レクサスISの残価率を公式CPO112台で分析してみた

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※本記事はプロモーション(広告)を含みます。

本記事では2026年7月10日時点でレクサス認定中古車(CPO)に掲載されていたIS112台を独自集計し、リセール傾向を分析しています。

「SUV全盛のいま、セダンのISってリセールはどうなの?」気になったので、レクサス公式のLEXUS CPOに出ているISの全在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、RX・NX・UX・LBX・LXに続くCPO分析シリーズのセダン編第1弾。結論から言うと、ハイブリッドは70%台後半とシリーズ最低水準なのに、ガソリンのF SPORTだけ約95%、V8のIS500は100%超えという、ISらしい「二極化」が見えてきました。

はろしょう

✅ 今回やったこと:レクサス公式CPOのIS在庫112台を独自集計(2026年7月10日時点)
✅ シリーズ:RX・NX・UX・LBX・LXに続くCPO分析・初のセダン編
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
✅ 私はISオーナーではないので、純粋にデータ視点での分析です
👉 あくまでも個人で分析した参考データです

目次

🎯 結論:ISのリセールはどう見えるか

先に結論です(2026年7月10日時点・2020年11月改良時の2WD新車価格基準)。

  • 🏁 IS300 F SPORT(2.0ターボ):残価率 約95%(15台)——ISの実質王者
  • 🔋 IS300h F SPORT:約85%(23台)/IS300h 標準:約78%(13台)/IS300h version L:約76%(24台・最多)
  • 👑 IS500 F SPORT Performance:約124%(1台※参考・1,055万円)——V8は新車超え
  • 💎 IS500 First Edition(500台限定):約89%(3台※参考・平均797.3万円)
  • 🖤 特別仕様のF SPORT Mode Black系は24台(全体の21%)と存在感大(新車価格が年次で異なるため残価率は対象外)

ざっくり言うと「ISは『快適に乗るグレード』ほど普通に値落ちし、『走りのグレード』ほど値持ちする」という構図。SUVシリーズとは明確に違う、スポーツセダンならではの市場です。これは公式CPOの「販売価格」であって買取査定額ではなく、実際の買取はここから2〜3割低くなります。以下、112台の集計データで詳しく見ていきます。

🤔 なぜISのリセールを自分で分析したのか

ネット上の「レクサスのリセールランキング」は出典が不明確なものがほとんど。それなら公式一次データで、と始めたCPO分析シリーズも7車種目です。今回ISを選んだのは、SUV(RX・NX・UX)とセダンでリセールの構造がどう違うのかを確かめたかったから。ISは2013年登場の現行型が改良を重ねながら10年以上戦い続ける長寿モデルで、2026年1月にも3度目の大きな改良を受けたばかり。中古市場には2020年11月の大幅改良後の個体が厚く流通しており、比較にちょうど良い条件が揃っています。

🔍 分析の方法と前提

  • データ元:レクサス公式CPOサイト(cpo.lexus.jp)
  • 取得日:2026年7月10日時点
  • 対象:「IS」で絞り込んだ在庫 全112台(公式グレード絞り込みの台数と一致・全数捕捉)の本体価格・年式・走行距離・グレード名を抽出
  • グレード分類:レクサス公式CPOの正式なグレード絞り込み(IS300/IS300h/IS350/IS500 × 標準・F SPORT・version L・特別仕様)に準拠
  • 特別仕様車の扱い:F SPORT Mode Black/Mode Black S/Mode Black 3/Mode Glitter(計24台)は年次ごとに新車価格が異なるため、平均価格のみ掲載し残価率の算出対象外としています
  • 新車参考価格:2020年11月改良時のメーカー希望小売価格(税込・2WD)=IS300 標準480万/F SPORT 535万/version L 555万、IS300h 標準526万/F SPORT 580万/version L 600万。IS500は2022年8月導入時=F SPORT Performance 850万/First Edition 900万円

※ 重要な前提:本記事の数値は「レクサス公式CPOの販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。ディーラーの利益分が含まれているため、実際の買取額は概ね本記事の数字より2〜3割ほど低くなる、と思っておくのが現実的です。あくまでも参考程度にしてください。在庫は日々変動するため、数字は取得日時点のスナップショットです。AWD個体が混在するため(新車価格はAWDが約40万円高)、比率はあくまで目安です。なお現行ISは2026年1月の改良で値上げされており(例:IS300h version L 610万円)、本記事の残価率は改良前の価格基準です。2019〜2020年式の少数(5台)は2020年11月改良前の個体の可能性があり、IS350 F SPORT(2019年式1台)は改良前個体のため残価率の対象外としました。

📊 車種×グレード別|CPO在庫の平均本体価格と残価率

車種・グレード(公式名)台数平均年式平均走行平均本体価格新車価格(2WD)目安比率
IS300h “version L”24(最多)2021.932,857km458.9万円600.0万円約76%
IS300h “F SPORT”232021.935,391km492.0万円580.0万円約85%
IS300 “F SPORT”152021.730,867km507.5万円535.0万円約95%🥇
IS300h 標準132022.037,154km410.0万円526.0万円約78%
IS300 “version L”8(参考)2021.822,500km461.6万円555.0万円約83%※
IS300 標準2(参考)2023.019,500km404.0万円480.0万円約84%※
IS500 “F SPORT Performance”1(参考)202439,000km1,055.0万円(最高)850.0万円約124%
IS500 First Edition(500台限定)3(参考)2022.015,000km797.3万円900.0万円約89%※
特別仕様(Mode Black系ほか)222021.930,000km前後525〜598万円年次で個別
IS350(改良前個体ほか)2
はろしょう

面白いのは最多在庫のIS300h version L(24台)が残価率最下位の約76%で、IS300 F SPORT(15台)が約95%でトップという逆転です。「一番売れた快適グレードが一番値落ちし、走り好きが選んだターボが一番残る」——スポーツセダンの市場心理がそのまま数字になっています。

📈 QC7つ道具で見るISのリセール

「平均が高い=リセールが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、112台のデータを可視化してみました(パレート図・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。

レクサスIS認定中古車112台のQC分析:車種×グレード構成のパレート図・本体価格のヒストグラム・走行距離×価格の層別散布図・新車比残価率グラフ
  • ① パレート図(構成):IS300h(version L・F SPORT・標準)で69台と6割超。ハイブリッドが市場の主流ですが、特別仕様Mode Black系も計24台(約21%)と厚いのがISの特徴です。
  • ② ヒストグラム(本体価格)450〜500万円が最頻(35台)。350〜600万円にほぼ収まる中、IS500だけが800万円前後と1,055万円に「飛び地」を作ります。
  • ③ 層別散布図(走行距離×価格):走行8万km超でも400万円台の個体があり、下値は意外に固い。IS500(赤系)は別世界の価格帯を形成しています。
  • ④ 層別グラフ(残価率):IS500 FSP 124%>IS300 F SPORT 95%>…>IS300h version L 76%。「スポーツ度が高い順」にきれいに並ぶのが一目瞭然です。

💡 一次データから見えてきたポイント4つ

① ISの王者はIS300 F SPORT。ガソリンターボが約95%

IS300 F SPORT(15台)は平均2021.7年式・走行3.1万kmで507.5万円。新車535万円に対して残価率約95%です。4〜5年落ち・3万km走って値落ちわずか27万円という計算。同条件のIS300h F SPORT(約85%)を10ポイント上回りました。当ブログのSUV分析(アルファード・ハリアー)でも「ガソリンがHEVより残る」傾向はありましたが、ISはその差がさらに大きい。スポーツセダンを中古で探す層は、燃費よりフィーリングを重視する——そんな市場心理が読み取れます。

② 最多のIS300h version Lは約76%。「快適系」は普通に値落ちする

一方、在庫最多のIS300h version L(24台)は約76%、IS300h標準も約78%と、当シリーズで分析してきた中で最も低い水準です(これまでの最低はハリアーG LP HEVの約75%)。とはいえ悲観する話ではなく、中古で買う側から見れば「600万円のセダンが3〜4年落ちで459万円」というお買い得ゾーン。快適装備満載のFRセダンを140万円引きで狙えるのは、SUV人気の陰に隠れたセダンならではの妙味です。

③ IS500は新車超え。「最後のV8セダン」のプレミアム

5.0L V8を積むIS500 F SPORT Performanceは、通常モデル(1台)が1,055万円=新車850万円の約124%。走行3.9万kmでこの値付けです。500台限定のFirst Edition(3台)は約89%ですが、これは基準の900万円が限定車のご祝儀価格だったため。絶対額では3台とも792〜800万円と、4年落ちでほぼ新車価格を維持しています。電動化が進む時代の「最後の大排気量自然吸気V8」に、ランクル300とはまた違う種類の希少プレミアムが付いている格好です。

④ 特別仕様Mode Black系が全体の2割。ISらしい「黒需要」

F SPORT Mode Black系の特別仕様車が計24台(約21%)流通しているのもISの特徴です。平均価格は525〜598万円と通常のF SPORTより上のレンジで、黒基調の特別仕様が中古でも一定の指名買いを集めていることが伺えます。新車価格が年次ごとに異なるため残価率の算出はしていませんが、「F SPORT系の人気がISの相場を支えている」ことの傍証と言えます。

⚠️ 「販売価格」と「買取価格」の差を正直に

  • 今回の数字は公式CPOの店頭販売価格。仕入れ・整備・CPO保証・販売店利益が含まれます
  • 一般的に買取〜店頭販売の差は2〜3割。店頭507万円のIS300 F SPORTなら買取は355〜405万円あたりが理屈上の目安
  • 残価率95%に見えても買取ベースでは新車の7割前後。それでもセダンとしては十分に堅調な部類です

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📝 まとめ|あくまでも参考程度に

  • レクサスISの認定中古車は全112台(全数捕捉)。IS300h系が6割・特別仕様Mode Black系が2割
  • 残価率は「スポーツ度が高い順」:IS500 FSP 約124%>IS300 F SPORT 約95%>IS300h F SPORT 約85%>IS300h 標準 約78%>IS300h version L 約76%
  • ガソリンターボのF SPORTがハイブリッドを約10ポイント上回る=セダンでは「走り」が価値になる
  • IS500は「最後のV8」プレミアムで新車超え。First Editionも絶対額ではほぼ新車価格を維持
  • 買う側にはIS300h version L(約76%)がお買い得ゾーンという見方も
  • そしてこれはすべて「販売価格」。買取査定はここから2〜3割低いのが一般則

繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にISを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。

はろしょう

SUVでは「廉価グレードほど率が有利」でしたが、セダンのISは「スポーツなグレードほど残る」という真逆の法則。車のキャラクターがリセールに素直に出るのが面白いですね。CPO分析シリーズはNX 419台UX 178台のほか、トヨタ車編(アルファード40系ハリアー80系)もあります🚗✨

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この記事を書いた人

レクサス歴7年・60,000km以上・3台連続オーナーのはろしょうです。

RX300バージョンL → UX250h Fスポ → 現所有RX350 Fスポと乗り継いだ実体験を発信。

年間維持費・実燃費・売却査定額・部品番号まで実測値で公開。ボディカラー名・装備名はレクサス公式と照合のうえ正確に記載しています。

週末はレクサスで気ままなドライブへ。

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