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本記事では2026年6月24日時点でレクサス認定中古車(CPO)に掲載されていたLX30台を独自集計し、リセール傾向を分析しています。
「レクサスのフラッグシップSUV・LXって、リセール最強って本当?中古でいくらするの?」気になったので、レクサス公式のLEXUS CPOに出ているLXの全在庫を、自分で集計してみました。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、RX・NX・UX・LBXに続くCPO分析シリーズとして、公式の一次データでリアルな数字感をお伝えします。
はろしょう✅ 今回やったこと:レクサス公式CPOのLX在庫30台を独自集計(2026年6月24日時点)
✅ シリーズ:RX・NX・UX・LBXに続くCPO分析の最新版
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
✅ 私はLXオーナーではないので、今回は純粋にデータ視点での分析です
👉 あくまでも個人で分析した参考データです


結論:LXのリセールはどう見えるか
先に結論です。今回のLXは在庫30台と母数が少ないですが、それでも「新車価格に肉薄、グレードによっては中古販売価格が新車価格を上回る」という、他のレクサス車とは一線を画す結果になりました(2026年6月24日時点・発売当時の新車参考価格基準)。
- 👑 主役のLX600ベース(標準)は中古販売価格が約107%(16台・新車価格を上回る水準)
- 🏔️ 「OFFROAD」も約109%(3台※参考・低走行が中心)
- 💺 最上級「EXECUTIVE」は約85%(9台・ただし新車1,800万円が高額なため。絶対額は1,500万円超を維持)
- 🕰️ 旧型のLX570「Black Sequence」は約71%(2台※参考・V8の先代モデル)
ざっくり言うと「現行LX600は受注停止・長い納期もあって、中古でも新車価格に匹敵する高値で取引されている」という構図です。ただし、これは公式CPOの「販売価格」であって、買取査定額ではありません。残価率が100%を超えて見えても、買取で新車価格が返ってくるという意味ではない点に注意が必要です。実際の買取査定はここから2〜3割低くなります。以下、30台の集計データで詳しく見ていきます。
なぜLXのリセールを自分で分析したのか
ネット上には「レクサスのリセールランキング」を扱った記事が多くありますが、出典が不明確だったり、買取業者のキャンペーンに紐づくものだったりと、自分の目で確かめた数字ではないものがほとんど。それなら、レクサス自身が販売している公式の認定中古車(LEXUS CPO)の在庫を全部見てみようと思い立ちました。RX・NX・UX・LBXに続いて、今回はフラッグシップSUV「LX」版です。
LXは「リセールの王様」とよく言われる車種です。本当にそうなのか、公式の一次データで確かめてみました。
分析の方法と前提
- データ元:レクサス公式CPOサイト(cpo.lexus.jp)
- 取得日:2026年6月24日時点
- 対象:「LX」で絞り込んだ在庫 全30件分の本体価格・年式・走行距離・グレード名を抽出
- 集計:表計算ではなく、公式CPOの絞り込み機能とスクリプトで自動取得
- グレード分類:レクサス公式CPOの正式なグレード絞り込み(現行LX600=標準 / “EXECUTIVE” / “OFFROAD”、先代LX570=“Black Sequence”)に準拠
- 「ベース」の扱い:公式CPO上で「標準」と「LX600」に分かれていた現行LX600の素グレードは、どちらも内容が同じベースグレードのため、本記事では「ベース」として合算(16台)しています
- 新車参考価格:在庫が2022〜2024年式中心のため、2022年1月の発売当時のレクサス公式(lexus.jp)参考価格を基準(ベース1,250万円/OFFROAD 1,290万円/EXECUTIVE 1,800万円/旧型LX570 Black Sequence 1,192万円)
※ 重要な前提:本記事の数値は「レクサス公式CPOの販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。ディーラーの利益分が含まれているため、実際の買取額は概ね本記事の数字より2〜3割ほど低くなる、と思っておくのが現実的です。あくまでも参考程度にしてください。また在庫は日々変動するため、台数・平均価格は取得日時点のスナップショットです。さらに今回は母数が30台と少なく、OFFROAD(3台)やLX570 Black Sequence(2台)など母数僅少のグレードも含むため、それらの数字は特に参考程度としてご覧ください。
グレード別|CPO在庫の平均本体価格と残価率
まずグレード別に集計してみました。新車価格は2022年1月の発売当時のレクサス公式参考価格と並べています(台数の多い順)。
| グレード(公式名) | 台数 | 平均年式 | 平均走行 | 平均本体価格 | 新車参考価格(当時) | CPO目安比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| LX600 ベース (CPOの「標準」「LX600」を合算) | 16(最多) | 2023.2 | 28,062km | 1,340.8万円 | 1,250万円 | 約107% |
| LX600 “EXECUTIVE” (4人乗り最上級) | 9 | 2022.8 | 25,555km | 1,527.6万円 | 1,800万円 | 約85% |
| LX600 “OFFROAD” | 3(参考) | 2023 | 7,666km | 1,400.0万円 | 1,290万円 | 約109%※ |
| LX570 “Black Sequence” (先代・V8) | 2(参考) | 2021 | 59,000km | 851.5万円 | 1,192万円 | 約71%※ |
※ 新車参考価格は2022年1月の発売当時のレクサス公式(lexus.jp)価格。現行LXは2025年3月の一部改良でハイブリッドの「LX700h」が加わり、グレードも再編されました。中古に多い旧”OFFROAD”は、現行では”OVERTRAIL+”に置き換わっています(標準・EXECUTIVEは継続)。OFFROAD(3台)とLX570 Black Sequence(2台)は母数僅少のため特に参考値としてご覧ください。LXは全車AWDのため、駆動方式による価格差はありません。


構成比でみるLX中古市場
30台をグレード構成比で見ると、こうなります。
| 順位 | グレード | 台数 | 構成比 | 平均本体価格 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | LX600 ベース | 16台 | 約53.3% | 1,340.8万円 |
| 2位 | LX600 “EXECUTIVE” | 9台 | 約30.0% | 1,527.6万円(最高) |
| 3位 | LX600 “OFFROAD” | 3台 | 約10.0% | 1,400.0万円 |
| 4位 | LX570 “Black Sequence”(先代) | 2台 | 約6.7% | 851.5万円 |



CPOに出ているLXの半分以上がベースグレードのLX600でした。そしてそのベースが、中古販売価格で新車価格を上回っているのが驚きです。フラッグシップなのに「一番売れ筋のベースが一番値持ちする」という、LXならではの構図が見えてきました。
QC7つ道具で見るLXのリセール
「平均が高い=値持ちが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、30台のデータを多角的に可視化してみました(パレート図・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。


図から読み取れることを整理します。
- ① パレート図(グレード構成):ベースLX600が16台で過半数。EXECUTIVEを合わせると上位2グレードで全体の約83%を占めます。フラッグシップらしく、希少なEXECUTIVEも3割と存在感があります。
- ② ヒストグラム(本体価格):価格は1,200〜1,400万円台がボリュームゾーン(ベースLX600)。そこから上に1,500万円超のEXECUTIVE、下に800〜900万円台の先代LX570が分布します。最安でも800万円超という、文字通り別格の価格帯です。
- ③ 層別散布図(走行距離×価格):現行LX600は走行3万km前後でも1,300〜1,500万円を維持。先代LX570(灰)だけが走行6万km前後・800万円台と一段下に分離しています。世代交代の影響がはっきり出ています。
- ④ 層別グラフ(残価率):母数で色分けすると、信頼できる(濃色=9台以上)のはベース(約107%)とEXECUTIVE(約85%)。OFFROADの約109%は母数3台の参考値です。ベースが新車価格ラインを超えているのが一目で分かります。
このように「数字の大小」だけでなく台数(母数)と走行・年式の条件を踏まえることで、LXのリセールの実像が見えてきます。以下、ポイントを4つにまとめます。
一次データから見えてきたポイント4つ
① ベースLX600は中古販売価格が新車価格を上回る(約107%)
最多のベースLX600(16台)は、平均1,340.8万円。発売当時の新車価格1,250万円に対して残価率約107%と、中古販売価格が新車価格を上回っています。これは「値持ちが良い」というレベルを超えており、受注停止や数年単位の長い納期によって、すぐ乗れる中古車にプレミアムが付いている状態と考えられます。ただし繰り返しになりますが、これは販売店の店頭価格。買取査定が新車価格を超えるわけではない点には注意してください。
② EXECUTIVEは残価率約85%だが、絶対額は1,500万円超
4人乗り最上級のEXECUTIVE(9台)は平均1,527.6万円で、在庫中の最高価格帯。残価率の数字では約85%とベースより低く見えますが、これは新車価格そのものが1,800万円と非常に高いためです。中古でも1,500万円超を維持しており、絶対額で見れば最も高価なLXであることに変わりはありません。残価率は「率」なので、新車が高いグレードほど数字としては低めに出る、という見方の注意点がよく表れています。
③ 先代LX570(V8)は約71%。世代交代で一段下がる
先代のLX570「Black Sequence」(2台)は平均851.5万円で、残価率約71%。現行LX600(V6ターボ)への世代交代と、走行距離が平均5.9万kmと進んでいることが影響しているように見えます。それでも800万円超を維持しているのは、V8・5.7Lという希少性ゆえでしょう。ただし母数2台なので、あくまで参考値です。
④ そもそも母数が少ない。LXは「市場に出てこない」車
注目すべきは、フラッグシップとはいえCPO在庫がわずか30台しかないこと。これはLXが新車で手に入りにくく、手放す人も少ないことの裏返しです。流通量が少ないからこそ中古価格が高止まりする、という需給バランスがリセールの高さを支えています。本記事の数字は「2026年6月24日時点のスナップショット」であり、今後の供給状況で変わりうる点はご承知おきください。
「販売価格」と「買取価格」の差を正直に
記事の信頼性のために、ここは正直に書いておきたいポイントです。今回集計したのは公式CPOの店頭販売価格。ここには、車両仕入れ・整備・保証・販売店利益などが含まれます。
- 一般的に、買取〜店頭販売の差は2〜3割程度と言われています
- たとえば公式CPOで約1,340万円で売られているベースLX600があったとすると、買取査定は950〜1,070万円あたりが理屈上の目安
- 残価率が100%を超えて見えても、それは「販売価格」の話。買取で新車価格が返ってくるわけではない点に注意してください
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まとめ|あくまでも参考程度に
今回、レクサス公式CPOのLX在庫を自分で集計してみて見えてきたことを、最後に箇条書きで整理しておきます。
- CPOのLXは30台と少数。約半数(16台)が売れ筋のベースLX600
- ベースLX600は残価率約107%と、中古販売価格が新車価格を上回る異例の水準。長納期・受注停止によるプレミアムと考えられる
- EXECUTIVEは残価率約85%だが、絶対額は中古でも1,500万円超を維持する最高価格帯
- 先代LX570(V8)は約71%。世代交代と走行距離で一段下がるが、それでも800万円超
- 母数が少なく、LXは「そもそも市場に出てこない」車。需給の逼迫がリセールの高さを支えている
- そしてこれはすべて「公式CPOの販売価格」。買取査定はここから2〜3割低いのが一般則で、残価率100%超=買取で新車価格が返る、という意味ではない
繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にLXを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。










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