レクサスLBXの残価率を公式CPO33台で分析してみた

レクサスLBXの残価率を公式CPO33台で分析してみたのアイキャッチ(青のLBX)
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本記事では2026年6月13日時点でレクサス認定中古車(CPO)に掲載されていたLBX33台を独自集計し、リセール傾向を分析しています。

「レクサスの一番コンパクトなLBX、リセールはどうなの?売る時いくらくらい?」気になったので、レクサス公式のLEXUS CPOに出ているLBXの全在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、RX・NX・UXに続くCPO分析シリーズとして、公式の一次データでリアルな数字感をお伝えします。

はろしょう

✅ 今回やったこと:レクサス公式CPOのLBX在庫33台を独自集計(2026年6月13日時点)
✅ シリーズ:RX・NX・UXに続くCPO分析の最新版
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
✅ 私はLBXオーナーではないので、今回は純粋にデータ視点での分析です
👉 あくまでも個人で分析した参考データです

目次

🎯 結論:LBXのリセールはどう見えるか

先に結論です。今回のLBXは在庫33台と母数が少なく、しかもほぼ全車が2024〜2025年式・走行1万km未満のほぼ新車同然の個体でした。そのうえで「新車比の残価率の目安」を並べると、こうなります(2026年6月13日時点・FF新車価格基準)。

  • 🔥 通常LBX(Relax / Cool / Elegant / Active)はおおむね残価率100%前後(新車価格に肉薄)
  • 🏁 高性能版「MORIZO RR」は約91%(13台・絶対額は575〜668万円と別格)
  • 💎 最上級「MORIZO RR “Bespoke Build”」は710万円で在庫中の最高額(約94%)

ざっくり言うと「通常LBXは人気と納期の長さもあって中古でも値が落ちにくい。MORIZO RR系は絶対額が突出しているが、新車価格自体が高いぶん残価率の数字としては通常LBXより低めに出る」という構図が見えてきます。ただし、通常LBXの残価率が100%前後に見えるのは、市場にほぼ新車の個体しか出ていないことが大きく、「リセールが良い」と単純に言い切れない点には注意が必要でした。本記事の数値は「販売価格」ベースの目安で、実際の買取査定はここから2〜3割低くなります。以下、33台の集計データで詳しく見ていきます。

🤔 なぜLBXのリセールを自分で分析したのか

ネット上には「レクサスのリセールランキング」を扱った記事が多くありますが、出典が不明確だったり、買取業者のキャンペーンに紐づくものだったりと、自分の目で確かめた数字ではないものがほとんど。それなら、レクサス自身が販売している公式の認定中古車(LEXUS CPO)の在庫を全部見てみようと思い立ちました。RXNXUXに続いて、今回はレクサスのエントリーSUV「LBX」版です。

LBXは2023年末に登場したばかりの新しいモデルで、まだ中古市場に出回る数も多くありません。だからこそ「今の時点でCPOに何台あって、いくらで売られているのか」を記録しておくこと自体に意味があると考えました。

🔍 分析の方法と前提

  • データ元:レクサス公式CPOサイト(cpo.lexus.jp)
  • 取得日:2026年6月13日時点
  • 対象:「LBX」で絞り込んだ在庫 全33件分の本体価格・年式・走行距離・グレード名を抽出
  • 集計:表計算ではなく、公式CPOの絞り込み機能とスクリプトで自動取得
  • グレード分類:レクサス公式CPOの正式なグレード絞り込み(標準 / “Relax” / “Cool” / “Elegant” / “Active” / “Bespoke Build”)に準拠
  • 「標準」の扱い:公式CPOの絞り込みでは高性能版「MORIZO RR」が“標準”グレードに分類されており、該当13台は車両名がすべて「MORIZO RR」でした。本記事では実態に合わせて「MORIZO RR」として扱います
  • 新車参考価格:2026年5月時点のレクサス公式(lexus.jp)価格表の値(税込)を基準。残価率はFF(2WD)新車価格を基準に算出しています

※ 重要な前提:本記事の数値は「レクサス公式CPOの販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。ディーラーの利益分が含まれているため、実際の買取額は概ね本記事の数字より2〜3割ほど低くなる、と思っておくのが現実的です。あくまでも参考程度にしてください。また在庫は日々変動するため、台数・平均価格は取得日時点のスナップショットです。さらに今回は母数が33台と少なく、Active・Bespoke Buildなど1台のみのグレードも含むため、それらの数字は特に参考程度としてご覧ください。

📊 グレード別|CPO在庫の平均本体価格と残価率

まずグレード別に集計してみました。新車価格は2026年5月時点のレクサス公式(lexus.jp)参考価格と並べています(台数の多い順)。

グレード(公式名)台数平均年式平均走行平均本体価格新車参考価格(FF)CPO目安比率
MORIZO RR
(公式CPOでは“標準”扱い)
13(最多)2024.56,839km619.5万円680万円約91%
“Relax”13(最多)2024.38,692km466.9万円460万円約101%
“Elegant”32024.39,666km449.3万円420万円約107%※
“Cool”22024.515,000km459.0万円460万円約100%※
“Active”1(参考)20252,000km495.0万円466万円(AWD)約106%※
MORIZO RR “Bespoke Build”1(参考)20251,000km710.0万円(最高)756万円約94%※

※ 新車参考価格は2026年5月時点のレクサス公式(lexus.jp)価格表の値(税込)。残価率はFF(2WD)新車価格を基準にしています。在庫にはFF/AWD(E-Four)や各種オプション装着車が混在するため、比率はあくまで目安です。AWD新車価格を基準にすると、“Relax”は約96%、“Cool”は約94%、“Elegant”は約101%まで下がります。台数が1〜3台のグレード(Elegant・Cool・Active・Bespoke Build)は母数僅少のため特に参考値としてご覧ください。

🏆 構成比でみるLBX中古市場

33台をグレード構成比で見ると、こうなります。

順位グレード台数構成比平均本体価格
同1位MORIZO RR(“標準”扱い)13台約39.4%619.5万円
同1位“Relax”13台約39.4%466.9万円
3位“Elegant”3台約9.1%449.3万円
4位“Cool”2台約6.1%459.0万円
同5位“Active” / “Bespoke Build”各1台各約3.0%495.0 / 710.0万円
はろしょう

面白いのは、CPOに出ているLBXの約4割が高性能版のMORIZO RRだということ。エントリーSUVのはずが、中古市場では「走りのLBX」が主役級の存在感です。残りの主役は実用グレードの“Relax”で、この2つで全体の約8割を占めていました。

📈 QC7つ道具で見るLBXのリセール

「平均が高い=リセールが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、33台のデータを多角的に可視化してみました(パレート図・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。

レクサスLBX認定中古車33台のQC分析:グレード構成のパレート図・本体価格のヒストグラム・走行距離×価格の層別散布図・新車比残価率の層別グラフ

図から読み取れることを整理します。

  • ① パレート図(グレード構成):MORIZO RRと“Relax”が各13台で同率トップ。この2グレードで全体の約79%を占めます。エントリーSUVなのに高性能版が約4割というのがLBX中古市場の特徴です。
  • ② ヒストグラム(本体価格):価格分布は明確に2つの山に分かれます。通常LBX(450万円前後がボリュームゾーン)と、MORIZO RR系(550〜650万円台)。同じLBXでも価格帯が完全に別物だと分かります。
  • ③ 層別散布図(走行距離×価格):MORIZO RR系(赤)は走行1万km前後で575〜710万円の帯に集まり、通常LBX(青・緑・紫)の450〜520万円帯とはっきり分離。どのグレードも走行距離が短く、新しい個体ばかりであることが分かります。
  • ④ 層別グラフ(残価率):母数で色分けすると、信頼できる(濃色=10台以上)のはMORIZO RR(約91%)と“Relax”(約101%)の2つだけ。それ以外は薄色=母数僅少の参考値です。通常LBXが100%前後に並ぶのが目を引きます。

このように「数字の大小」だけでなく台数(母数)と走行・年式の条件を踏まえることで、LBXのリセールの実像が見えてきます。以下、ポイントを4つにまとめます。

💡 一次データから見えてきたポイント4つ

① 通常LBXは残価率おおむね100%前後だが「新車個体しかない」のが実態

“Relax”(13台)はFF新車価格比で約101%、“Cool”“Elegant”も90〜100%台と、数字だけ見れば「新車価格にほぼ等しい」水準です。これはLBXが人気で納期も長く、中古でも値が落ちにくいことを示しているように見えます。ただし冷静に見ると、在庫はほぼ全車が2024〜2025年式・走行1万km未満のほぼ新車同然の個体。残価率が高いのは「リセールが良い」というより「新しい低走行車しか市場に出ていない」ためで、3年落ち・5万km走った時にどうなるかはまだ分かりません。

② MORIZO RR系が中古市場の主役。絶対額は575〜710万円と別格

CPO在庫の約4割(14台)が高性能版のMORIZO RR系でした。平均619.5万円、最高は“Bespoke Build”の710万円。通常LBX(平均約465万円)とは完全に別の価格帯です。残価率の数字では約91%と通常LBXより低めに出ますが、これは新車価格そのものが680〜756万円と高いためであって、「値落ちしている」わけではありません。絶対額で見れば、MORIZO RRは中古でも600万円超を保っている希少なコンパクトです。

③ 価格帯が完全に2分される「二層構造」

ヒストグラムがきれいに2つの山に分かれた通り、LBXの中古市場は「通常LBX(450万円前後)」と「MORIZO RR系(575万円以上)」の二層構造です。同じ車名でも、買う側・売る側が見るべき相場はまったく別物。LBXのリセールを語るときは、この2つを分けて考えるのが正確だと感じました。

④ そもそも母数が少ない。数字は「今のスナップショット」

LBXは登場から日が浅く、CPO在庫も33台と少なめ。Active・Bespoke Buildに至っては各1台です。母数が少ない時期の残価率は、たまたま出ている数台に大きく左右されます。本記事の数字は「2026年6月13日時点のスナップショット」であり、流通量が増える今後、傾向は変わっていく可能性が高い点はご承知おきください。

⚠️ 「販売価格」と「買取価格」の差を正直に

記事の信頼性のために、ここは正直に書いておきたいポイントです。今回集計したのは公式CPOの店頭販売価格。ここには、車両仕入れ・整備・保証・販売店利益などが含まれます。

  • 一般的に、買取〜店頭販売の差は2〜3割程度と言われています
  • たとえば公式CPOで約467万円で売られている“Relax”があったとすると、買取査定は330〜370万円あたりが理屈上の目安
  • 残価率が100%前後に見えても、それは「販売価格」の話。買取で新車価格が返ってくるわけではない点に注意してください

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📝 まとめ|あくまでも参考程度に

今回、レクサス公式CPOのLBX在庫を自分で集計してみて見えてきたことを、最後に箇条書きで整理しておきます。

  • CPOのLBXは33台と少数。約4割(14台)が高性能版MORIZO RR系で、中古市場の主役級
  • 価格は二層構造:通常LBX(450万円前後)とMORIZO RR系(575万円以上)で完全に別物
  • 通常LBXの残価率はおおむね100%前後に見えるが、ほぼ新車の個体ばかりで「リセールの証拠」としてはまだ弱い
  • MORIZO RR系は残価率約91%だが、絶対額は中古でも600万円超を維持する希少な存在
  • 母数が少ない時期の数字なので、あくまでも「今のスナップショット」。今後流通が増えれば傾向は変わりうる
  • そしてこれはすべて「公式CPOの販売価格」。買取査定はここから2〜3割低いのが一般則

繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にLBXを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。

はろしょう

LBXは「レクサス入門の最小SUV」ですが、CPOを覗くと約4割が走りのMORIZO RR、価格帯も二層に分かれるという、思った以上に個性的な中古市場でした。まだ母数は少ないので、これからも定点観測していきたいと思います。同じCPO分析シリーズで、UX(178台)NX(419台)も分析しているので、よければあわせてご覧ください🚗✨

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この記事を書いた人

レクサス歴7年・60,000km以上・3台連続オーナーのはろしょうです。

RX300バージョンL → UX250h Fスポ → 現所有RX350 Fスポと乗り継いだ実体験を発信。

年間維持費・実燃費・売却査定額・部品番号まで実測値で公開。ボディカラー名・装備名はレクサス公式と照合のうえ正確に記載しています。

週末はレクサスで気ままなドライブへ。

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