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本記事では2026年10月1日時点でレクサス認定中古車(CPO)に掲載されていたLX33台を独自集計し、リセール傾向を分析しています(2026年10月更新・9月比の変化も掲載)。
「レクサスのフラッグシップSUV・LXって、リセール最強って本当?中古でいくらするの?」気になったので、レクサス公式のLEXUS CPOに出ているLXの全在庫を、自分で集計してみました。今回は2026年10月の定点更新版です。あくまでも参考程度に、と先に断っておきますが、RX・NX・UX・LBXに続くCPO分析シリーズとして、公式の一次データでリアルな数字感をお伝えします。
はろしょう✅ 今回やったこと:レクサス公式CPOのLX在庫33台を独自集計(2026年10月1日時点・前回9月は30台)
✅ シリーズ:RX・NX・UX・LBXに続くCPO分析の最新版
✅ 注意点:これは「販売価格」であって「買取価格」ではない
✅ 私はLXオーナーではないので、今回は純粋にデータ視点での分析です
👉 あくまでも個人で分析した参考データです


結論:LXのリセールはどう見えるか
先に結論です。今回のLXは在庫33台と母数が少ないですが、それでも「新車価格に肉薄、グレードによっては中古販売価格が新車価格を上回る」という、他のレクサス車とは一線を画す結果になりました(2026年10月1日時点・発売当時の新車参考価格基準)。
- 👑 主役のLX600ベース(標準)は中古販売価格が約112%(20台・新車価格を大きく上回る水準を維持)
- 🏔️ 「OFFROAD」も約109%(4台※参考・低走行が中心)
- 💺 最上級「EXECUTIVE」は約88%(6台※参考・ただし新車1,800万円が高額なため。絶対額は約1,591万円に上昇)
- 🕰️ 旧型のLX570「Black Sequence」は約69%(2台※参考・V8の先代モデル)
- 🆕 現行グレード“OVERTRAIL+”が中古初登場(1台※参考・2026年式・走行651km・1,628.0万円=在庫中の最高額)
ざっくり言うと「現行LX600は受注停止・長い納期もあって、中古でも新車価格に匹敵する高値で取引されている」という構図です。ただし、これは公式CPOの「販売価格」であって、買取査定額ではありません。残価率が100%を超えて見えても、買取で新車価格が返ってくるという意味ではない点に注意が必要です。実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。以下、33台の集計データで詳しく見ていきます。
なぜLXのリセールを自分で分析したのか
ネット上には「レクサスのリセールランキング」を扱った記事が多くありますが、出典が不明確だったり、買取業者のキャンペーンに紐づくものだったりと、自分の目で確かめた数字ではないものがほとんど。それなら、レクサス自身が販売している公式の認定中古車(LEXUS CPO)の在庫を全部見てみようと思い立ちました。RX・NX・UX・LBXに続いて、今回はフラッグシップSUV「LX」版です。
LXは「リセールの王様」とよく言われる車種です。本当にそうなのか、公式の一次データで確かめてみました。
分析の方法と前提
- データ元:レクサス公式CPOサイト(cpo.lexus.jp)
- 取得日:2026年10月1日時点(定期的にデータを取り直して更新しています)
- 対象:「LX」で絞り込んだ在庫 全33件分の本体価格・年式・走行距離・グレード名を抽出
- 集計:表計算ではなく、公式CPOの絞り込み機能とスクリプトで自動取得
- グレード分類:レクサス公式CPOの正式なグレード絞り込み(現行LX600=標準 / “EXECUTIVE” / “OFFROAD” / “OVERTRAIL+”、先代LX570=“Black Sequence”)に準拠
- 「ベース」の扱い:公式CPO上で「標準」と「LX600」に分かれていた現行LX600の素グレードは、どちらも内容が同じベースグレードのため、本記事では「ベース」として合算(20台)しています
- 新車参考価格:在庫が2022〜2024年式中心のため、2022年1月の発売当時のレクサス公式(lexus.jp)参考価格を基準(ベース1,250万円/OFFROAD 1,290万円/EXECUTIVE 1,800万円/旧型LX570 Black Sequence 1,192万円)
※ 重要な前提:本記事の数値は「レクサス公式CPOの販売価格」です。個人が買取に出した時の査定額ではありません。店頭の価格には、仕入れ値のほかに、陸送や点検整備の費用と販売店の利益が含まれます(中古車大手IDOM〈ガリバー〉の決算補足資料〈2026年1月〉でも、車両の売買差益の原価に陸送費用や点検整備費用を含めています)。実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。あくまでも参考程度にしてください。また在庫は日々変動するため、台数・平均価格は取得日時点のスナップショットです。さらに今回は母数が33台と少なく、EXECUTIVE(6台)・OFFROAD(4台)・LX570 Black Sequence(2台)・OVERTRAIL+(1台)など母数僅少のグレードも含むため、それらの数字は特に参考程度としてご覧ください。
グレード別|CPO在庫の平均本体価格と残価率
まずグレード別に集計してみました。新車価格は2022年1月の発売当時のレクサス公式参考価格と並べています(台数の多い順)。
| グレード(公式名) | 台数 | 平均年式 | 平均走行 | 平均本体価格 | 新車参考価格(当時) | CPO目安比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| LX600 ベース (CPOの「標準」「LX600」を合算) | 20(最多) | 2023.7 | 22,900km | 1,402.7万円 | 1,250万円 | 約112% |
| LX600 “EXECUTIVE” (4人乗り最上級) | 6(参考) | 2023.2 | 24,000km | 1,590.8万円 | 1,800万円 | 約88%※ |
| LX600 “OFFROAD” | 4(参考) | 2023 | 6,750km | 1,402.0万円 | 1,290万円 | 約109%※ |
| LX600 “OVERTRAIL+” (2025年改良の現行グレード) | 1(参考) | 2026 | 651km | 1,628.0万円(最高) | —(2022年発売時基準の本表では対象外) | —※ |
| LX570 “Black Sequence” (先代・V8) | 2(参考) | 2021 | 46,000km | 825.0万円 | 1,192万円 | 約69%※ |
※ 新車参考価格は2022年1月の発売当時のレクサス公式(lexus.jp)価格。現行LXは2025年3月の一部改良でハイブリッドの「LX700h」が加わり、グレードも再編されました。中古に多い旧”OFFROAD”は、現行では”OVERTRAIL+”に置き換わっています(標準・EXECUTIVEは継続)。EXECUTIVE(6台)・OFFROAD(4台)・LX570 Black Sequence(2台)は母数僅少のため特に参考値としてご覧ください。OVERTRAIL+(1台)は2025年改良後の現行グレードで、本表の基準(2022年発売時価格)では残価率を算出していません。LXは全車AWDのため、駆動方式による価格差はありません。


同じレクサスの大型SUVでは、GXが2026年9月24日に一部改良を受けました。価格は両グレードとも45万円上がり、“OVERTRAIL+”はタイヤが一段大きくなっています。公式の資料で改良前と並べた記事はこちら → レクサスGX一部改良|変更点と価格を公式で確認
このLXも、2026年10月1日に一部改良されました。新しく“F SPORT”が加わり、これまでの6つのパッケージは110万円上がっています(LX600は1,560万円から)。公式の資料で改良前と並べた記事はこちら → LX一部改良(2026年10月1日)の変更点と価格
構成比でみるLX中古市場
33台をグレード構成比で見ると、こうなります。
| 順位 | グレード | 台数 | 構成比 | 平均本体価格 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | LX600 ベース | 20台 | 約60.6% | 1,402.7万円 |
| 2位 | LX600 “EXECUTIVE” | 6台 | 約18.2% | 1,590.8万円 |
| 3位 | LX600 “OFFROAD” | 4台 | 約12.1% | 1,402.0万円 |
| 4位 | LX570 “Black Sequence”(先代) | 2台 | 約6.1% | 825.0万円 |
| 5位 | LX600 “OVERTRAIL+” | 1台 | 約3.0% | 1,628.0万円(最高) |



CPOに出ているLXの6割がベースグレードのLX600でした。そしてそのベースが、中古販売価格で新車価格を大きく上回っているのが驚きです。フラッグシップなのに「一番売れ筋のベースが一番値持ちする」という、LXならではの構図が見えてきました。
👉 このLXに近いサイズで、電気だけで走る3列SUVが2026年冬に出ます:新型レクサスTZ徹底解説|2026冬発売・電動3列6人乗りSUV
QC7つ道具で見るLXのリセール
「平均が高い=値持ちが良い」と早合点しないよう、品質管理でおなじみのQC7つ道具の考え方で、33台のデータを多角的に可視化してみました(パレート図・ヒストグラム・層別散布図・層別グラフ)。


📅 前回からの変化(月次定点観測)
本記事は定期的にデータを取り直して更新しています。2026年9月→10月の約1ヶ月で見えた動きはこちら。
- 在庫は30台→33台に増加
- 🆕2025年改良の現行グレード“OVERTRAIL+”が中古初登場(2026年式・走行651km・1,628.0万円=在庫中の最高額)。ほぼ新車の個体が早速プレミアム価格で並んだ
- ベースLX600は1,422.5→1,402.7万円(▲19.8万円・約112%)。9月の急伸から一服も、なお新車+150万円超の水準
- EXECUTIVEは5→6台・1,475.0→1,590.8万円(+115.8万円・約88%)=高額個体の入庫で平均が上昇
| 時点 | 在庫 | LX600 ベース | LX600 “EXECUTIVE” |
|---|---|---|---|
| 2026年6月 | 30台 | 1,340.8万円(約107%) | 1,527.6万円(約85%) |
| 2026年9月 | 30台 | 1,422.5万円(約114%) | 1,475.0万円(約82%) |
| 2026年10月 | 33台 | 1,402.7万円(約112%) | 1,590.8万円(約88%) |
※更新のたびにこの表へ行を追加していきます。半年分たまったら、リセール推移の時系列分析もお届けする予定です。
図から読み取れることを整理します。
- ① パレート図(グレード構成):ベースLX600が20台で6割。EXECUTIVEを合わせると上位2グレードで全体の約79%を占めます。
- ② ヒストグラム(本体価格):価格は1,200〜1,400万円台がボリュームゾーン(ベースLX600)。そこから上に1,500万円超のEXECUTIVE、下に800〜900万円台の先代LX570が分布します。最安でも800万円超という、文字通り別格の価格帯です。
- ③ 層別散布図(走行距離×価格):現行LX600は走行3万km前後でも1,300〜1,500万円を維持。先代LX570(灰)だけが走行4〜6万km・750〜900万円と一段下に分離しています。世代交代の影響がはっきり出ています。
- ④ 層別グラフ(残価率):母数で色分けすると、信頼できる(濃色=9台以上)のはベース(約112%)のみ。EXECUTIVE(約88%)・OFFROAD(約109%)は母数僅少の参考値です。ベースが新車価格ラインを大きく超えているのが一目で分かります。
このように「数字の大小」だけでなく台数(母数)と走行・年式の条件を踏まえることで、LXのリセールの実像が見えてきます。以下、ポイントを4つにまとめます。
一次データから見えてきたポイント4つ
① ベースLX600は中古販売価格が新車価格を上回る(約112%)
最多のベースLX600(20台)は、平均1,402.7万円。発売当時の新車価格1,250万円に対して残価率約112%と、中古販売価格が新車価格を大きく上回っています。2024〜2025年式・低走行の高額個体(10台・平均約1,500万円)が平均を押し上げる構図が続いています。これは「値持ちが良い」というレベルを超えており、受注停止や数年単位の長い納期によって、すぐ乗れる中古車にプレミアムが付いている状態と考えられます。ただし繰り返しになりますが、これは販売店の店頭価格。買取査定が新車価格を超えるわけではない点には注意してください。
② EXECUTIVEは残価率約88%だが、絶対額は約1,591万円
4人乗り最上級のEXECUTIVE(6台・参考値)は平均1,590.8万円で、グレード平均では最高価格帯。残価率の数字では約88%とベースより低く見えますが、これは新車価格そのものが1,800万円と非常に高いためです。中古でも約1,591万円を維持しており、絶対額で見れば最も高価な部類のLXであることに変わりはありません。残価率は「率」なので、新車が高いグレードほど数字としては低めに出る、という見方の注意点がよく表れています。
③ 先代LX570(V8)は約69%。世代交代で一段下がる
先代のLX570「Black Sequence」(2台)は平均825.0万円で、残価率約69%。現行LX600(V6ターボ)への世代交代と、走行距離が平均4.6万kmと進んでいることが影響しているように見えます。それでも800万円前後を維持しているのは、V8・5.7Lという希少性ゆえでしょう。ただし母数2台なので、あくまで参考値です。
④ そもそも母数が少ない。LXは「市場に出てこない」車
注目すべきは、フラッグシップとはいえCPO在庫がわずか33台しかないこと。これはLXが新車で手に入りにくく、手放す人も少ないことの裏返しです。流通量が少ないからこそ中古価格が高止まりする、という需給バランスがリセールの高さを支えています。本記事の数字は「2026年10月1日時点のスナップショット」であり、今後の供給状況で変わりうる点はご承知おきください。
「販売価格」と「買取価格」の差を正直に
記事の信頼性のために、ここは正直に書いておきたいポイントです。今回集計したのは公式CPOの店頭販売価格。ここには、車両仕入れ・整備・保証・販売店利益などが含まれます。
- 実際の買取額は、年式・走行距離・店で大きく変わります。複数社の査定で確かめるのが確実です
- 残価率が100%を超えて見えても、それは「販売価格」の話。買取で新車価格が返ってくるわけではない点に注意してください
ここまでの数字は、レクサス公式の認定中古車(CPO)に出ている車の販売価格です。CPO以外の中古車も含めて在庫を見たいときは、下の在庫の問い合わせも使えます。
まとめ|あくまでも参考程度に
今回、レクサス公式CPOのLX在庫を自分で集計してみて見えてきたことを、最後に箇条書きで整理しておきます。
- CPOのLXは33台と少数(前回9月は30台)。6割(20台)が売れ筋のベースLX600
- ベースLX600は残価率約112%と、中古販売価格が新車価格を上回る異例の水準を維持。長納期・受注停止によるプレミアムと考えられる
- EXECUTIVEは残価率約88%(6台・参考値)だが、絶対額は中古でも約1,591万円の最高価格帯。現行“OVERTRAIL+”の初中古(1,628万円)も登場
- 先代LX570(V8)は約69%。世代交代と走行距離で一段下がるが、それでも800万円前後
- 母数が少なく、LXは「そもそも市場に出てこない」車。需給の逼迫がリセールの高さを支えている
- そしてこれはすべて「公式CPOの販売価格」。残価率100%超=買取で新車価格が返る、という意味ではない
繰り返しお伝えしている通り、本記事の数値はあくまでも参考程度に。実際にLXを購入・売却される際は、複数の販売店・買取業者から最新の見積りを取られることをおすすめします。










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