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本記事では2026年10月1日時点でレクサス認定中古車(CPO)に掲載されていたLBX39台を独自集計し、リセール傾向を分析しています(2026年10月更新)。
「レクサスの一番コンパクトなLBX、リセールはどうなの?売る時いくらくらい?」気になったので、レクサス公式のLEXUS CPOに出ているLBXの全在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、RX・NX・UXに続くCPO分析シリーズとして、公式の一次データでリアルな数字感をお伝えします。
はろしょう✅ 今回やったこと:レクサス公式CPOのLBX在庫39台を独自集計(2026年10月1日時点)
✅ シリーズ:RX・NX・UXに続くCPO分析の最新版
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
✅ 私はLBXオーナーではないので、今回は純粋にデータ視点での分析です
👉 あくまでも個人で分析した参考データです
結論:LBXのリセールはどう見えるか
先に結論です。今回のLBXは在庫39台と母数が少なく、しかも大半が2024〜2025年式・低走行のほぼ新車同然の個体でした。そのうえで「新車比の残価率の目安」を並べると、こうなります(2026年10月1日時点・FF新車価格基準)。
- 🔥 通常LBX(Relax / Cool / Elegant / Active)はおおむね残価率99〜104%(新車価格に肉薄)
- 🏁 高性能版「MORIZO RR」は約92%(18台・絶対額は578〜690万円と別格)
- 💎 発売記念の特別仕様“Original Edition”が初登場し、798万円の個体が在庫中の最高額(2台・新車価格が個別のため残価率は参考外)
ざっくり言うと「通常LBXは人気と納期の長さもあって中古でも値が落ちにくい。MORIZO RR系は絶対額が突出しているが、新車価格自体が高いぶん残価率の数字としては通常LBXより低めに出る」という構図が見えてきます。ただし、通常LBXの残価率が100%前後に見えるのは、市場にほぼ新車の個体しか出ていないことが大きく、「リセールが良い」と単純に言い切れない点には注意が必要でした。本記事の数値は「販売価格」ベースの目安で、実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。以下、39台の集計データで詳しく見ていきます。
なぜLBXのリセールを自分で分析したのか
ネット上には「レクサスのリセールランキング」を扱った記事が多くありますが、出典が不明確だったり、買取業者のキャンペーンに紐づくものだったりと、自分の目で確かめた数字ではないものがほとんど。それなら、レクサス自身が販売している公式の認定中古車(LEXUS CPO)の在庫を全部見てみようと思い立ちました。RX・NX・UXに続いて、今回はレクサスのエントリーSUV「LBX」版です。
LBXは2023年末に登場したばかりの新しいモデルで、まだ中古市場に出回る数も多くありません。だからこそ「今の時点でCPOに何台あって、いくらで売られているのか」を記録しておくこと自体に意味があると考えました。
分析の方法と前提
- データ元:レクサス公式CPOサイト(cpo.lexus.jp)
- 取得日:2026年10月1日時点(定期的にデータを取り直して更新しています)
- 対象:「LBX」で絞り込んだ在庫 全39件分の本体価格・年式・走行距離・グレード名を抽出
- 集計:表計算ではなく、公式CPOの絞り込み機能とスクリプトで自動取得
- グレード分類:レクサス公式CPOの正式なグレード絞り込み(標準 / “Relax” / “Cool” / “Elegant” / “Active” / “Original Edition”)に準拠
- 「標準」の扱い:公式CPOの絞り込みでは高性能版「MORIZO RR」が“標準”グレードに分類されており、該当18台は車両名がすべて「MORIZO RR」でした。本記事では実態に合わせて「MORIZO RR」として扱います
- 新車参考価格:2026年5月時点のレクサス公式(lexus.jp)価格表の値(税込)を基準。残価率はFF(2WD)新車価格を基準に算出しています
🆕2026年10月22日のLBX一部改良で、新車価格は17万〜25万円上がりました(11月3日発売)。この記事の残価率は改良前の新車価格で計算しています。改良の中身はLBX一部改良の記事へ。
※ 重要な前提:本記事の数値は「レクサス公式CPOの販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。店頭の価格には、仕入れ値のほかに、陸送や点検整備の費用と販売店の利益が含まれます(中古車大手IDOM〈ガリバー〉の決算補足資料〈2026年1月〉でも、車両の売買差益の原価に陸送費用や点検整備費用を含めています)。実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。あくまでも参考程度にしてください。また在庫は日々変動するため、台数・平均価格は取得日時点のスナップショットです。さらに今回は母数が39台と少なく、Elegantなど1台のみのグレードも含むため、それらの数字は特に参考程度としてご覧ください。
グレード別|CPO在庫の平均本体価格と残価率
まずグレード別に集計してみました。新車価格は2026年5月時点のレクサス公式(lexus.jp)参考価格と並べています(台数の多い順)。
| グレード(公式名) | 台数 | 平均年式 | 平均走行 | 平均本体価格 | 新車参考価格(FF) | CPO目安比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| MORIZO RR (公式CPOでは“標準”扱い) | 18(最多) | 2024.7 | 4,377km | 622.9万円 | 680万円 | 約92% |
| “Relax” | 14 | 2024.4 | 12,714km | 454.5万円 | 460万円 | 約99% |
| “Cool” | 2(参考) | 2024 | 15,000km | 486.0万円 | 460万円 | 約106%※ |
| “Active” | 2(参考) | 2025 | 4,500km | 487.5万円 | 466万円(AWD) | 約105%※ |
| “Original Edition” (発売記念の特別仕様) | 2(参考) | 2025 | 5,000km | 748.0万円 (798万と698万) | 仕様個別 | —※ |
| “Elegant” | 1(参考) | 2025 | 14,000km | 428.0万円 | 420万円 | 約102%※ |
※ 新車参考価格は2026年5月時点のレクサス公式(lexus.jp)価格表の値(税込)。残価率はFF(2WD)新車価格を基準にしています。在庫にはFF/AWD(E-Four)や各種オプション装着車が混在するため、比率はあくまで目安です。AWD新車価格を基準にすると比率は数ポイント下がります。“Original Edition”は発売記念の特別仕様で新車価格が個別のため、残価率は算出していません。台数が1〜2台のグレード(Cool・Active・Original Edition・Elegant)は母数僅少のため特に参考値としてご覧ください。
構成比でみるLBX中古市場
39台をグレード構成比で見ると、こうなります。
| 順位 | グレード | 台数 | 構成比 | 平均本体価格 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | MORIZO RR(“標準”扱い) | 18台 | 約46.2% | 622.9万円 |
| 2位 | “Relax” | 14台 | 約35.9% | 454.5万円 |
| 3位 | “Cool” | 2台 | 約5.1% | 486.0万円 |
| 3位 | “Active” | 2台 | 約5.1% | 487.5万円 |
| 3位 | “Original Edition” | 2台 | 約5.1% | 748.0万円(最高) |
| 6位 | “Elegant” | 1台 | 約2.6% | 428.0万円 |



面白いのは、CPOに出ているLBXの半分近くが高性能版のMORIZO RRだということ。エントリーSUVのはずが、中古市場では「走りのLBX」が主役級の存在感です。残りの主役は実用グレードの“Relax”で、この2つで全体の約82%を占めていました。
QC7つ道具で見るLBXのリセール
「平均が高い=リセールが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、39台のデータを多角的に可視化してみました(パレート図・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。


📅 前回からの変化(月次定点観測)
本記事は定期的にデータを取り直して更新しています。2026年9月→10月の1ヶ月で見えた動きはこちら。
- 在庫は40台→39台とほぼ横ばい
- 🆕発売記念の特別仕様“Original Edition”が2台初登場(798万円と698万円・平均748.0万円=在庫中の最高額)。“Bespoke Build”2台は掲載を終えた
- MORIZO RRは620.5→622.9万円(+2.4万円・約92%)と高値安定。平均走行4,377kmとほぼ新車の個体が中心
- “Relax”は11台→14台に増え、454.5万円(約99%)=新車価格ライン弱で定着
- 全体として発売3年目のLBXは「新車価格前後の高止まり」が継続しています
| 時点 | 在庫 | MORIZO RR | “Relax” |
|---|---|---|---|
| 2026年6月 | 33台 | 619.5万円(約91%) | 466.9万円(約101%) |
| 2026年8月 | 41台 | 619.7万円(約91%) | 459.9万円(約100%) |
| 2026年9月 | 40台 | 620.5万円(約91%) | 453.4万円(約99%) |
| 2026年10月 | 39台 | 622.9万円(約92%) | 454.5万円(約99%) |
※毎月この表に行を追加していきます。半年分たまったら、リセール推移の時系列分析もお届けする予定です。
図から読み取れることを整理します。
- ① パレート図(グレード構成):MORIZO RRが18台で最多、“Relax”14台が続き。この2グレードで全体の約82%を占めます。エントリーSUVなのに高性能版が半分近くというのがLBX中古市場の特徴です。
- ② ヒストグラム(本体価格):価格分布は明確に2つの山に分かれます。通常LBX(450万円前後がボリュームゾーン)と、MORIZO RR系(550〜650万円台)。同じLBXでも価格帯が完全に別物だと分かります。
- ③ 層別散布図(走行距離×価格):MORIZO RR系(赤)は走行1万km未満中心で578〜690万円の帯に集まり、通常LBX(青・緑・紫)の407〜500万円帯とはっきり分離。どのグレードも走行距離が短く、新しい個体ばかりであることが分かります。
- ④ 層別グラフ(残価率):母数で色分けすると、信頼できる(濃色=10台以上)のはMORIZO RR(約92%)と“Relax”(約99%)の2つだけ。それ以外は薄色=母数僅少の参考値です。通常LBXが100%前後に並ぶのが目を引きます。
このように「数字の大小」だけでなく台数(母数)と走行・年式の条件を踏まえることで、LBXのリセールの実像が見えてきます。以下、ポイントを4つにまとめます。
一次データから見えてきたポイント4つ
① 通常LBXは残価率おおむね100%前後だが「新車個体しかない」のが実態
“Relax”(14台)はFF新車価格比で約99%、“Cool”“Elegant”も100%前後と、数字だけ見れば「新車価格にほぼ等しい」水準です。これはLBXが人気で納期も長く、中古でも値が落ちにくいことを示しているように見えます。ただし冷静に見ると、在庫はほぼ全車が2024〜2025年式・走行1万km未満のほぼ新車同然の個体。残価率が高いのは「リセールが良い」というより「新しい低走行車しか市場に出ていない」ためで、3年落ち・5万km走った時にどうなるかはまだ分かりません。
② MORIZO RRが中古市場の主役。絶対額は578〜690万円と別格
CPO在庫の46%(18台)が高性能版のMORIZO RRでした。平均622.9万円、在庫中の最高額は“Original Edition”の798万円。通常LBX(平均約460万円)とは完全に別の価格帯です。残価率の数字では約92%と通常LBXより低めに出ますが、これは新車価格そのものが680万円と高いためであって、「値落ちしている」わけではありません。絶対額で見れば、MORIZO RRは中古でも600万円超を保っている希少なコンパクトです。
③ 価格帯が完全に2分される「二層構造」
ヒストグラムがきれいに2つの山に分かれた通り、LBXの中古市場は「通常LBX(450万円前後)」と「MORIZO RR系(578万円以上・Original Edition含む)」の二層構造です。同じ車名でも、買う側・売る側が見るべき相場はまったく別物。LBXのリセールを語るときは、この2つを分けて考えるのが正確だと感じました。
④ そもそも母数が少ない。数字は「今のスナップショット」
LBXは登場から日が浅く、CPO在庫も39台と少なめ。Elegantに至っては1台です。母数が少ない時期の残価率は、たまたま出ている数台に大きく左右されます。本記事の数字は「2026年10月1日時点のスナップショット」であり、流通量が増える今後、傾向は変わっていく可能性が高い点はご承知おきください。
「販売価格」と「買取価格」の差を正直に
記事の信頼性のために、ここは正直に書いておきたいポイントです。今回集計したのは公式CPOの店頭販売価格。ここには、車両仕入れ・整備・保証・販売店利益などが含まれます。
- 実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。複数社の査定で確かめるのが確実です
- 残価率が100%前後に見えても、それは「販売価格」の話。買取で新車価格が返ってくるわけではない点に注意してください
まとめ|あくまでも参考程度に
今回、レクサス公式CPOのLBX在庫を自分で集計してみて見えてきたことを、最後に箇条書きで整理しておきます。
- CPOのLBXは39台と少数。半分近く(18台)が高性能版MORIZO RRで、中古市場の主役級
- 価格は二層構造:通常LBX(450万円前後)とMORIZO RR系(578万円以上)で完全に別物
- 通常LBXの残価率はおおむね100%前後に見えるが、ほぼ新車の個体ばかりで「リセールの証拠」としてはまだ弱い
- MORIZO RR系は残価率約92%だが、絶対額は中古でも600万円超を維持する希少な存在
- 母数が少ない時期の数字なので、あくまでも「今のスナップショット」。今後流通が増えれば傾向は変わりうる
- そしてこれはすべて「公式CPOの販売価格」。実際の買取額は年式・走行距離・店で大きく変わる
繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にLBXを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。










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