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本記事では2026年10月1日時点でトヨタ認定中古車サイトに掲載されていたランドクルーザープラド(150系後期)304台を独自集計し、リセール傾向を分析しています(2026年10月更新・9月比の変化も掲載)。
「プラドは生産終了したけど、リセールはどうなった?売るなら今?」気になったので、トヨタ公式の認定中古車サイトに出ているプラドの在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、結論から言うと生産終了から2年経っても、主力グレードは新車価格を16%上回る値付け。実は私自身、以前プラドに乗っていたので(車歴8台のうちの1台)、懐かしさ半分・驚き半分の分析になりました。
はろしょう✅ 今回やったこと:トヨタ認定中古車のプラド在庫を独自集計(2026年10月1日時点・150系後期304台)
✅ シリーズ:アルファード・ハリアーに続くトヨタ車分析 第3弾(ランクル編その3)
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
✅ 私も以前プラドオーナーでした。データは公式一次情報のみで集計しています
👉 あくまでも個人で分析した参考データです
🎯 結論:プラドのリセールはどう見えるか
先に結論です(2026年10月1日時点・2017年9月改良時の新車価格基準)。
- 🥇 TX(ガソリン):残価率 約115%(166台・平均420.0万円 vs 新車366.6万円)——平均4.5万km走ってこの数字
- 🥈 TX-L(ガソリン):約105%(78台)/TX(ディーゼル):約105%(39台)
- ⚖️ TX-L(ディーゼル):約97%(17台)——新車価格をやや下回る水準
- 📉 最上級TZ-G(ディーゼル):約97%(4台※参考・平均走行5.5万km)——同じプラドで18ポイント差
- 🕰️ 参考:200系ランクルはZX約86%・AX約81%(計11台)——生産終了5年でこの水準
ざっくり言うと「プラドは生産終了で新車が買えなくなり、むしろ値上がりした。ただしベースグレードほど強く、上級・過走行の個体は普通の値落ちに近づく」という構図です。これは認定中古車の「販売価格」であって買取査定額ではなく、実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。以下、304台の集計データで詳しく見ていきます。
🔍 分析の方法と前提
- データ元:トヨタ認定中古車 公式サイト(toyota.jp/ucar)
- 取得日:2026年10月1日時点(定期的にデータを取り直して更新しています)
- 対象:車名「ランドクルーザー・プラド」の在庫から341台を捕捉し、そこから2017年9月改良後の150系後期に該当する304台に絞って分析(それ以前の年式・旧世代・キャンピング架装等の特装車は除外。検索結果の表示ローテーション仕様のため全件取得はできない場合があります)
- 燃料判定:車名ではなく排気量で機械判定(2.7L=ガソリン/2.8L=ディーゼルターボ)
- グレード分類:公式グレード絞り込みが無いため、車名表記の筆者ルールで分類(TX/TX-Lパッケージ/TZ-G)
- 新車参考価格:最終期(2022年8月の一部改良後〜2024年生産終了)のメーカー希望小売価格(税込)=TX(ガソリン)366.6万/TX(ディーゼル)429.1万/TX-L(ガソリン)415.4万/TX-L(ディーゼル)477.9万/TZ-G(ディーゼル)554.3万円
※ 重要な前提:本記事の数値は「トヨタ認定中古車の販売価格」です。買取査定額ではありません。店頭の価格には、仕入れ値のほかに、陸送や点検整備の費用と販売店の利益が含まれます(中古車大手IDOM〈ガリバー〉の決算補足資料〈2026年1月〉でも、車両の売買差益の原価に陸送費用や点検整備費用を含めています)。実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。あくまでも参考程度にしてください。在庫は日々変動するため、数字は取得日時点のスナップショットです。なお150系後期は2017年9月の登場時(TXガソリン353.8万円・消費税8%)から段階的に値上げされてきており、本記事はその最終期の価格を分母にしています。つまり古い年式の個体ほど実際の新車価格は安かったため、実質の残価率は表の数字よりさらに高めになります(本記事の残価率は控えめ側の見積もりです)。TZ-G等は在庫が古い年式・過走行に偏るため低めに出ています。プラドは2024年に生産終了し、後継はランドクルーザー250です。
📊 グレード別|認定中古車の平均本体価格と残価率
| グレード | 台数 | 平均年式 | 平均走行 | 平均本体価格 | 新車価格(2017年改良時) | 目安比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TX(ガソリン 2.7L) | 166(最多) | 2021.4 | 45,380km | 420.0万円 | 366.6万円 | 約115%🥇 |
| TX-L(ガソリン) | 78 | 2021.6 | 42,410km | 435.4万円 | 415.4万円 | 約105% |
| TX(ディーゼル 2.8L) | 39 | 2021.1 | 54,949km | 451.7万円 | 429.1万円 | 約105% |
| TX-L(ディーゼル) | 17 | 2020.7 | 63,765km | 462.4万円 | 477.9万円 | 約97% |
| TZ-G(ディーゼル) | 4(参考) | 2021.5 | 55,000km | 539.2万円(最高) | 554.3万円 | 約97%※ |
※ TZ-G(4台)・TX-L(ディーゼル・17台)は母数が少ないため、参考程度にご覧ください。年式構成は2021年式59台・2022年式65台・2023年式99台が中心で、最終期(2023年式)の個体が最も厚く流通しています。



最多はベースグレードのTX(ガソリン)166台。そして残価率も約115%でトップです。プラドは昔から「TXで十分」と言われる車でしたが、リセールの数字でも「一番安いグレードが一番賢い」が裏付けられました。
👉 同じ手法で40系ヴェルファイアも調べています。ミニバンの残価率はこう出ました:ヴェルファイア40系の残価率を認定中古車165台で分析してみた
📈 QC7つ道具で見るプラドのリセール
「平均が高い=リセールが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、304台のデータを可視化してみました(グレード構成・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。


📅 前回からの変化(月次定点観測)
本記事は定期的にデータを取り直して更新しています。2026年9月→10月の約1ヶ月で見えた動きはこちら。
- 150系後期の捕捉は317台→304台とほぼ横ばい
- 主力TX(ガソリン)は424.7→420.0万円(▲4.7万円・約115%)。高値は維持しつつ、7月から3ヶ月かけてじわり軟化
- TX-L(ディーゼル)は451.8→462.4万円(+10.6万円・約97%)と反発
- TZ-Gは10台→4台に減少(539.2万円・約97%)。母数が少ないグレードの数字は個体構成で大きく動く
| 時点 | 150系後期 | TX(ガソリン)平均 | 残価率 |
|---|---|---|---|
| 2026年7月 | 311台 | 425.3万円 | 約116% |
| 2026年9月 | 317台 | 424.7万円 | 約116% |
| 2026年10月 | 304台 | 420.0万円 | 約115% |
※更新のたびにこの表へ行を追加していきます。半年分たまったら、リセール推移の時系列分析もお届けする予定です。
- ① グレード構成:TX(ガソリン)166台が過半数。TX-L(ガソリン)78台・TX(ディーゼル)39台と続き、最上級TZ-Gは4台です。
- ② ヒストグラム(本体価格):400〜475万円がボリュームゾーン。生産終了車とは思えない高値の山です。
- ③ 層別散布図(走行距離×価格):プラド最大の見どころ。走行10万kmを超えても300万円台を維持する個体が多数。距離による値落ちの緩さは、これまで分析したどの車よりも顕著です。
- ④ 層別グラフ(残価率):TX(ガソリン)約115%からTX-L・TZ-G(ディーゼル)約97%まで、ベースグレードほど有利のグラデーション。ハリアーで見た法則(廉価グレードほど率が良い)がプラドでも成立しています。
💡 一次データから見えてきたポイント4つ
① 生産終了は「値下がり」ではなく「値上がり」の合図だった
プラドは2024年に生産を終了しましたが、主力TX(ガソリン)は平均4.5万km走った個体が新車価格+15%の420.0万円で売られています。「モデル末期・生産終了=安くなる」という中古車の一般則が、プラドでは完全に逆転。後継のランクル250が納期難で手に入りにくいことも、プラド相場を下支えしていると考えられます。
② 10万km走っても300万円台。「距離に強い」のがプラドの真骨頂
散布図で目を引くのが、走行距離が伸びても価格が落ちにくいこと。10万km超の個体が300万円台で普通に並んでいます。世界中で「壊れない車」として愛されるランクルブランドの信頼性が、距離による減価を抑えている格好です。過走行だからと諦めていた方は、査定に出すと想像より高い可能性があります。
③ ただし上級グレードほど「普通」に。TX-L(D)は約97%
序列はTX(G)115% > TX-L(G)105% > TX(D)105% > TZ-G(D)・TX-L(D)97%。新車が高いグレードほど率が下がるのは、ハリアーやアルファードのExecutive Loungeでも見た共通法則です(下位2つは母数が少なく、個体構成で順位が入れ替わりやすい点は注意)。「リセールならベースグレード」——プラドでもこれが数字の答えでした。
④ 参考:200系ランクルは86%。プレミアムの「その後」が見える
今回、同時に生産終了7年超の200系ランクル7台も集計しました。ZX(4台・平均2018年式)が約86%、AX系(3台)が約77〜89%。10年落ち近くで新車の8割超は驚異的ですが、「新車超え」ではなくなっています。プラドの現在のプレミアムも、供給(=ランクル250の納期)が正常化し車齢が進めば、こうした水準へ緩やかに収束していくと見るのが自然です。売却を考えているなら、プレミアムが乗っている今は悪くないタイミングだと、データは示唆しています。
⚠️ 「販売価格」と「買取価格」の差を正直に
- 今回の数字は認定中古車の店頭販売価格。仕入れ・整備・保証・販売店利益が含まれます
- 実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。複数社の査定で確かめるのが確実です
- ランクル系の高値は海外からの旺盛な需要が下支えしていると言われ、輸出相場の変動で将来の水準は変わりえます
💰 プラドの今の価値が気になったら、まずはネットで無料の相場チェックから始めるのが手軽です。本記事の残価率はあくまで「販売価格」の話——ご自身のプラドの買取相場は、査定に出してはじめて見えてきます。「どこの何のサービスか」が分かるように、それぞれの特徴を書いておきます。
📝 まとめ|あくまでも参考程度に
- プラド(150系後期)の認定中古車は304台を分析。最多はベースのTX(ガソリン)166台
- 生産終了後も高値維持。TX(ガソリン)は平均4.5万km走って残価率約115%
- 走行10万km超でも300万円台を維持。距離に強いのがプラドの真骨頂
- ただしベースグレードほど有利で、下位はTX-L・TZ-G(ディーゼル)の約97%。グレードで18ポイント差
- 生産終了5年の200系は81〜86%に収束=プレミアムは永遠ではない。売り時としては今が好機とデータは示唆
- そしてこれはすべて「販売価格」。実際の買取額は年式・走行距離・店で大きく変わる
繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際に売却・購入される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。



元プラドオーナーとして、手放した車が今も値上がりしているのは複雑な気分ですが(笑)、「プラドは裏切らない」を数字で確認できて嬉しくもありました。ランクルファミリーはランクル300(全13台・ZX〈ガソリン〉の残価率147%)とランクル250(発売2年で新車超え)も分析しています。アルファード40系・ハリアー80系との読み比べもぜひ🚗✨










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