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本記事では2026年10月1日時点でレクサス認定中古車(CPO)に掲載されていたNX350h(ハイブリッド)147台を独自集計し、グレード別のリセール傾向を分析しています(2026年10月更新・在庫の推移も掲載)。
レクサスNXの中でも、いちばん流通量が多いのがハイブリッドのNX350hです。「F SPORTとversion L、どっちがリセールが良い?」「OVERTRAILって本当にリセール最強?」——気になったので、レクサス公式CPOのNX350h在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきます。
はろしょう✅ 今回やったこと:レクサス公式CPOのNX350h在庫147台を独自集計(2026年10月1日時点)
✅ 私のバックグラウンド:UX250h→RX350と乗り継いだレクサスSUVオーナー(NXは未所有)
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
👉 あくまでも個人で分析した参考データです
結論:NX350hでリセールが良いグレードは?
先に結論です。母数がそこそこあり(10台以上)、年式・走行が近い(2023年式・走行2.4〜2.9万km前後)グレードで「新車比の残価率の目安」を並べると、こうなります。
- 🥇 F SPORT 約91%(84台・最も流通が多い王道グレード)
- 🥈 version L・標準 約87%(53台/8台)
巷で”リセール最強”と言われがちな “OVERTRAIL” は、数字だけで判断できません。CPO在庫はわずか2台で、しかも平均2024年式・走行7,500kmと新しい個体しか出ていません。残価率90%はこの「新しさ」と「母数の少なさ」によるもので、他グレード(2023年式・走行3万km前後)と同じ土俵で「リセールが良い」とは言い切れません。本記事の数値は「販売価格」ベースの目安で、実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。
分析の方法と前提
- データ元:レクサス公式CPOサイト(cpo.lexus.jp)
- 取得日:2026年10月1日時点(定期的にデータを取り直して更新しています)
- 対象:「NX」のうちNX350h(ハイブリッド)147台の本体価格・年式・走行距離・グレード名を抽出
- 分類:レクサス公式CPOの「グレード絞り込み」の正式名(F SPORT/version L/OVERTRAIL/標準)に合わせて集計(公式の絞り込み台数と完全一致)
- 新車参考価格:2026年6月時点のレクサス公式(lexus.jp)の価格を基準
※ 重要な前提:本記事の数値は「レクサス公式CPOの販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。店頭の価格には、仕入れ値のほかに、陸送や点検整備の費用と販売店の利益が含まれます(中古車大手IDOM〈ガリバー〉の決算補足資料〈2026年1月〉でも、車両の売買差益の原価に陸送費用や点検整備費用を含めています)。実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。あくまでも参考程度にしてください。在庫は日々変動するため、台数・平均価格は取得日時点のスナップショットです。
NX350h グレード別|CPO在庫の平均本体価格
| グレード(公式名) | 台数 | 平均年式 | 平均走行 | 平均本体価格 | 新車参考価格 | CPO目安比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| F SPORT | 84(最多) | 2023 | 29,798km | 594.0万円 | 約650万円 | 約91% |
| version L | 53 | 2023 | 29,906km | 564.0万円 | 約650万円 | 約87% |
| 標準 | 8(参考) | 2023 | 25,875km | 493.0万円 | 約564万円 | 約87%※ |
| OVERTRAIL | 2(希少) | 2024 | 7,500km | 624.0万円 | 約690万円 | 約90%※ |
📅 前回からの変化(月次定点観測)
本記事は定期的にデータを取り直して更新しています。2026年8月→10月の2ヶ月で見えた動きはこちら(9月7日時点の実測も表に追加しました)。
- NX350h計は232台(8月10日)→197台(8月31日)→181台(9月7日)→147台(10月1日)と、8月10日から37%減(公式CPO・全数)。新型NXの世界初公開(9月1日)より前から減り始めていました
- F SPORTは603.5→594.0万円(▲9.5万円・約91%)。8月をピークに2ヶ月続落
- F SPORTとversion Lの価格差は39.3万→30.0万円に縮小。それでも「どっちが高い?」の答えはF SPORT優位のまま
| 時点 | NX350h計 | F SPORT | version L |
|---|---|---|---|
| 2026年6月 | 231台 | 589.2万円(約91%) | 560.9万円(約86%) |
| 2026年8月 | 232台 | 603.5万円(約93%) | 564.2万円(約87%) |
| 2026年9月 | 181台 | 597.9万円(約92%) | 566.5万円(約87%) |
| 2026年10月 | 147台 | 594.0万円(約91%) | 564.0万円(約87%) |
※毎月この表に行を追加していきます。半年分たまったら、リセール推移の時系列分析もお届けする予定です。
※ 新車参考価格は2026年6月時点のレクサス公式(lexus.jp)の値を基準にした目安です。グレード名・台数はレクサス公式CPOの「グレード絞り込み」と完全一致させています。


NX350hの一次データから見えたポイント
① 流通の主役はF SPORT(84台=過半数)
NX350h 147台のうち、84台(約57%)がF SPORTでした。中古市場でも王道はF SPORT。平均2023年式・走行29,798kmで平均594.0万円、新車参考価格(約650万円)に対して残価率約91%です。母数が圧倒的に多いので、相場の基準として最も信頼できる数字と言えそうです。
② version LはF SPORTより約5ポイント低い
version L(53台)は平均564.0万円で残価率約87%。F SPORT(約91%)との差は約5ポイント。F SPORTより約30万円安く中古で買えるものの、売る時のリセールはF SPORTにやや分がある、という傾向が見えます。「内装の上質さ重視ならversion L、リセール重視ならF SPORT」という選び方になりそうです。
③ 標準グレードも約87%と健闘(割安に乗りたい人向け)
標準(8台)は平均493.0万円で残価率約87%と、version Lと並ぶ水準でした。これは「人気だから」というより、新車価格そのものが約564万円とF SPORT・version Lより80万円以上安いため、絶対額の下落が小さく、率として高く出やすい側面があります。母数8台なので参考程度ですが、中古で割安にNX350hに乗りたいなら標準グレードは現実的な選択肢に見えます。
④ OVERTRAILの「90%」は鵜呑みにできない
アウトドア志向のOVERTRAILは、残価率約90%と数字だけ見れば高水準。ただしCPO在庫はわずか2台、平均2024年式・走行7,500kmと新しい個体しか市場に出ていません。「リセールが良い」というより「新しい低走行車しか中古に出ていない」状態。母数も少なく、F SPORT(2023年式・3.0万km・84台)と同じ土俵では比較できません。数年後に3年落ちのOVERTRAILが増えてきたら、改めて見てみたいところです。
📌🔴2026年9月1日に新型NXが発表されました。この分析は【改良前の現行モデル】のCPOデータです。新型の変更点はこちら → レクサスNXマイナーチェンジ|現行と比較した変更点まとめ
NX350hの立ち位置|ガソリンNX350・PHEVとの違い
NX350hのリセールを語る前に、NXのパワートレイン構成を押さえておくと選びやすくなります。NXには大きく分けて、ガソリンのNX350/NX250、ハイブリッドのNX350h、PHEVのNX450h+があります。
NX全体の集計(268台)では、リセール率トップはガソリンのNX350 “F SPORT”(約94%)。パワーと専用装備で人気が高く、中古でも強い値が付いています。一方、今回主役のNX350h “F SPORT”は約91%で、流通量はNX全体で最多(84台)。つまりNX350hは「最強のリセールではないが、実用燃費と値持ちのバランスが良く、選択肢が豊富で買いやすい」という王道ポジションです。燃料コストまで含めて考えるなら、ガソリンより日常の燃費が効くNX350hが現実的、という人も多いはずです。
👉 NX全体の横断比較:レクサスNXのリセールは強い?公式中古車419台で残価率分析/実燃費の比較:レクサス実燃費まとめ|RX・UX・NXを実測比較
中古でNX350hを狙うなら|リセールから見たグレード選び
147台の集計結果を「これから中古で買う人」目線でまとめると、グレード選びの指針はこうなります。
- F SPORT:流通量が最多で選びやすく、リセールも堅調。「迷ったらコレ」の王道。手放すときも値が付きやすい
- version L:上質装備が魅力。F SPORTよりやや安く中古で買えることがあるが、リセールはF SPORTにやや分がある
- 標準グレード:価格を抑えたい人向け。割安に狙える一方、人気の専用装備は控えめ
- OVERTRAIL:希少枠。市場の母数が少なく、ほぼ新車に近い低走行の個体が中心で「リセールの証拠」としてはまだ弱い
「長く乗る」なら好みのグレードでOKですが、数年で乗り換える前提なら、流通量が多くリセールの堅いF SPORTが無難です。👉 売却まで見据えるなら:レクサス売却ガイド|買取専門店で25万円高く売った実体験


「販売価格」と「買取価格」の差を正直に
今回集計したのは公式CPOの店頭販売価格。車両仕入れ・整備・保証・販売店利益などが含まれます。
- 実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。複数社の査定で確かめるのが確実です
「いざ自分が売る時にいくらか」を知りたい場合は、複数の買取業者の査定を取るのが結局いちばん早いです。私もUXを売却した時はそうしました。大手3社は同水準(金額が残っている2社は365万円と375万円)、地元店が390万円でした。
💰 NX350hの今の価値が気になったら、まずはネットで無料の相場チェックから始めるのが手軽です。
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よくある質問(FAQ)
Q1. F SPORTとversion L、結局どっちが高い?
本記事の147台集計(公式CPOの販売価格ベース)では、リセール率はF SPORTがversion Lをやや上回る傾向でした。version Lは上質装備が魅力ですが、手放すときの値持ちで選ぶならF SPORTが堅い、という結果です。
Q2. OVERTRAILは本当にリセール最強?
平均価格だけ見ると高く出ますが、市場の母数が少なく、ほぼ新車に近い低走行の個体が中心。「リセールが強い」というより「新しい個体しか出回っていない」状態なので、現時点では”最強の証拠”としては弱い、というのが正直な見方です。
Q3. 数値はそのまま買取額として期待していい?
いいえ。本記事の数字は「公式CPOの販売価格」です。あくまでグレード間の相対的な強弱を見る参考データとしてご活用ください。実際の買取額は複数社の査定で確認するのが確実です。
まとめ|あくまでも参考程度に
- F SPORT(84台・残価率約91%)が流通の主役。相場の基準として最も信頼できる
- version L(約87%)はF SPORTより約5ポイント低いが、中古で買うなら約30万円お得
- 標準(約87%)は新車価格が安いぶん率が高く出やすい。割安に乗りたい人向け(母数8台)
- OVERTRAIL(約90%)は母数2台・新しい個体のみで、リセールの証拠としては弱い
- これはすべて「公式CPOの販売価格」。実際の買取額は年式・走行距離・店で大きく変わる
繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にNX350hを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。
NXは350h以外にも、ガソリンのNX350/NX250、PHEVのNX450h+とパワートレインが多彩です。NX全体(419台)の横断比較は別記事でまとめています。あわせてどうぞ。
▶ レクサスNXのリセールは強い?公式中古車419台で残価率分析



NX350hは「F SPORTが王道でリセールも堅調、version Lは上質さ重視、標準は割安狙い、OVERTRAILは希少枠」。147台の数字を見て、そう感じました🚗✨










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