースでは新車の7割前後。それでもセダンとしては十分に堅調な部類です

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📝 まとめ|あくまでも参考程度に

  • レクサスISの認定中古車は全98台(全数捕捉・前回7月は112台)。IS300h系が6割弱・特別仕様Mode Black系が約13%
  • 残価率は「スポーツ度が高い順」:IS500 FSP 約106%>IS300 F SPORT 約95%>IS300h F SPORT 約85%>IS300h 標準・version L 約78%
  • ガソリンターボのF SPORTがハイブリッドを約10ポイント上回る=セダンでは「走り」が価値になる
  • IS500は「最後のV8」プレミアムで新車超え。First Editionも絶対額ではほぼ新車価格を維持
  • 買う側にはIS300h version L(約78%)がお買い得ゾーンという見方も
  • そしてこれはすべて「販売価格」。買取査定はここから2〜3割低いのが一般則

繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にISを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。

はろしょう

SUVでは「廉価グレードほど率が有利」でしたが、セダンのISは「スポーツなグレードほど残る」という真逆の法則。車のキャラクターがリセールに素直に出るのが面白いですね。CPO分析シリーズはNXUXのほか、トヨタ車編(アルファード40系ハリアー80系)もあります🚗✨

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この記事を書いた人

レクサス歴7年・60,000km以上・3台連続オーナーのはろしょうです。

RX300バージョンL → UX250h Fスポ → 現所有RX350 Fスポと乗り継いだ実体験を発信。

年間維持費・実燃費・売却査定額・部品番号まで実測値で公開。ボディカラー名・装備名はレクサス公式と照合のうえ正確に記載しています。

週末はレクサスで気ままなドライブへ。

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