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RX350 “F SPORT”(ガソリン)と RX350h “バージョンL”(ハイブリッド)、どっちが買いか。両方を実際に乗ったオーナーが、維持費まで含めて正直に比較します。
新型RX(5代目・TALA15型)を検討していると、必ずぶつかるのがこの問いです。「走りのガソリンFスポか、快適なハイブリッドのバージョンLか」。私はいまRX350 Fスポ(ガソリン)に毎日乗っていて、その前にRX350h バージョンLを3週間・1,000km借りて走った——つまり両方を実体験しています。カタログスペックの比較ではなく、実際に乗って・維持して分かった数字で、どちらが自分に合うのかを整理しました。先に言っておくと、結論は「どちらも正解」。ただし選び方がはっきり分かれます。
はろしょう✅ 比較するのは:RX350 “F SPORT” AWD(ガソリン)と RX350h “バージョンL” AWD(ハイブリッド)
✅ 私は両方に実際に乗っています(Fスポは現所有・バージョンLは3週間の代車)
✅ 見るのは:車両価格・燃料代・税金・リセールの総額と、乗り味の違い
✅ 結論:どちらも正解。燃料重視ならバージョンL、走り重視ならFスポ
👉 あなたの乗り方はどっち向きか、数字で分かります
🎯 結論:早見比較表でひと目で
まず全体像です(AWD同士・2023年7月時点の新車価格・私の実測ベース)。
| 比較項目 | RX350 “F SPORT” | RX350h “バージョンL” |
|---|---|---|
| パワートレイン | 2.4L直4ターボ(ガソリン) | 2.5L直4+ハイブリッド |
| 新車価格(AWD・税込) | 707万円 | 796万円(+89万円) |
| 実燃費(街乗り) | 6〜7km/L | 約16km/L |
| 年間燃料代(実額/年12,000km) | 約216,000円 | 約11万円 |
| 自動車税 | 43,500円 | 43,500円(同額) |
| リセール(CPO実測) | 約107% | 約94% |
| キャラクター | 走り・引き締まった足 | 快適・静粛・上質 |
面白いのは、それぞれの強みが逆方向に効いていること。買うときはFスポが89万円安い。でも燃料代はバージョンLが年15万円安い。かたやリセールはFスポが上。この綱引きをどう見るかで、答えが変わります。一つずつ見ていきます。
💴 ① 車両価格:Fスポが89万円安い
まず入り口の車両価格。AWD同士で比べると、RX350 Fスポが707万円、RX350h バージョンLが796万円。その差89万円です(2023年7月時点・税込)。ハイブリッドで、かつ“バージョンL”という快適装備グレードなので、バージョンLのほうが高くなります。同じRXでも、入り口で約90万円の開きがある——ここが出発点です。
この89万円を「ハイブリッドと上質装備の対価」と見るか、「Fスポで浮かせて他に回す」と見るか。ここはまだ結論を出さず、次の燃料代とセットで考えるのがポイントです。
⛽ ② 燃料代:バージョンLが年15万円安い(約6年で価格差を回収)
ここがハイブリッド最大の武器です。私の実測で、街乗りの燃費はガソリンFスポが6〜7km/L、ハイブリッドバージョンLが約16km/L。2倍以上の差があります。実際に払っている燃料代と、同条件で試算したハイブリッドを並べると、こうなります。
(ガソリン)
(HV)
ここで①と②を合わせて考えます。車両価格の差89万円を、燃料代の差(年15万円)で埋めていくと、約6年で回収できる計算です(89万円 ÷ 15万円 ≒ 5.9年)。つまり6年以上・長く乗る、あるいは年間の走行距離が多い人ほど、ハイブリッドバージョンLの初期の高さは燃料代で取り返せる。逆に数年で乗り換えるなら、価格差を燃料で埋めきる前に手放すことになります。
👉 燃費の詳しい実測は個別記事に:RX350実燃費|ガソリンは街乗り6〜7km/Lの正直な数字/レクサスRX350h実燃費|街乗り16・最高23.6km/L【1000km実測】
RXの前に、そもそもハリアーと迷っている方へ
▶ ハリアーとレクサスRXはどっち?両方運転した本音比較
🧾 ③ 税金・維持費:ここはほぼ互角
「ハイブリッドは税金が安いのでは?」とよく聞かれますが、長く乗る前提ではほぼ互角です。理由を整理します。
- 自動車税:Fスポ(2.4L)もバージョンL(2.5L)も同じ43,500円。排気量の区分が同じなので差はつきません
- エコカー減税:ハイブリッドのバージョンLは新車購入時の重量税などで減税の恩恵があります。ただしこれは主に初回。長期保有では効き目が薄れます
- 任意保険・車検:車格が同じなので大きな差は出ません(私のFスポ実額は任意保険 年26,400円・車検 年10〜13万円)
- タイヤ:Fスポは21インチで1本あたりが高め。快適志向のバージョンLは扁平率がやや穏やかで、タイヤ代はバージョンLがわずかに有利な場面も
まとめると、維持費で明確な差がつくのは「燃料代」だけ。税金・保険・車検はほぼ同じと考えて差し支えありません。RX350(Fスポ)の維持費の全項目は別記事で公開しています。
👉 あわせて読みたい:レクサスRX350の年間維持費は48〜63万円【実例で全項目公開】
📈 ④ リセール:ここはFスポが上(売却額はほぼ互角に)
意外と見落とされがちですが、手放すときの価値も総額に効きます。当ブログでレクサス公式CPO(認定中古車)344台を集計したところ、残価率はRX350 Fスポ(ガソリン)が約107%、RX350h バージョンLが約94%でした。ガソリンのFスポのほうが値持ちが良い、という結果です。
ここが面白いところで、車両価格はバージョンLが89万円高いのに、リセール率はFスポが13ポイント上。数年後の売却額(CPO販売価格ベース)を大まかに計算すると、Fスポ707万×107%=約756万円、バージョンL 796万×94%=約748万円と、ほぼ互角に近づきます。つまり「買うときの89万円差」は、燃料代だけでなく売るときの価値でも一部が埋まるということ。トータルで見ると、両者の総コストは思ったより拮抗します。
👉 リセールの詳細:レクサスRXのリセールは新車超え?公式中古車344台で残価率分析
リセール率は車種・時期・状態で変わりますし、実際の売却額は「今の愛車がいくらか」で大きく動きます。ガソリンかハイブリッドかを迷う前に、まず手元の相場を掴んでおくと、乗り換えの予算が見えて判断がぐっと早くなります。私もUXを売ったときは、4社を比べるだけで最初の提示から25万円上がりました。
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🚗 ⑤ 乗り味:走りのFスポ、快適のバージョンL
数字だけでは決まらないのが車選び。両方に乗った実感で、キャラクターの違いをまとめます。
- RX350 Fスポ(ガソリン):2.4Lターボのトルクで、アクセルを踏んだときの押し出しがダイレクト。AVS(可変ダンパー)で引き締まった足まわり、21インチの踏ん張り感。「自分で走らせている」手応えが魅力です。そのぶん乗り味は硬めで、燃費は正直に悪い
- RX350h バージョンL(ハイブリッド):モーターが効くので発進が滑らかで静か。20インチ寄りの快適な足で、長距離が本当に楽。「移動が上質になる」方向。燃費も良く、家族を乗せるなら文句なし。走りの刺激はFスポより穏やか



私は3週間バージョンLに乗って「これはこれで完成された良さがある」と本気で悩みました。最後はFスポの走りを取りましたが、もし通勤距離が長かったり家族の快適を最優先していたら、バージョンLを選んでいたと思います。優劣ではなく、本当に“好みと使い方”の差です。
🔎 結局どっちが買い?タイプ別のおすすめ
ここまでの数字と実感を、選び方に落とし込みます。
- RX350h バージョンLが向く人:年間走行距離が多い/6年以上長く乗る/通勤や長距離が中心/静粛性と快適性を最優先/家族を乗せる機会が多い。→ 初期の89万円は燃料代で回収でき、乗り心地の満足度も高い
- RX350 Fスポが向く人:走りの手応えを楽しみたい/初期費用を抑えたい/数年で乗り換える可能性がある/リセール重視。→ 安く買えて値持ちが良く、運転そのものが楽しい
乱暴にまとめると、「距離を走る・長く乗る・快適重視」ならバージョンL、「走りを楽しむ・初期費用とリセール重視」ならFスポ。燃料代の差は確かに大きいですが、車両価格とリセールがそれを打ち消す方向に働くので、トータルコストは意外なほど拮抗します。だからこそ、最後は「どっちに乗っていて気持ちが上がるか」で選んでいい——両方乗った私の正直な結論です。
📝 まとめ|どちらも正解、選び方が違うだけ
- 新車価格はFスポが89万円安い(707万 vs 796万・AWD/2023年7月時点)
- 燃料代はバージョンLが年15万円安い(実測街乗り6〜7 vs 16km/L)=約6年で価格差を回収
- 税金・保険・車検はほぼ互角(自動車税は同額43,500円)
- リセールはFスポが上(107% vs 94%)=売却額はほぼ互角に近づく
- 乗り味は走りのFスポ/快適のバージョンL。優劣でなく好みの差
数字で見ると総コストは拮抗。だから「どっちが得か」で消耗するより、自分の乗り方に合うほうを選ぶのが正解です。この記事が、あなたの「FスポかバージョンLか」の判断材料になれば嬉しいです。
🚗 どちらを選ぶにせよ、今の愛車の価値は知っておく
FスポかバージョンLかを迷うとき、実は予算を左右するのが「いま乗っている車の下取り・買取額」です。乗り換えでは、この売却額の差が数十万円動くことも珍しくありません。まずはネットの無料査定で今の相場を掴んでおくと、どちらのRXに手が届くかが見えてきます。
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両方に乗れたのは幸運でした。だからこそ言えるのは「どっちを選んでもRXは良い」ということ。燃料代・価格・リセールの数字を押さえたうえで、最後はあなたの直感で選んでください。オーナーレポートも参考にどうぞ🚗✨










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