レクサスUXの残価率を公式CPO178台で分析してみた

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本記事では2026年6月10日時点でレクサス認定中古車(CPO)に掲載されていたUX178台を独自集計し、リセール傾向を分析しています。

「UXってリセール強いの?売る時にいくらくらいになるの?」気になったので、レクサス公式のLEXUS CPOに出ているUXの全在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、私自身が実際にUXを売却した経験と照らし合わせながら、リアルな数字感をお伝えします。

はろしょう

✅ 今回やったこと:レクサス公式CPOのUX在庫178台を独自集計(2026年6月10日時点)
✅ 私自身のバックグラウンド:UX250h “F SPORT” を3年所有して2026年3月に売却
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
👉 あくまでも個人で分析した参考データです

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目次

🎯 結論:リセールが良いのはどのグレード?

先に結論です。ただし「平均価格が高い=値持ちが良い」と単純には言えない点に注意が必要でした。グレードごとに母数(台数)と、年式・走行距離の条件がかなり違うためです。そこで、母数がそこそこあり(10台以上)、年式・走行が近い(2021〜2022年式・走行2.5〜3.4万km前後)グレードで「新車比の残価率の目安」を並べると、こうなります(2026年6月10日時点・178台)。

  • 🥇 UX250h “F SPORT” 約83%(43台・最多の主力グレード)
  • 🥈 UX250h “version L” 約77%(25台)/“version C” 約77%(23台)
  • ⚠️ UX300e(EV)”version L” は約57%(9台※注目)と明確に下位

ざっくり言うと「ハイブリッドのUX250hはF SPORTが頭一つ抜けて堅調。version L/version Cは6ポイントほど低い傾向。EVのUX300eは値落ちが顕著」という構図が見えてきます。

なお、数字だけ見ると目を引く UX300h(新型)の残価率92〜96%は鵜呑みにできません。CPO在庫は各グレード3〜5台しかなく、しかも平均2024〜2025年式・走行1万km前後とほぼ新車同然の個体しか出ていません。高い残価率は「新しさ」と「母数の少なさ」によるもので、他グレード(2021〜2022年式・走行3万km前後)と同じ土俵で「値持ちが良い」とは言い切れません。また、特別仕様の「Emotional」系(UX250hで16台・平均458.5万円)はUX250hの中で最も高値ですが、全車2023年式と新しく、特別仕様ゆえ新車価格も個別のため、残価率の比較対象にはしていません。本記事の数値は「販売価格」ベースの目安で、実際の買取査定はここから2〜3割低くなります。以下、178台の集計データで詳しく見ていきます。

🤔 なぜUXのリセールを自分で分析したのか

私自身、2023年〜2026年の3年間、UX250h “F SPORT” のオーナーでした。売却したときに「思ったより高く売れたな」と感じた経験が、今回の分析の出発点です。

ネット上には「レクサスのリセールランキング」を扱った記事が多くありますが、出典が不明確だったり、買取業者のキャンペーンに紐づくものだったりと、自分の目で確かめた数字ではないものがほとんど。それなら、レクサス自身が販売している公式の認定中古車(LEXUS CPO)の在庫を全部見てみようと思い立ちました。RX・NXに続いて、今回はUX版です。

🔍 分析の方法と前提

  • データ元:レクサス公式CPOサイト(cpo.lexus.jp)
  • 取得日:2026年6月10日時点
  • 対象:「UX」で絞り込んだ在庫 全178件分の本体価格・年式・走行距離・グレード名を抽出
  • 集計:表計算ではなく、ブラウザ上で動かしたスクリプトで自動取得
  • 分類:タイトル文字列から車種(UX300h/UX300e/UX250h/UX200)と、サブグレード「F SPORT(Fスポーツ表記含む)」「version L(VER-L表記含む)」「version C(VER-C表記含む)」「Emotional(特別仕様)」「標準・その他」を判別
  • 「Emotional」の扱い:CPO上は「Fスポエモ Exp」「エモーショナル」など略記が多い特別仕様車のため、本記事ではまとめて「Emotional(特別仕様)」という別カテゴリとして集計しています
  • 新車参考価格:2026年6月時点のレクサス公式(lexus.jp)の価格を基準。UX250hおよびUX200は現行ラインナップにないため当時の参考価格

※ 重要な前提:本記事の数値は「レクサス公式CPOの販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。ディーラーの利益分が含まれているため、実際の買取額は概ね本記事の数字より2〜3割ほど低くなる、と思っておくのが現実的です。あくまでも参考程度にしてください。また在庫は日々変動するため、台数・平均価格は取得日時点のスナップショットです。

※ もう一つ大事な前提です。本記事はグレード・年式・走行距離での集計であり、同じグレードでも個体ごとの装備・オプション(サンルーフ/上位ナビ/セーフティ系/ホイールなど)の違いまでは分類していません。中古価格は装備でも上下するため、平均価格は「そのグレードのおおまかな目安」としてご覧ください。「どの装備が価格をどれだけ押し上げるのか」という装備別の分析は、別記事で改めて詳しくお伝えする予定ですので、そちらもぜひお楽しみに。

📊 車種×サブグレード別|CPO在庫の平均本体価格

まず、車種(パワートレイン)×サブグレードで集計してみました。新車価格は2026年6月時点のレクサス公式参考価格と並べています(台数の多い順)。

車種グレード(公式名)台数平均年式平均走行平均本体価格新車参考価格CPO目安比率
UX250h(旧型HV)F SPORT42(最多)202131,463km401.4万円約485万円※約83%
UX250h(旧型HV)version L27202132,815km384.4万円約500万円※約77%
UX250h(旧型HV)version C26202226,615km374.4万円約485万円※約77%
UX250h(旧型HV)F SPORT Emotional Explorer
(特別仕様)
16202325,688km458.5万円特別仕様※2
UX250h(旧型HV)Graceful Explorer
(特別仕様)
11202324,545km417.2万円特別仕様※2
UX250h(旧型HV)Urban Elegance
(特別仕様)
4202221,750km396.8万円特別仕様※2
UX250h(旧型HV)Elegant Black
(特別仕様)
3202321,333km446.7万円特別仕様※2
UX250h(旧型HV)標準/無印3202222,500km414.5万円
UX250h(旧型HV)F SPORT Style Blue
(特別仕様)
1(参考)202319,000km488.0万円特別仕様※2
UX300e(EV)version L9202125,111km330.0万円約580万円(参考)約57%
UX200(旧型ガソリン)F SPORT7202227,286km380.4万円約430万円※約88%
UX200(旧型ガソリン)標準/無印5202232,200km339.6万円
UX300h(新型HV)version C5(希少)20248,200km486.0万円約517万円約94%
UX300e(EV)version C4202210,250km399.0万円
UX300h(新型HV)F SPORT4(希少)2024-2511,000km540.3万円約561万円約96%
UX300h(新型HV)version L3(希少)20253,333km528.1万円約576万円約92%
UX200(旧型ガソリン)version L2(参考)202133,000km351.5万円
UX250h(旧型HV)その他特別仕様
(UX300h F SPORT Emo Exp 1台ほか)
参考

あくまで個人での集計なので分類のゆらぎはあると思いますが、サブグレード別で見ると、いくつか興味深い傾向が見えてきます。

※ 新車参考価格は2026年6月時点のレクサス公式(lexus.jp)の値を基準にしています。UX250hおよびUX200は現行ラインナップから外れたモデルのため、これらの新車参考価格は当時の参考価格として記載しています。UX300hの参考価格は4WDグレードの値で、在庫には2WD/AWDが混在するため、比率はあくまで目安としてご覧ください。
※2 Emotional系は特別仕様車で新車価格がベース車と異なるため、残価率の算出対象外としています。

🏆 サブグレード横断ランキング

車種を横断して、サブグレード別の構成比と平均価格を出してみました(全178台ベース)。

順位サブグレード台数構成比平均本体価格
1位F SPORT54台約30.3%410.3万円
2位version L41台約23.0%382.2万円
同3位version C33台約18.5%391.6万円
同3位標準・その他
(グレイスフル等の特別仕様含む)
33台約18.5%380.3万円
注目Emotional(特別仕様)17台約9.6%465.0万円(最高)
はろしょう

F SPORTが約30%でトップですが、NX(43.6%)ほどの一強ではなく、UXは5カテゴリに分散しているのが特徴。そして平均価格の最高は意外にも特別仕様のEmotional系(465.0万円)でした。全車2023年式以降と新しいことも効いているように見えます。

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📈 QC7つ道具で見るUXのリセール

「平均が高い=値持ちが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、178台のデータを多角的に可視化してみました(パレート図・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。
※QC画像は6月8日時点の173台版を掲載しています。表とテキストは6月10日時点の178台で再集計しています。在庫は日々変動するため、傾向の把握としてご覧ください。

レクサスUX認定中古車173台のQC分析:パレート図・本体価格と走行距離のヒストグラム・走行距離×価格の層別散布図・新車比残価率の層別グラフ

図から読み取れることを整理します。

  • ① パレート図(グレード構成):F SPORTが30.1%で最多ですが、NXのような2強集中ではなく、F SPORT+version L+version Cの上位3カテゴリで約74%。特別仕様のEmotional系も10.4%と一定の存在感があります。
  • ② ヒストグラム(本体価格・走行距離):価格は350〜399万円が最多(63台)で、300〜449万円に137台(約8割)が収まります。これがUX中古相場のボリュームゾーン。走行距離は1〜3万kmに86台(約半数)が集中しています。
  • ③ 層別散布図(走行距離×価格):ここが今回の肝。UX300h(新型)は走行1万km前後×500万円超の帯に少数が孤立しています。価格が高いのは「値持ち」ではなく「ほぼ新車の個体しか市場にない」ため。一方UX300e(EV)version Lは同じ走行帯でも一段低い価格帯に分布。Emotional系(紫)は同じ走行帯のF SPORTより上に乗る傾向が見えます。
  • ④ 層別グラフ(残価率):母数で色分けすると、信頼できる(濃色=10台以上)グレードではUX250h F SPORTの約83%が頭一つ抜けており、UX300e(EV)の約57%が明確に下位。UX300hの9割超とUX200 F SPORTの約85%は薄色=母数僅少の参考値だと分かります。

このように「数字の大小」だけでなく台数(母数)と走行・年式の条件を踏まえることで、UXのリセールの実像が見えてきます。以下、ポイントを5つにまとめます。

💡 一次データから見えてきたポイント5つ

① UX250hが流通の約75%、主役はF SPORT(43台・約83%)

178台のうち133台(約74.7%)が旧型ハイブリッドのUX250hでした。その中でも最多がF SPORTの43台。平均2021年式・走行32,000kmで平均402.7万円、当時の新車参考価格(約485万円)に対して残価率約83%です。母数・条件のそろった比較の中では頭一つ抜けており、私自身が乗っていたのもこのUX250h F SPORTで、3年21,000kmで売却した時の感覚とも一致します(後述)。

② 平均価格トップは意外にも「Emotional」系特別仕様(465.0万円)

今回サブグレードを細かく分けて初めて見えたのがここ。UX250hのEmotional系特別仕様(16台)の平均本体価格は458.5万円で、F SPORTより約56万円高い水準でした。ただし冷静に見ると、16台すべてが2023年式(F SPORTの平均は2021年式)と圧倒的に新しく、特別仕様ゆえ新車価格もベース車と異なります。「特別仕様だから値持ちが良い」とまでは言い切れず、年式の新しさと希少性が価格を押し上げているように見える、というのが正直なところです。

③ UX300h(新型)の残価率9割超は鵜呑みにできない

UX300hはversion Cで約94%、F SPORTで約96%、version Lで約92%と、数字だけ見れば驚異的です。ただし母数は3〜5台、平均2024〜2025年式・走行3,000〜11,000kmと、ほぼ新車同然の個体しか市場に出ていません。残価率が高いのは「値持ちが良い」というより「新しい低走行車しかない」ため。統計的にも参考程度で、UX250h(2021〜2022年式・走行3万km前後)と同じ土俵で「新型はリセール最強」とは言えません。数年後にこの世代が3年落ちになった時、改めて見てみたいところです。

④ UX300e(EV)は残価率約57%と値落ち顕著

EVのUX300e version L(9台)は平均330万円で、新車参考価格(約580万円)比で残価率約57%。主要グレードの中で唯一の50%台で、明確に下位です。これはEV全般のリセールが厳しいと言われる傾向と合致しているように見えます。逆の見方をすれば、中古で「買う側」にとっては同年式のUX250hより安く手に入る選択肢とも言えそうです(充電環境や電池の状態確認は必須ですが)。

⑤ version L/version Cは約77%。F SPORTとの差は約6ポイント

UX250hのversion L(25台・約77%)とversion C(23台・約77%)は、残価率でF SPORTに約6ポイント差をつけられています。一方、平均本体価格で見るとversion CはF SPORTより約30万円安い373.0万円。「F SPORTじゃなくてもいい」と割り切れる方が中古で買う分にはお得感のあるゾーンに見えますが、売る時の値持ちはF SPORTに分がある、という傾向です。

⚠️ 「販売価格」と「買取価格」の差を正直に

記事の信頼性のために、ここは正直に書いておきたいポイントです。今回集計したのは公式CPOの店頭販売価格。ここには、車両仕入れ・整備・保証・販売店利益などが含まれます。

  • 一般的に、買取〜店頭販売の差は2〜3割程度と言われています
  • もし公式CPOで約403万円で売られているUX250h F SPORTがあったとすると、買取査定は280〜320万円あたりが理屈上の目安
  • ただし、私の実体験ではこの理屈より高く売れました。次の章で実数値を共有します

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💎 筆者のUX売却の実例(買取側の実数値)

ここがUX記事の核心。私自身がUX250hを売却した時の実数値を、隠さず書いておきます。これは公開された相場ではなく、私自身が査定に出して提示された金額です。

  • 車種:UX250h “F SPORT”
  • 走行距離:約21,000km
  • 保有期間:約3年
  • 大手3社の買取査定:365〜375万円
  • 地元の販売店の買取査定390万円
  • 売却タイミング:2026年3月末

UX250h “F SPORT” の新車価格はオプション込みで約500万円前後だったので、3年21,000kmで390万円なら、買取ベースで残価率78%くらい。今回CPOで集計した「UX250h F SPORTの平均販売価格402.7万円」と比較すると、私の売却額はCPO販売価格の約97%に相当します。

つまり、「販売価格×0.7〜0.8が買取目安」という一般則よりもかなり高い水準で売却できたことになります。要因として考えられるのは、走行距離がグループ平均より1万km以上少なかったこと(21,000km vs 平均32,000km)、複数社で競わせた上で地元の販売店が一番強気だったこと、年度末の売却タイミング、などです。

はろしょう

大手3社と地元店で15〜25万円の差がありました。「査定は最低3〜4社、できれば地元の販売店も含めて」が、私が実体験で得た結論です。これだけで20万円以上違うのは大きいですよね。

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📝 まとめ|あくまでも参考程度に

今回、レクサス公式CPOのUX在庫を自分で集計してみて見えてきたことを、最後に箇条書きで整理しておきます。

  • UX250hが流通の約75%(133台)。主役はF SPORT(43台・残価率約83%)で、母数・条件をそろえた比較では頭一つ抜けて堅調
  • version L/version Cは約77%で、F SPORTとの差は約6ポイント。中古で買う側にはお得感のあるゾーン
  • 平均価格トップはEmotional系特別仕様(465.0万円)。ただし全車2023年式以降&特別仕様で新車価格も個別のため、「値持ちが良い」とまでは言い切れない
  • UX300h(新型)の92〜96%は要注意。母数3〜5台&ほぼ新車の個体ばかりで、値持ちの証拠としては弱い
  • UX300e(EV)は残価率約57%と明確に下位。買う側には狙い目という見方も
  • 筆者の売却実例:UX250h F SPORT 3年21,000kmで390万円(CPO平均販売価格の約97%)
  • そしてこれはすべて「公式CPOの販売価格」。買取査定はここから2〜3割低いのが一般則だが、状態と業者次第で大きく変わる

繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にUXを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。

UXは「レクサス入門」と呼ばれるサイズ感ですが、リセールの数字を見ると、選び方次第ではかなりの値持ちを期待できる車のように見えます。私のように「3年乗って次の車に乗り換える」というスタイルなら、UX250h F SPORTは賢い選択肢だったと、今でも思っています。

はろしょう

UXは「F SPORTが流通の主役で値持ちも堅調、EVのUX300eは値落ち顕著、新型UX300hとEmotional系の高値は希少性・新しさによるものなので過信は禁物」。178台の数字を見て、そう感じました。私は次の愛車としてRX350 “F SPORT” に乗り換えたので、そちらのリセールも別記事で分析しています🚗✨

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この記事を書いた人

レクサス歴7年・60,000km以上・3台連続オーナーのはろしょうです。

RX300バージョンL → UX250h Fスポ → 現所有RX350 Fスポと乗り継いだ実体験を発信。

年間維持費・実燃費・売却査定額・部品番号まで実測値で公開。ボディカラー名・装備名はレクサス公式と照合のうえ正確に記載しています。

週末はレクサスで気ままなドライブへ。

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